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希望~ここまでやったら、きっと何かが変わる

伸びる人と伸びない人の差。

第一に、素直かどうか。

ケーススタディを前にしたとき、伸びる人は素直にそこから何を学べるか、何を自分に吸収できるか、必死に探す。まるでビーチに落ちたコンタクトレンズを探すみたいな目で。

「そうはいっても、これはあくまでオモテに出てるだけのものでしょ? ウラではきっと出せない何か・・・モメゴトとか、確執とかさ・・・あるに決まってる。それを隠した上での成功物語だと思う」

こういう人は、伸びない。

第二に、学んだことをすぐに行動に移す。実行する。「自分に取り入れる」というのは、「脳内に入れる」と勘違いしがちだが、そうではない。「行動を変える」「行動に付加する」ということだ。

矢沢えーちゃんが毎日、ボイストレーニングを欠かさずやっていると聞いた。えーちゃんの歌は2022年の現在が最高に良い。声が伸びてる。すごい。これも毎日のボイトレの成果だと思う。やればやるほど、年齢を重ねるほど、良くなるはずだ。

エーちゃんのボイトレ、ぼくにとっては「社会の動きの勉强」に当たる。プロフェッショナルとしてのコア・コンピタンス(中核になる強み)は、ここだから。以来、毎日、出張中も欠かさず、「一日一社の勉强」をやってる。今朝も出張先ホテルだが、5時半に起きて、勉强した。社会でどんな動きがあるのか知ることは、本当に楽しい。今日は、豚骨ラーメンの飲み残しスープからトラックのバイオディーゼル燃料に変える世界でも例のない挑戦をした運送会社経営者の勉强をした。

びっくりした。こんなことができるとは。しかも地方の中小企業だ。たった一人でこの壮大なチャレンジをした。近隣のラーメン店やピザ店から廃油をもらって。店も助かる。これまではお金を払って引き取ってもらってたわけで。まさに循環。勇気もらった。

第三に、やり続ける。

一回や二回なら誰でもできる。分けるのは、「やり続ける」かどうか。たとえば、英語。たとえば韓国語。英語はいまも原書を月に一冊は読むようにしている。韓国語は好きな韓流ドラマでヒアリング。時々セリフを発音。

『アルジャーノンに花束を』翻訳書を読み終えたので、原書『Flowers for Algernon』を出張に持参、移動中などに読んでる。主人公のIQが高まっていくさまを「進捗報告書」というスタイルで文章にて表現しているのだが、英語だとどうなるのか、興味深いこともあって。最初は「progris riport」(progress report)だったり、「write」が「rite」だったりして、でも日本人が英単語を勉強し始めたときの「あるある」だから、日本語よりむしろ英語のほうがわかりやすいと発見した。

やり続ける。才能も、お金も、要らない。要らないけれど、「ここまでやったら、きっと何かが変わる」という希望を持つことができます。


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