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MEは何しに freee Global Designへ?

この記事は freee Designers Advent Calendar の 23 日目です 🙂

こんにちは、freeeのグローバルチームでプロダクトデザイナーをしているKJです。今年2023年6月にfreeeへ入社しました。

freeeのユーザー様は日頃から紙の領収書や請求書を写真撮って(もしくはスキャンして)freee会計の格納スペースにアップロードしていただいています。デジタルのファイル類を管理ができるこの格納スペース「ファイルボックス」に関わる体験と開発をプロダクトデザイナーとして担当しています。🧾 x📱x 🖥️ = 😃

最近 freeeのグローバルデザインチームで freeeDesignNight Vol4 - YOUは何しにfreee Global Designへ? というイベントを開催しました。

freeeDesignNight Vol4 - YOUは何しにfreee Global Designへ?のキラキラバナー画像

この記事では私がイベントのパネルディスカッションで話した内容、なぜ私(ME 🙂)がfreeeのGlobal Designへジョインしたのかを紹介したいと思います。

読者様にfreeeのグローバルチームにはいろんな考え方や働き方のデザイナーがいるんだ〜、グローバルチームに興味持っている〜、ジョインしたいな〜と思ってくださる方々と結ばれたらすごく幸いです。

We are always looking for people who value diversity and accessibility to connect with and join our talented, humble, very chill, fun-loving, mission-driven team at freee!

Please reach out anytime — even for good coffee ☕ and conversations 🙂

freeeのグローバルチームに入るまでの経歴

建築デザイン大工測量・墨出工btraxTigerspikeAdobefreee 🙂

私はアメリカの大学で建築デザインを学びました。大学卒業後、日本に帰国して日本の伝統的な木造建築から現代的な鉄骨高層ビルまで、幅広く国内各地に赴き、大工・測量・墨出工として20代は物作りに従事していました。

さまざまな素晴らしい一人親方と受け入れていただいた親方のご家族のもとで職人の繊細な気質と物作りに対して熱い情熱を肌で感じながら貴重な経験ができました。振り返る度にお世話になった方々への感謝の気持ちで笑顔になります。

KJが20代の頃大工している様子と古民家再生プロジェクトの画像
20代の頃は大工していた私 — 静岡で古民家の再生と増築

そして2016年に木工職人のホームページ作製を引き受けた事がアナログからUX職に深い興味を持つきっかけとなりました。独学でコーディングの HTML, CSS, JavaScriptを学び、ホームページ制作していたら好奇心が増し、職業訓練校でより深くコーディングとデジタルのデザインをまた情熱溢れた先生方々から学ばせてもらい、アナログな世界からデジタルの世界に入り込んでいきました。

今まで建築を通してデザインを学んでいた事とデジタルの物作りを組み合わせる事で新たな可能性を感じ、自然的にUX職に出会う事ができました。

顧客ユーザー視点から物事を見る姿勢と長所の英語力を活かした結果、UX職でアメリカと日本の企業・スタートアップ・行政機関と連携してビジネスとデザインを促進するUXデザインを専門することになりました。

KJが独学でUXとコーディングを学んでいた時の手書きノートの画像
UI / UXとコーディングを学んでいた時の手書きノート

クライアントワークの経験を活かしてフリーランス(個人事業主)でアメリカのアドビ社と契約を結びました。東京にいながらリモートで世界中にいるデザイナー、QA、エンジニアー、開発に関わる様々なロールの方々とiPad用の描画と絵画アプリ「Adobe Fresco」(アドビフレスコ)のプロダクトデザインやグラフィックデザインツール「Adobe Express」(アドビエクスプレス)のUXリサーチもさせていただいてました。

And now, at freee 🙂
What a really fun journey🎢 it has been.

なぜグローバルチームに入ろうと思ったのか?

自然体で貢献できる 🙂

私は日本で生まれ育った在日韓国人ですが、多国籍が集まるインターナショナルな環境で英語教育を幼いうちから受け、主にアメリカ、韓国と日本を行き来しました。

個人的にはあまり「国」という概念を強く持たず、世界は一つだと思っていますが、国の概念によって特徴的な文化の違いや考え方は尊重しています。デジタルのイノベーションによって今後も人々がさらに交流する成長機会が増えていくと思います。

Childhood photo of KJ and friendsの画像
Me on the right hanging onto my awesome Brother — with our childhood friends 🙂

異なる文化と環境で育った経験により、物事を自然に様々な角度から捉えられるのが私の強みの一つです。今まで培ってきた日本と英語圏の橋渡し役のノウハウをフルに発揮したい、活用したいと常に思っています。

この気持ちで個人事業主として確定申告のタイミングで freeeのグローバルプロダクトデザイナーの募集を見つけました。

私自身、2020年からfreeeのユーザーです。私みたいに経理とビジネスの業務が難しいと感じる方々は沢山いると思います。募集を見て思いました — 日本で経理とビジネスの業務が難しいと感じる方々に寄り添って耳を傾け、freeeのプロダクトがさらに好まれるような改善や広めていく事の挑戦に貢献したい。

募集内容を隅々まで読んでいたらfreeeのグローバルチームを立ち上げた今私のデザインマネージャーであるはるたんに出会いました。

はるたんの記事を読んでいるとグローバルチームを立ち上げて1年、挑戦からの学びや課題を知ることができました。彼は日本生まれ日本語育ち、英語を必死に勉強して身につけ、多国籍チームが持つそれぞれのバックグラウンドの違いの良さに気づき、その違いを活かすことでfreeeで偉大なチームが作れると信じてチャレンジしている事に感動して単純に「この人と一緒に仕事したい」と思いました。

私はなぜfreeeのGlobal Designへ来たのと聞かれると、よく「はるたんに惚れた」と言って笑いをとるのですが、正直冗談でもなく、一生懸命頑張っている人にインスパイアされる事は惚れるのと同じで、堂々と「はるたんに惚れて」と言わせてもらう度にグローバルチームにいる意義を感じます。

Spectrum Tokyo Festival 2023 でグローバルチームが大事にしている価値観をステージで語るはるたんの画像
語るはるたん 🙂 — 言語やロールの違いを超えて、一緒にデザインしていくための挑戦

自分は異なる文化と環境でずっと育った経験により、日本と英語圏の橋渡し役を通じて世界の平和に貢献したいと心から強く思っている人です。自分の自然体がfreeeでフルに発揮できる、活用できる環境だと思い、はるたんとはるたんが挑戦しているのを応援しているfreeeの方々と仕事ができるのは本当に光栄だと思っています。

私はfreeeにジョインする前に、はるたんの情熱を自分の肌で確かめたく、面接期間中、はるたんに直接会いに行きました。様々な領域の人(デザイナーのみならず、どんな職種でも)が集まる、広義のデザインにまつわるライトニングトークを聞きながら、新たな仲間と出会えることを目的としたミートアップ(Spectrum Tokyo Meetupという交流会)ではるたんがfreeeのグローバルチームについてオープンな姿勢で英語で登壇していました。

「この人と一緒に仕事したい。」

建築の旅をしていた20代の頃も「この人と一緒に仕事したい」の気持ちを大事にして尊敬する職人の方々に会いにいき、「一緒に働かせてください!」とチャンスを掴み、困難があった時でもイキイキと楽しく好きな人達と好きな仕事をさせていただきました。今回も同じ。freeeがミッションで掲げている「スモールビジネスを、世界の主役に」、freeeで大事にしている「ユーザーにマジ価値を提供する」、そしてグローバルチームで大事にしている「一緒にデザインしていく」を作り上げ、支えている人達と一緒に仕事がしたい。

デジタルのイノベーションによって今後も人々がさらに交流する成長機会が増えていく。人間本質的な価値観で分かち合えてプロダクト作りをする事って本当に価値のある素晴らしい事だと思います。

I'm here to help and give my all.

今のチームで働く上で大事にしている事は?

Harmony and Empower 🙂

最近自分の開発チームでお互いの価値観を知るために遊んだ価値観ババ抜きゲーム。カードに書かれた価値ワードを自分にヒットする感じを味わいながら大切にしている価値観カードを選んでいくゲームです。ゲームの終了後、自分が選んだカードを使いながらチームに自己紹介します。

私が最終的に価値観ババ抜きゲームで選んだカードは画像にある7枚でした。画像の一番右端にあるカード「調和」から左に向かって順番的にチームに自己紹介をしました。

価値観ババ抜きゲームでKJが選んだ7枚のカードの画像。1 調和、2 人間関係、3 エンパワーメント、4 心地よさ、5 心の平穏、6 創造性、7 努力
最終的に価値観ゲームで選んだ7枚のカード

私はチームで働く上で大事にしている事はまず「調和、Harmony」です。チームと一緒に目標を持つ上で平和な人間関係を構築する事を大事にしています。チームメンバーの一人一人の考え方ややり方を尊重してその人をそのまま受け入れたい。

お互いの繋がりで影響を与えあう力を理解した上で私は一人一人の成長を成功に導くことにコミットして力を与えたい(エンパワーメント)。チームメンバーを信頼して権限を与えることで、その人自身が自主的であり、私はその人の自律的な行動を促す。お互いが信頼できる関係を作るのには相手の心地よさに貢献する事が大事だと思います。心が良い状態で仕事ができるような環境づくりに貢献したい。それによって一人一人のベストワークができて欲しい・ベストライフを生きてほしい。

自分自身、心が落ち着いて穏やかな状態でなければ(心の平穏)私自身のコミュニケーションも荒くなり、デザイナーとしてチームの創造性を引き出す事に貢献できない。何よりも自分が精一杯努力する事はできるので、私は努力にコミットしていれば、大事にしている価値観を体現できる可能性があると信じています。

一人一人にとって、チームにとって、意義ある成長ができて、お互いの良さの積み重ねによって無限で想像もできなかったほどの所に行けると信じています 🙂

こういった価値観でfreeeで素晴らしい仲間と仕事がしたい。私はデザイナーとして、できるだけ多くの協力者と良好な関係を持たせていただき、皆さんとユーザーに価値のある、そして開発に関わる一人一人にとって意義のある物作りがしたい。

And it's gotta be fun, like how life is supposed to be 🙂

  1. Is it Useful?

  2. Is it Enjoyable?

  3. Is it Meaningful?

日々、特にこの3つの質問を自分に問いながら、試行錯誤して仕事と人と繋がる事を楽しんでいます。

おわりに

今回の記事ではなぜ私がfreeeのGlobal Designへジョインしたのかを紹介しました。下の画像はチームでパネルディスカッションをしている所です。Casually we sit on stage — this is our Global Design Team flavor 🙂

2023年12月に開催したイベント — YOUは何しにfreee Global Designへ?— Sitting casually on stage is Awaさん, はるたん, Shota, Vii, and KJ for panel discussionの画像
Awaさん, Hal, Shota, Vii, KJ (me) — respect, admire, love them All

読者様にfreeeのグローバルチームにはいろんな考え方や働き方のデザイナーがいるんだ〜、グローバルチームに興味持っている〜、ジョインしたいな〜と思ってくださる方々と結ばれたらすごく幸いです。

これからもfreeeのグローバルチームについて記事を書きます。次回はもっと具体的に「働き方」について、私がどのように今まで培ってきた日本と英語圏の橋渡し役のノウハウをfreeeで活用しているかを紹介したいと思います。

明日は、Wozさんの記事です 🙌
I love Woz! He is kind, a great listener and observer, has a wonderful sense of humor, and really cares about enriching people's lives through design. Thank you Woz, always for your care. ぜひお楽しみに!

Thank you for reading.
Until next time 🙂
Ta-ta 👋


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