見出し画像

人の笑い声を聞くだけで癒されている

8/25と9/1に放送された、タモリ倶楽部の空耳アワードを繰り返し見ている。

忙しかった前年度(昨年9月〜今年5月)と比べて、今は突然しかも膨大にひとりの時間ができてしまい、割と孤独に心をやられる寸前の状態にいる(笑)ので、そんな中で、おもしろ映像を流し続け、出演者がひたすら笑っているこの番組で、人の笑い声がコンスタントに聞けることに非常に助けられている部分がある。

星野源が好きという話は前回のnoteに書いたし、彼が出ているからというのもこの番組のこの回を見ている理由としてある。けど、彼に限らず出演者みんなのリアクション・コメントがどれも最高に冴えていて、何度見ても飽きないし同じところで笑うし時々違うところで新鮮に笑ったりもする。

浦沢直樹さんが発言する時に、出演者全体やタモリさんにというよりも、どちらかというと隣の星野さんを見ながら話していることが多いのが地味に面白い。

そしてそれを聞いている星野さんも、いちいち浦沢さんの目をちゃんと見ながら聞いているのがいい。なんでこんな表情なんだ(笑) ふたりのやりとりが先輩と後輩のような、兄貴分と弟分のような感じで微笑ましい。

空耳の面白さだけでなく映像の内容に対してすごく純粋なリアクションをする星野さんもいい。思いもかけない方法で制作されていた映像の裏側を説明された時に、「え!すごいすごい!え!すごいすごい!」とガチで同じことを2回も繰り返していたのは、もう純粋すぎてまぶしい。

映像を勉強しはじめの大学生でもなかなかこんなリアクションできない。まして芸能界でいま第一線を走っていて、主演映画やアリーナライブなんかをガンガンやってる人なのに、こうして素直に驚きや「すごい!」と何かを褒める気持ちを表現できるのが彼の素晴らしいところだと思った。

アメリカにいる今、映画やドラマは英語音声・字幕なしで見ていてまぁ大体の内容はわかるし、面白いシーンで笑ったりもするし、友達と話してて面白いことがあれば当然笑うことはある。

けど、たまにネットで日本の番組を見て笑っていると、脳なのか心なのか、普段とは違うところが活性化されているなぁとすごく感じる。母国語と第二言語だから当然理解度が違う、というのはあると思うのだけど、それだけではないような気もする。

日本人独特の笑いのセンスっていうのがあるのかなぁ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?