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【政策参与のおはなし(その15)】審議会委員としての抱負を述べる(2023年11月30日第1回吉野町行政サービスの変革・新庁舎整備検討審議会)

これは何?

2023年11月から設置された奈良県吉野町の審議会「吉野町行政サービスの変革・新庁舎整備検討審議会」の委員になりました。

参与としての肩書で、他自治体の審議会に参画することになったので「政策参与のおはなし」という括りの中で審議会で活動を記録するものです。

審議会では議事概要なども公開されていますので、基本的にはそこの私パートの抜粋を中心にしつつ、補足があれば追記する(今回は小見出しをつけました)スタイルでと思います。

抱負を述べました

12月20日に会議録の速報が掲載されました。

(委員長)
それでは今日、皆様方、初顔合わせでございますけども今後この審議を進めて いくにあたってのご所見と言いますか、ご抱負と言いますか、ひと言コメントをそれぞれいただけたら今後の参考にできるかなと思いますので何なりと。

皆さんこれからもよろしくお願いします。そうですね。簡単にご説明をすると、2 つぐらいかなと思いました。

サービスのあり方と職員のあり方の両面から取り組む視点

1 つ目は、ここにも審議会の名前に「行政サービスの変革」とあります。恐らく、それは両面あると思っていて、そもそものサービスをどのようなものとして新しくするかというか、あるべき姿に持っていくかという点と、もう一つは、この庁舎の話にもなるんですが、結局それを担う職員さんの在り方、働き方とか、 その組織の在り方とか、「そもそも公務員って、何だ」みたいな、「どんな働き方をしたらいいんだろう」とか、「今、どういう仕事の仕方をしていて、今後望んでいるんだろう」、そうした点は裏返しで、住民の方が、役場が役場としてある ために、そこで働いてる職員さん、どういう人たちであってほしいかということがすごく密接につながっている。

日野町の職員も230人なんですが、すごく仕事が大変で厳しいというのをよくみんなで考えるんですけれども、恐らく全国の自治体でもそういう状況に置かれていると思います。こうしたことを一から改めて考える中で職員自身も気付く面もあると思いますし、町民の皆さんにもお互い理解し合うみたいなことが大切かなと思います。

実現までの時間を有効に活用する視点

もう一点は、今回短い時間でありますけれども提言書みたいなものを作っていく。その後に、実際にその時描いたものが現実になっていくのはもう少し先なんだと思います。少なくとも、半年後に建てるみたいな話じゃないと思うので。

そうすると、その間の時間をいかに有効に活用するか。それは先ほど申し上げたサービスをつくっていくにも、「明日から新しくなります」じゃなくて、その準備があったりしますし、実際使っていただく町民さんがそれになじんでいくとか、職員さんもなじんでいくといった、その時間をどううまく活用するか、それが私どもの審議会でも半年、6カ月と、6回と伺ってますが、その6回の間にどう機を熟していくかといった、そうしたプロセスがすごく大切だと思います。そうした観点からも私も何かお役に立てればなと思ってます。


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