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「why」を考えることが未来を切り拓く

革新的なビジネスを推進していくことにおいて、
「人材」は非常に重要な要素です。

現象は物事によってもたらされるのではなく、
人材によってもたらされます。

また、どんなに素晴らしいシステムやツールがあっても、
それを扱う人材次第で、良い結果も悪い結果も生まれます。

当社には人事理念があり、人材に対する考えを明確に示しています。

「KJ Planning 株式会社   人事理念」
安定と信頼を基盤にして、革新的な思考と行動ができる人を大切にします。

当社のコーポレートサイトに採用情報のページがあります。
この中には、「人事理念」「基本方針」「求める人物像」を掲載しています。

「自ら考え、自ら動き、自ら挑戦する」人材が、私たちが求める人物像です。

この人物像が持つ要素の一つに、「whyを考える」というものがあります。

革新的なビジネスを推進していく。
しかも、圧倒的なスピードで推進していく。

この中で、社員一人一人が「whyを考える」ことは非常に重要です。

社員は組織の歯車の一つではありません。
一人一人は思考と感情を持った、大切な人間です。

上司から指示された仕事だけをやる。
何か社内で気になることがあっても、何もしない。
このような社員ばかりでは、成果は出ませんし、組織は崩壊します。
革新的なビジネスを推進していくことなど、当然できません。

このような状態にならないために、私が社員に求めるのが、
「whyを考える」ことです。この姿勢と行動を求めています。

「なぜこのことをするのか」

物事の目的・意味を考えて動くことです。

仕事であれば、その仕事を行う目的を考える。

目的が明確になれば、主体性が生まれます。
主体性を持って仕事に取り組むと、工夫が生まれます。
結果として、良い成果が手に入りやすくなりますし、
仮に失敗しても、失敗の原因を明確にし、改善につなげます。

「whyを考える」を実践することで、自立型の社員が生まれ、
結果として、自立型組織が形成されます。

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カイゼンを世界に広めた、トヨタ生産方式。

ここでは「なぜを5回繰り返す」という取り組みをしています。
トヨタ自動がトップ企業であり続けていることが理解できます。


私が社員に求めることは、実はもう一つあります。

「社長。なぜこの取り組みをするのですか?」

私へ、この質問をどんどん投げかけて欲しいのです。

当社は、これから更にスピードを上げて事業を推進していきます。
スピードが上がるということは、取り組むべきことが沢山生まれます。

主体性を持って仕事に取り組まねば、業務の波に飲み込まれてしまいます。
そうなってしまうと、心身が疲弊し、仕事に対するやりがいがなくなり、モチベーションも下がってしまうでしょう。
おのずと、会社全体のパフォーマンスも下がります。

もちろん。そうならないように、私も社員に対する声かけなどを行います。

その中で、社員に少しでも意識してもらいたいことが、
「whyを考える」です。

ほんの数分だけでいいので、
「なぜこの仕事をするのか」を考えて欲しいと思っています。

そして私に、
「社長。なぜこの取り組みをするのですか?」と聞いて欲しいです。

スピードを上げて事業を推進している時は、
私からの指示の量が増えたり、私の口調が強くなる時もあります。

「社長からの指示は、有無を言わず取り組まねばならない。」と考える社員も多いと思います。
しかし、そうなると、社員は歯車の一つになってしまいます。
私はそれは望みません。

社内に、社長のイエスマンだけしかいない会社が崩壊した例は沢山あります。
イエス or ノーの前に、「社長。なぜこの取り組みをするのですか?」を聞くことが大切です。

私はちゃんと質問に対応しますし、そう聞いてくれることを嬉しく思います。

「whyを考える」=主体的に仕事をする

何に対してもこの姿勢と行動を大事にし、
自らの力で道を切り拓いていく企業であり続けたいと思います。




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