いまやSNSの小さな宇宙の中で競合は発生していない
用語の問題の続き。
「競合」も、本質を外しがちな用語だ。
みんながすぐに思ってしまうのは、「同じ製品・サービスをやっているから競合」。
メガネとコンタクトレンスとレーシック手術は「視力矯正」という意味では競合だが、「ファッションアイテム」という意味になるとコンタクトとレーシックは外れる(カラコンの場合は競合する)。
むしろファッションアイテムの場合、メガネは帽子と競合するかもしれない。シーンによる。
新幹線の競合は2020年以来ZOOM。
やっぱりステーキの競合は、ステーキ店ではない。
飲んだ二次会の後、「シメに何する?」が競合だ。なので、競合第一位はラーメン店。
JOYWOWは他のコンサルティング会社を競合と思ったことは創業以来23年になるが、一度もない。
週末にイベント(セミナー、勉強会、パーティ)をやるので、競合はテーマパーク(東京ディズニーリゾートやUSJ)やアウトドアアクティビティ(キャンプなど)と考えていた。コロナを経て、かつ、最近の戦略シフトで、これは変わりつつある。
新しくやろうとしているのはWEBコンサルティングなので、WEB制作会社にとってはJOYWOWは競合に一見見えるかもしれない。でも、製品・サービスでは競合にならない。かつ、JOYWOWは競合が見える市場には出ていかない。なので、どうぞ安心してください(笑)
ドラマで、SNSのフォロワーのライバルを殺めてまで自分のポジションを守ろうという動機が描かれていたが
いまやSNSの小さな宇宙の中で競合は発生していない。
コロナを経て、「リアルに遊ぶって、こんなに楽しいんだね」とみんな再認識した。だから外へ出る。スマホの小さな画面、見るはみるけど、そこまでじゃない。実際、YouTuberたちは再生回数が伸びず、収入減で困ってると聞く。いまやSNSはノイズになってる。特にTwitterがひどい。インスタはそこまで汚染されてないけど。
なので、SNSの個別のメディア・・・インスタ、You Tube、Twitter、フェイスブック、Tik Tok・・・などはそれぞれの小さな宇宙内での競合は無視していい。それよりいまお客さんに一番届くのはメルマガとか紙のニュースレターだと思います。
「競合」についての、チーム内の言葉合わせも、是非。
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