HIGASHI Kenjiro

朝夕で違う色合いを見せる京都東山の峰々や、夜桜咲き誇る哲学の道、祇園祭や葵祭、桜花祭と…

HIGASHI Kenjiro

朝夕で違う色合いを見せる京都東山の峰々や、夜桜咲き誇る哲学の道、祇園祭や葵祭、桜花祭とそれに携わる人々が好きで、京都での暮らしを楽しんでます(滋賀県日野町にも棲息。旅芸人で京都にあまりいないけど)。Code for、Decidim、Tableau、Python、大判カメラ。

マガジン

  • 政策参与のおはなし

    2021年4月から務める滋賀県日野町の政策参与としての活動の中でお話したことをまとめています。

  • CivicTech & GovTechあれこれ

    シビックテックとガブテックに関する記事をまとめています

  • Decidimあれこれ

    市民参加型合意形成プラットフォームDecidimに関する講演やメモその他

  • sunabarクロージングコメント集

    Code for Japanが、2020年から行政職員向けに開催しているオンラインハンズオンセミナー(通称、sunabar、https://sunabar.code4japan.org/)において、各回のクロージングでコメントをしているものを文字起こししたものです。実際には、文意がわかりやすくなるように適宜言葉を足したりしています。

  • 京都大学公共政策大学院「地方行政実務」

    2017〜2019年度担当した京都大学公共政策大学院「地方行政実務」(2単位)の授業実況です。授業で使用したスライドと音声を元に、基本的にはそのまま再録しています。授業時点におけるものであり、一部には補足すべき追加情報を入れています。

最近の記事

ボクも石高プロジェクトを知っているよ【政策参与のおはなし(独り言)】

みなさんこんにちは。 滋賀県蒲生郡日野町字西会津町在住(心の中で)のひがしです。 福島県耶麻郡西会津町とはソウルメイトな関係です。 なぜなら、日野町が誇る戦国武将・蒲生氏郷公の肖像画が西会津町に伝わっているからだ(国の重要文化財に指定されている)。日野町の参与である私が西会津町に行くときは、町内にある道の駅に飾られている複製の氏郷公肖像画にご挨拶に行くことを欠かさない。 そんなソウルメイトな西会津のコメは、もはや自分にはありがたい存在を通り越している。とにかくうまいのだ。

    • 【政策参与のおはなし(その23)】答申案に対して意見を述べる(2024年6月4日第7回吉野町行政サービスの変革・新庁舎整備検討審議会)

      これは何?※以下、テンプレ的に吉野町審議会の場合は同じ記載です 2023年11月から設置された奈良県吉野町の審議会「吉野町行政サービスの変革・新庁舎整備検討審議会」の委員になりました。 参与としての肩書で、他自治体の審議会に参画することになったので「政策参与のおはなし」という括りの中で審議会で活動を記録するものです。 審議会では議事概要なども公開されていますので、基本的にはそこの私パートの抜粋を中心にしつつ、最低限の編集(見出しをつけたり、適宜段落分けを追加したりなど)を

      • 【政策参与のおはなし(その22)】地方自治法の改正案に対して意見を述べる(2024年6月11日参議院総務委員会・地方自治法の一部を改正する法律案に係る参考人質疑)

        これはなに?国会の参考人になった 第213回国会(2024年1月26日招集)に上程された「地方自治法の一部を改正する法律案」の審議の中で、参議院総務委員会での参考人質疑にお呼ばれしました。意見陳述で述べた原稿と配付資料(の一部)を再掲するものです。 最終的には議事録として確定する内容が正式ですが、ほぼ原稿のまま読み上げました。また、質疑については当日の動画をベースに文字起こししています。 なお、質疑の中で触れられていますが、2024年1月に日本都市センター「都市の未来を

        • 【政策参与のおはなし(その21)】議論のとりまとめにあたって意見を述べる(2024年4月25日第6回吉野町行政サービスの変革・新庁舎整備検討審議会)

          これは何?※以下、テンプレ的に吉野町審議会の場合は同じ記載です 2023年11月から設置された奈良県吉野町の審議会「吉野町行政サービスの変革・新庁舎整備検討審議会」の委員になりました。 参与としての肩書で、他自治体の審議会に参画することになったので「政策参与のおはなし」という括りの中で審議会で活動を記録するものです。 審議会では議事概要なども公開されていますので、基本的にはそこの私パートの抜粋を中心にしつつ、最低限の編集をしています。 意見を述べました5月20日に会議録

        ボクも石高プロジェクトを知っているよ【政策参与のおはなし(独り言)】

        • 【政策参与のおはなし(その23)】答申案に対して意見を述べる(2024年6月4日第7回吉野町行政サービスの変革・新庁舎整備検討審議会)

        • 【政策参与のおはなし(その22)】地方自治法の改正案に対して意見を述べる(2024年6月11日参議院総務委員会・地方自治法の一部を改正する法律案に係る参考人質疑)

        • 【政策参与のおはなし(その21)】議論のとりまとめにあたって意見を述べる(2024年4月25日第6回吉野町行政サービスの変革・新庁舎整備検討審議会)

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        • 政策参与のおはなし
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        • 京都大学公共政策大学院「地方行政実務」
          8本

        記事

          【政策参与のおはなし(その20)】DX推進室の取り組み進捗について(2024年4月16日DX推進室協議メモ)

          これは何?2022年4月の「政策参与のおはなし(その12)」のその後にあたるもので、設置後2年が経過したデジタル・トランスフォーメーション(DX)推進室の取り組みの進捗について振り返りつつ、今後の方向性について考えたものになります。 年度はじめのメンバーとのミーティングの際にお話したことを再構成しています。協議そのものは、取り組みの共有をしていたり、大きな話もあれば個別具体的な話も出ていたりしています(時間としては2時間強)。ということで、しゃべった順番を入れ替えたり、ある

          【政策参与のおはなし(その20)】DX推進室の取り組み進捗について(2024年4月16日DX推進室協議メモ)

          【政策参与のおはなし(その19)】これまでの議論を踏まえた意見を述べる(2024年3月24日第5回吉野町行政サービスの変革・新庁舎整備検討審議会)

          これは何?※以下、テンプレ的に吉野町審議会の場合は同じ記載です 2023年11月から設置された奈良県吉野町の審議会「吉野町行政サービスの変革・新庁舎整備検討審議会」の委員になりました。 参与としての肩書で、他自治体の審議会に参画することになったので「政策参与のおはなし」という括りの中で審議会で活動を記録するものです。 審議会では議事概要なども公開されていますので、基本的にはそこの私パートの抜粋を中心にしつつ、補足があれば追記する(今回も小見出しをつけました)スタイルでと思

          【政策参与のおはなし(その19)】これまでの議論を踏まえた意見を述べる(2024年3月24日第5回吉野町行政サービスの変革・新庁舎整備検討審議会)

          【政策参与のおはなし(その18)】持続可能なまちの姿について意見を述べる(2024年2月27日第4回吉野町行政サービスの変革・新庁舎整備検討審議会)

          これは何?※以下、テンプレ的に吉野町審議会の場合は同じ記載です 2023年11月から設置された奈良県吉野町の審議会「吉野町行政サービスの変革・新庁舎整備検討審議会」の委員になりました。 参与としての肩書で、他自治体の審議会に参画することになったので「政策参与のおはなし」という括りの中で審議会で活動を記録するものです。 審議会では議事概要なども公開されていますので、基本的にはそこの私パートの抜粋を中心にしつつ、補足があれば追記する(今回は小見出しをつけました)スタイルでと思

          【政策参与のおはなし(その18)】持続可能なまちの姿について意見を述べる(2024年2月27日第4回吉野町行政サービスの変革・新庁舎整備検討審議会)

          【政策参与のおはなし(その17)】これからの行政サービス・役場のあり方 〜デジタルの視点から〜(2024年1月31日第3回吉野町行政サービスの変革・新庁舎整備検討審議会)

          これは何?※以下、テンプレ的に吉野町審議会の場合は同じ記載です 2023年11月から設置された奈良県吉野町の審議会「吉野町行政サービスの変革・新庁舎整備検討審議会」の委員になりました。 参与としての肩書で、他自治体の審議会に参画することになったので「政策参与のおはなし」という括りの中で審議会で活動を記録するものです。 審議会では議事概要なども公開されていますので、基本的にはそこの私パートの抜粋を中心にしつつ、補足があれば追記する(今回は小見出しをつけました)スタイルでと思

          【政策参与のおはなし(その17)】これからの行政サービス・役場のあり方 〜デジタルの視点から〜(2024年1月31日第3回吉野町行政サービスの変革・新庁舎整備検討審議会)

          【政策参与のおはなし(その16)】危機管理体制から考える役場庁舎について意見を述べる(2023年12月25日第2回吉野町行政サービスの変革・新庁舎整備検討審議会)

          これは何?※以下、テンプレ的に吉野町審議会の場合は同じ記載です 2023年11月から設置された奈良県吉野町の審議会「吉野町行政サービスの変革・新庁舎整備検討審議会」の委員になりました。 参与としての肩書で、他自治体の審議会に参画することになったので「政策参与のおはなし」という括りの中で審議会で活動を記録するものです。 審議会では議事概要なども公開されていますので、基本的にはそこの私パートの抜粋を中心にしつつ、補足があれば追記する(今回は小見出しをつけました)スタイルでと思

          【政策参与のおはなし(その16)】危機管理体制から考える役場庁舎について意見を述べる(2023年12月25日第2回吉野町行政サービスの変革・新庁舎整備検討審議会)

          【政策参与のおはなし(その15)】審議会委員としての抱負を述べる(2023年11月30日第1回吉野町行政サービスの変革・新庁舎整備検討審議会)

          これは何?2023年11月から設置された奈良県吉野町の審議会「吉野町行政サービスの変革・新庁舎整備検討審議会」の委員になりました。 参与としての肩書で、他自治体の審議会に参画することになったので「政策参与のおはなし」という括りの中で審議会で活動を記録するものです。 審議会では議事概要なども公開されていますので、基本的にはそこの私パートの抜粋を中心にしつつ、補足があれば追記する(今回は小見出しをつけました)スタイルでと思います。 抱負を述べました12月20日に会議録の速報

          【政策参与のおはなし(その15)】審議会委員としての抱負を述べる(2023年11月30日第1回吉野町行政サービスの変革・新庁舎整備検討審議会)

          【自著解題】市民参画とデジタルプラットフォームの現在地

          これはQiitaの「CivicTech & GovTech Advent Calendar 2023」の22日目の記事です。 2023年9月に、書籍ベースでは日本初(自分調べ)となるDecidim(デシディム)に関するまとまった量のテキストが入った共著を刊行することができました。 第4章 社会の転換のためにどのような方法が試されているか?の1節として「市民参加型合意形成プラットフォームを用いたデジタル民主主義」を担当しています。 この記事は、その内容をご紹介しながら、市

          【自著解題】市民参画とデジタルプラットフォームの現在地

          Code for JapanのGovTech事業って?(2023年10月11日CivicTech Live! #30 - govtech編文字起こし)

          これは何?Code for Japanが定期的に開催しているオンライントークイベント「Civictech Live!」で「GovTech」が取り上げられました(2023年10月)。 イベント自体は、個人パートとしてお話し、その後にパネルトークとして問いかけに対してお話するというものになっています。この記事は、それぞれのパートで私がポイントだと考えていることをお話した部分を抜粋して、読みやすくなるように最低限の編集をしたものです。 本編はYouTubeでアーカイブ配信されて

          Code for JapanのGovTech事業って?(2023年10月11日CivicTech Live! #30 - govtech編文字起こし)

          【政策参与のおはなし(その14)】日野町役場の働き方改革に関して(2023年12月13日日野町議会令和5年12月定例会・本会議一般質問に対する答弁)

          本会議で答弁しました日野町役場が進めている「働き方改革」に関して、参与がどのような役割をしているか、本会議で答弁をしました。議事録としては後日搭載されると思いますが、当日の音声文字起こしをベースに書き起こしました。 過去の答弁 質問と答弁今回は、一問一答方式ということで、「質問」→「答弁」→「質問」→「答弁」という形で何回か往復するスタイルになっています。 質問1 政策参与の答弁1 ご質問ありがとうございます。私の職務につきましては、規則がありまして、また予算のとき

          【政策参与のおはなし(その14)】日野町役場の働き方改革に関して(2023年12月13日日野町議会令和5年12月定例会・本会議一般質問に対する答弁)

          シビックテックと共創

          これは何?はじめに本稿は、「シビックテック(CivicTech:CivicとTechlonogyをかけあわせた造語)」をキーワードに、テクノロジーを活用しながらさまざまな人たちとの連携を通じた地域課題解決を行う共創について説明(※1)するものである。 シビックテック“と”共創となっているが、両者は本来概ね重なっている。その中で「シビックテック」という言葉を用いることで、「共創」という言葉が持つ多様な意味合いを説明しようとするヒューリスティック(問題発見的)なものだと捉えてい

          シビックテックと共創

          【政策参与のおはなし(その13)】参与の2年間の仕事実績について(2023年3月9日日野町議会令和5年3月定例会・本会議一般質問・再質問に対する答弁)

          本会議で答弁しました参与である私について議会でご質問をいただいたので、2021年12月の本会議以来の答弁をしました。議事録としては後日搭載されると思いますが、当日の音声文字起こしをベースに書き起こしました。 過去の答弁 質問 町長の答弁 再質問 企画振興課長(DX推進室長兼務)答弁 再々質問 政策参与の答弁ご質問ありがとうございます。 私の委嘱に当たりましては、日野町参与設置規則というものが制定されています。その第7条において「職務上知り得た秘密を漏らしてはなら

          【政策参与のおはなし(その13)】参与の2年間の仕事実績について(2023年3月9日日野町議会令和5年3月定例会・本会議一般質問・再質問に対する答弁)

          シビックテックを通じた市民参加について(2023年1月18日、公益財団法人日本都市センター「デジタル社会における都市経営と都市政策に関する研究会」第3回研究会)

          これは何?2022年度より、公益財団法人日本都市センター「デジタル社会における都市経営と都市政策に関する研究会」の構成員になっています。 構成員として、話題提供をする番が回ってきたので、事務局と相談して「シビックテックと市民参加についてお話する」ということになりました。 Decidimとシビックテックについての関係や、それが今後何をもたらすか・もたらすべきかについてまとまった話になっています。筋としては、これまで各所でお話していることと基本的には変わりませんが、多少具体的

          シビックテックを通じた市民参加について(2023年1月18日、公益財団法人日本都市センター「デジタル社会における都市経営と都市政策に関する研究会」第3回研究会)