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アイデンティティがキャリアアップのためにコミットメントして

反省してる。
カタカナがいかんのである。

某企業が、本社を遥かヨーロッパの都市に移した。
「グローバリズム」とのことだが、日本の顧客はどうなる。

知ってる
贔屓にする
自分の中に入る

という、顧客との関係三段階をより有効にするためにヨーロッパへ行く、という設計図があるのならまだしも「なんとなくいい感じがする」からやったようにしか見えない。現時点たまたまうまくいっていて、現金も口座にたくさんあるし、やってしまえ。

「グロバーリズム」というとわかったような気になるが、実はわかってない。

90年代のグロバーリズムというのは、要するに「安い人件費の中国で製造し、高く売れるアメリカやヨーロッパで売る」というだけの話だ。

工場としての中国であり、いまは「市場」となった中国でガンガン繁盛してるかというとしてない。中国が経済成長するとともに、そういう企業たちは「次はバングラデシュだ」「次はひょうたんだ」と渡り鳥したあげく、日本に戻ってる。何のこっちゃ。

文章講座で話す内容なんだけど、カタカナは極力使わないほうがいい。

アイデンティティがキャリアアップのためにコミットメントしてノーコードでビズリーチがファーストリテイリングするのです。

何のこっちゃわからん(笑)

反省してる。
カタカナがいかんのである。

昨日、MAIDOの講義で「シンセシス(統合)」と「アナリシス(分析)」と解説した。みんなわかったような、の顔だった。

言い換えれば「引き」と「寄り」なのだ。
覚えにくいしね。シンセシスだのアナリシスだの。

講義後、クリスマスの飾りがあったのでホテルスタッフに写真撮ってもらった。

引き
寄り
さらに、寄り(笑)

事業全体を引いて(俯瞰して)見るのか
個々の製品・サービスを寄って見るのか

で、戦略は変わる。MAIDOのみんな、ごめん。こういう説明すればよかったね。

思えば、漱石はかの名作たちをカタカナの援用をほぼナシに書いた。

親譲りの無鉄砲で子供の頃から損ばかりしている。(坊っちゃん)

吾輩は猫である。名前はまだ無い。

カタカナを使うときは、登場人物の洋風かぶれを揶揄するための小道具としてだった。

「あの松を見たまえ、幹が真直まっすぐで、上が傘かさのように開いてターナーの画にありそうだね」と赤シャツが野だに云うと、野だは「全くターナーですね。どうもあの曲り具合ったらありませんね。ターナーそっくりですよ」と心得顔である。ターナーとは何の事だか知らないが、聞かないでも困らない事だから黙だまっていた。

坊っちゃん

映画タイトルも、味わい深いものが多かった。

For Whom the Bell Tolls 誰がために鐘は鳴る

The Apartment アパートの鍵貸します

今気づいた。うちの社名は株式会社JOYWOWである。
やってるのはコンサルティング、専門はマーケティングとブランディング。

あかんのちゃうか。カタカナばっかりやん。

かといって

株式会社喜び感動

と変えると、なんだかうさんくさい。

コンサルティング、マーケティング、ブランディングを相談、売れる仕組み作り、旗印と変えてもいいが、なんか、違う(笑)

カレーもソースもパスタもラーメンもチャーハンもあかんのか。

まあ、あまり狭くしないでおきましょう。そのほうがお互い、楽なので(笑)

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