藤井風さんの「ガーデン」があまりにもキムジウンな件について

藤井風さんの『ガーデン』
何度か聴いたことある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

心地良いメロディーに惹かれて
何気なくプレイリストに入れて
何気なく聴いていた私

しっかり歌詞に注目してみたら、
あまりにも【キムジウン】さんの
今までアイドルを志してきた過程と
一致しすぎて、この曲に
恋をしてしまいました

今から私なりの歌詞解釈と
彼への愛を綴らせてください


鳥は春を告げて
私は恋をして


ここで私を【キムジウン】に置き換えてみてください

【恋をして】の部分ですが、少し前に誰かが「アイドルという夢は初恋のようなもの」と喩えたことで話題になりましたね

彼がアイドルという夢に恋をしたからこそ、始まった物語があります


素敵な温度だけ
触れさせて この肌で

アイドルという夢に恋した当初は、きっと不安よりも期待や希望のほうが大きかったはず


雲は夏を帯びて
私は目を閉じて
綺麗な時間だけ
追いかけて 尽きるまで

アイドルをしている時が何より楽しいという彼にとって、綺麗な時間=自分がアイドルでいられる時間なんだと勝手に思っています

その時間を長年追い続けてきた彼の姿とも一致します


花は咲いては枯れ
あなたに心奪われ


ここからサビの歌詞に入ります

いつも蝶になりたがる彼は、時々花にもなりたがります

順位発表式では、「大きな花を咲かせます」とコメントしていました


「花が咲く=夢叶う」と連想することは一般的にもよくありますよね
彼はこれまで何度も「アイドルとしてデビュー」をしては、不運な事情で挫折してきました

「咲いては枯れる花」と、
「叶えては挫折してきた夢」
とも合致しますね

ここでの「あなた」は、彼の「アイドルという夢」に置き換えてみてください


それでも守り続けたくて
私のガーデン 果てるまで


彼はアイドルという夢に心奪われ、
諦めきれなかった

何度 挫折しようとも、
それでも夢を守り続けたかった

だから、またこの機会に挑んでくれましたよね

彼の夢追う過程は、まるでガーデン(庭園)のようではありませんか?

彼が大切に大切に育ててきた花(夢)たちが集う庭園

そう考えると、一瞬にしてこの曲が愛おしく感じます


人は出会い別れ
失くしてはまた手に入れ
それでも守り続けたくて
私のガーデン 果てるまで

夢を追う中でたくさんの人に出会い別れがあったでしょう
機会を失くしてはまた手に入れてきた彼とも重なります


夜が秋を呼んで
私は旅に出て
素敵な出会いだけ
待っていて その日まで

そして、新しく「BOYS PLANET」という旅に出た時、かけがえのない練習生やデビューという素敵な出会いが待っていました

この歌詞の部分は、「最後のチャンス」として番組に挑戦した当時、彼の未来への期待と当てはまっているように感じました


だから冬よおいで
私を抱きしめて
その手の温もりで
生きさせて 溶けるまで

「BOYS PLANET」の放送が始まった冬、彼の覚悟とも重なります


花は咲いては枯れ
あなたに心奪われ
それでも守り続けたくて
私のガーデン 果てるまで
人は出会い別れ
失くしてはまた手に入れ
それでも守り続けたくて
私のガーデン 果てるまで


再びサビが入ります
いかがでしょう?
ここまで来たら、歌詞に彼の存在しか感じられないですよね


季節に身を置いて
流れに身を任せ
なるようになるだけ
受け入れて そのままで


番組内での余裕ある様子に対して

彼をよく"知らない人"からは、「本気で最後のチャンスを掴みに来たとは到底思えない」というネガティブな声がありました

彼をよく"知る人"からは、「物事を達観しているようだ」「期待をしないように自制しているようだ」と、そんな風に見えたりしました

私はこう思います

過去の経験も踏まえて、彼が人よりも「どんな結果も受け入れることのできる、器量がある人」なんだと


肝が据わっていますよね
あの余裕ある姿は、ここから来てるんじゃないでしょうか?

流れに身を任せる

物事をそのままで
素直に受け入れることができる

まさに彼の姿勢そのもので、実際、ファイナル曲のキリングパートから外れても「キリングパートができないからって舞台が上手くできないわけじゃないです」とすぐに言える人なんですよね

結果をすぐに受け入れられる人って内省を深めることができるから、次々と新しい挑戦ができます 

これって簡単なことではないですよね
何かしら挫折経験がある人ってたくさんいると思います
私もそうですし、これを読んでるあなたもそうかもしれません
結果を「受け止める」まではできるけれど、「受け入れる」となると心が少し拒絶しませんか?
自分の良いところだけでなく、悪いところや足りないところを認めるって単純だけど、難しいですよね

七転び八起きの彼を知ると逞しい人だと思いますが、そういう部分が違うんだろうなと心から尊敬します

そして、それは、最終8位としてデビューが決定した直後のスピーチにも現れていたような気がします

一部視聴者からは「反応やコメント内容が薄い」なんて言葉もありましたが、彼のファンからはどう見ても「彼らしい」姿でしたね

デビューできることに「信じられなくて驚いてる」と動揺しながら涙を流すメンバーが多数いる中で、
一人落ち着いていつもと変わらない様子でいました

彼が涙を流したのは、センターステージに残されたメンバーを見た時です

デビューが決定した彼の中に「喜び」はもちろん存在したでしょうけど、その事実についてはすっと受け入れることができたはずです

それよりも周囲への感謝、残された練習生への想いやデビューへの覚悟など、もっと細やかな感情が「喜び」よりも遥かに大きく溢れていたんじゃないかと感じました


流した涙だけ
ふりまいた愛だけ
豊かになる庭で
掴んだ手 解き放て 空の果て

とは言っても、彼も人間です
これまで何度も悔し涙を流してきたでしょう

気付いたら練習生たちに囲まれ、愛されているのは、その分、もしくはそれ以上に彼がもっと周囲へ愛を振り撒くことができるからではないでしょうか

彼が豊かにしてきた庭園から、
いよいよ花びらと蝶が舞います
掴んだ手から解き放たれます
これから、2年6ヶ月という
月日と共に

空の果てまで


花は咲いては枯れ
あなたに心奪われ
それでも守り続けたくて
ガーデン 果てるまで
人は出会い別れ
失くしてはまた手に入れ
それでも守り続けたくて
私のガーデン 果てるまで


ここまで読んでいただき
有難うございました

もう完全に彼と一致しませんか?

私は【キムジウン】という存在に出会って以降、こういう何気ないところで彼を感じ、日々愛が増すばかりです

烏滸がましいかもしれないけれど、彼の夢の庭園が果てるまで、私も一緒に守り続けたいと望みます

これから、ZB1として始まる新しい旅路が豊かで心地よいものでありますように
願わくば、幸せばかりが溢れるものでありますように

キムジウンくん、改めて
デビューおめでとうございます
本当にあなたはファンにとって、誇らしいアイドルです

咲いては枯れる花を
何度も守り続けてくれてありがとう

2023.04.23   ete

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