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こころに明かりを灯してあげましょう

がんこな人。

いくら説得してもうんと言わない。考えを変えない。恩義のある人とか、上司とかから説得され、「表面上」は納得した顔をすることがある。しかし、あくまで表面上であり、底の底の底は反発してる。この時、数ある中の最適な説得論理が本人の的にハマったら納得するだろうか。しない。論理ではない。どんな論理を用意したとしても「いえ、それは**ですから」と反論する。

なぜか。

無明(むみょう)の中にいるからである。文字通り、明かりがない。だから見えてない。道がどっち向いてるやら、わからないのだ。「わからない」と素直に言えればいいものを、プライドやら何やらで、言えない。本人も無明の闇にいることに気づいてない(さらに深堀りすると、前世からの因果でそうなっていることが多いのだけど、話がややこしくなるので割愛しますね)。

ぼくはコンサルタントなので、アドバイスするのが仕事だ。ぼくに限らず、人にアドバイスしたり指導する仕事の人は多いと思うので、今日の話、是非参考にしてください。

がんこな人は無明の闇にいる。

どうするか。

とてもシンプル、こころに明かりを灯してあげる

理屈じゃない。本人が一番コンプレックスに思っていることはだいたいわかります。背が低い、太ってる、学校出てない・・・

それらをすべて「だからいいね」と言ってあげる。褒める。動きがリズミカルだから、ダンスやったらすごくいいと思うよ。福々しくて、こういう人が職場にいてくれると、福の神だね。笑顔が素敵だから、みんなに好かれてるよね。だからあなた何やってもうまくいくよ・・・。

人が鏡を見るとき、どこを見るかと言うと、一番コンプレックスに思っている箇所。ニキビ、シミ、生え際・・・

全体見たら、とっても魅力的なのに、凹んだ箇所だけを見る。そして凹む。凹む状態は、「落ち込む」とも言う。これは何が落ちるのかというと、振動数だ。宇宙のすべての物体(気体、液体、固体)はエネルギーで出来ている。気体、液体、固体、どんな形態になるかはエネルギーの振動数で決まる。で、「うまくいく人は振動数が高い」。「うまくいかない人は振動数が低い」。振動数が高いと、良きことを引き寄せる。理由は聞かないで(笑)経験上、そういうことになっているんです。

だからぼくは常に振動数を高めてる。体温は36.3℃だけど、暑くてたまらない。冬でも暑い。今朝なんか暑すぎて、いまもそうだけど、上半身ハダカでこれ書いてる。もちろん部屋にエアコン入れてるけど、暑くてあつくて。

話を戻すと、「こころに明かりを灯す」と振動数が高まる。すると、道が見える。明るいから。道が見えたら、あとは、本人がどっちへ行けばいいか知ってる。ほうっておいても、正解出す。

こころに明かりが灯っている状態は、エントロピーが高い状態とも言える。

コーヒーにミルクを混ぜるとする。混ぜる前と混ぜた後、コーヒーの粒とミルクの粒に違いはない。数も同じ。しかし混ぜた後は確実に粒たちの「散らばり」は高まっている。これがエントロピー増大だ。ボルツマンの原理であり、式はS=klogW

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エントロピーを増大させると、そのチームの業績も上がる。ぼくはこれをアフリカと呼んでる。アフリカしようよ。どんな場所にも、散らかし屋と片付け屋がいる。がんこな人は片付け屋が多い。散らかす喜びを、体感してもらおう。それだけで、がんこは消えます。こころに明かりを灯してあげましょう。

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