合理を叩きのめすためのクリエイション
軽い気持ちで始めた。
note、2年書いてるので、記事も溜まったし、中から自分でも気に入ってるものを選んでnoteベストアルバム作れば面白いなあと。
やってるうちに、これまでの自分の著作、翻訳、公式ブログからも選ぶようになり、あっという間に10万文字超えた。
でも、これは電子書籍だから、紙の本ではできないことをやろうと思っていて、それはそれで良い。10万字の書籍は珍しいし。
欲が出た。
これまで書いた記事が10万字なら、書き下ろしを10万字加え、合計20万字にすると何が起きるだろう。面白いことが生まれるかも。
ページ数、現在が315だから、単純計算で630ページ。紙の本ではなかなか難しい。難しいというか、現在の日本の出版事情だとまず企画段階でボツになる(だから薄っぺらい中身の弱い本ばかりが書店に並ぶ、という悪口は敢えて書きます)。
600ページの本といえば、こんな感じになる。
自分の出版社JOYWOW BOOKSから紙の本を出すとなれば、物理的に紙をたくさん使うのでコストが高くなるのだが(笑)、電子書籍だから知ったこっちゃない。
ということで、昨夜から、書き下ろしを始めた。
テーマは「クリエイション」。
これは10月末に琵琶湖畔で行う「むすび合宿」セミナーで話す内容にする。
セミナー参加者には、この部分はレジュメ代わりに全員にプレゼント。
なぜクリエイションが現在、重要度が増しているのか
シンプル。
面白くない世の中になっているから。
世界にJOY+WOW+LOVE and FUNの総量を増やすのがJOYWOWのミッションならば、
クリエイションをテーマにするのは必須だ。
世の中、面白くなるに決まってる。
ではなぜ、面白くなくなってしまったのか。
合理が大手を振っているから。
合理は簡単やねん。やりやすい。
スーパーやコンビニの無人レジ、セルフレジを始め、「**円コスト削減につながりました」
昨日大津駅隣接のセブンイレブンでのど飴を選んでた。
龍角散のが良さげなのだが、2種類ある。
金と銀。
どう違うのか、まるで情報がない。
客に勝手に選べ、というのだ。
そうだよねー。いま、買い物がすべて、「客が自分で情報集めて、選択しなさい」となっている。
だからぼくはいまだにギターストラップを手に入れられないでいる。
最初は短すぎた。
次は動画も確認し、簡単に取り付け、取り外しできるよ、というちょっとお高めのを買った。
ぼくのギターが特殊なのか、これも、片一方しか入らず、友人にあげた。
そして「まあ、今度も外したらもったいないから安物でいいか」と800円程度のを買った。
短かった。使えない。
ネットショッピングが広がればひろがるほど、買い物という行動に「相談」が消えてゆく。「接客」が限りなくゼロになる。
合理が、水分を拭い取っていく。
ぼくはまず、「合理を叩きのめすためのクリエイション」について、考えようと思う。
さあ、書くぞ!!
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