移住者から定住者になるには

前回、「ゲストハウス=関係人口止まり」の中で挙げた問題点に於いて、

・移住者の気持ちは移住した人にしかわからない。(地域はわからない)

について私の意見を述べたいなと思います。

言葉の通り、ですが、言い換えるならば、

「経験・体験した人しか、その時の気持ちはわからない。理解できない。」

やることによっても、行く場所によっても色々変わってくる。


過去に私は、高校進学で学区外の高校に合格して下宿生活をしたり、大学進学で姉のアパートに居候したり、AUSやCANに留学したり、シェアハウスに住んで運営・管理してみたり、新卒で入った会社で頑張りすぎて軽く精神を病んでしまい、次の仕事が決まっていないのに正社員として働いていた会社を退職したり、短い人生の中で出会った人脈を活用して上京してみたり

など、あらゆることをやって、行動して、引っ越してきた。


その時その時で、やはり思ってることを共有するも共感してくれない人は本当に“全く”わかってくれなかった。
自分と感覚値・価値観が違うのは理解しているが、やはり私と同じ境遇・経験をしてきた人が圧倒的に理解を示してくれた。
また、移住経験のある方達や、地方にいる人からの話を聞くとみんな口を揃えて

「理解・共感してくれる人がいないのはつらい。」

と言った。


聞いた話によると、秋田県鹿角市の初期地域おこし協力隊員の方は任期終了後に

「今後どうすればいいかとか相談できないし、理解者もいなくて辛かった。」

と言っていたそうだ。

更には、上手く関係が築けなかったためなのか、仕事を作れなかったせいなのか鹿角市から離れて言ったそうだ。
その後、鹿角市は必ず2人以上隊員がいる状況をつくることにしたそうだ。
そのような取り決めをしてから、

隊員として任期満了→定住

という形が安定し、割合もぐっと上がったそうだ。
こういう、移住・定住✖️→定住率アップ⭕️にもっていけたのも、失敗あってこそ、意見を聞いて改善しようとしたらかこそだと思う。

鹿角市のように、移住者に優しい環境を提供することで、定住率は少しずつでも上がっていくのだと思う。
そしてその理由は、

「移住者の理解・共感」

あってこそ。

だから私はこれから行く予定の下蒲刈島でシェアハウスを作りたい。

「移住者による移住者のための移住者のシェアハウス」

なにせ私も移住者になるので、理解者がいてくれないと寂しい。
いくら島の人たちがよくしてくれても、悩んだり不安に思うことがなくなるわけではないと思う。
そして、同じ日本であろうと方言も違えば、文化も違う。
そういった小さなストレスが、身を滅ぼす事もあるかもしれない。
私はここで生まれ育ったわけではないから

そんな感じで移住者から定住者になるため、させるためにはどうすれば良いのかという持論を述べてみました。
他にもどんな成功例があるのか、勉強します。

また、「理解者がいたところで、仕事がなきゃ定住できないしょ」って意見もあると思うので、仕事の面に関しては私も詰めていきたいなと。
だって私はこれから家もお仕事も安定したお給料(安いけど)もあるわけですから、私が紹介する人や後に来る人にガッカリされないような仕組みづくりを目指していきたいなと思います。

ひとまず以上!


Bye!


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