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正直逃げ出したい、でも絶対逃げない

■本日のコラムの音声ver

■活動の経過報告

昨日はベトナム🇻🇳人の子どもたちのところに行ってきたんですが、僕の体調が最悪やったので、たまにはいいかと思って最初の45分だけ授業してあとは結構ラクな感じで遊ばせました。僕も支援の現場で寝転んでたくらいです。笑

寝ながら女子大生と話していたのですが、気づいたら子どもがこんな絵を描いてました。アイスクリームかなと思ったら誕生日プレゼントとケーキとiPhoneみたいです。笑

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■俺は逃げるような人生を送ってない

僕は23年間遊んできた人間です。だから社会から排除され遅れを取ってきました。だからのんびりしている暇などないと思って毎日生きてます。でも、ここ最近は正直逃げたいと思うことが多いです。昨日も本当にしんどかったので。

僕は朝5時から22時までやる毎日を送ってるのですが正直追いついてないです。勉強して活動してもう夜になると結構きついんだけどそこからも何かしらウォーキング、筋トレ、ストレッチ、コラム作成、語学の勉強などやることが多いからです。

ちなみに気づいたら少しずつ筋肉もつき始めてきたし、身体はだいぶ柔らかくなってきました。英語も少しずつ上達してるし、頭にどんどん知識が蓄積されてるし、支援することで経験を積んで、子どもたちも確かに成長しています。だから5年後はまた別世界、別次元に僕が立ってることは間違いないです。

筋トレとストレッチはいつも夜にやってます。英語の勉強はできてないから運動してる時や、活動で子どもたちの横に座ってる時に復習したりしてなんとか工夫しながらやってます。無理のない範囲で少しずつやる。これが上達のコツです。

てか毎年時間の流れがはやく感じるようになっているのでこのままだったらすぐ40歳になってるなー。もうちょいで4月ですからね。ありえないくらいはやいです。昨日ベッドで横たわる時「 えっ、もう24時間経ったのか 」と思いました。

最近読んでるアフリカで性暴力の被害に遭った女性を人生において救い続けてるデニ・ムクウェゲ氏の本を読んで、そして日本で苦しんでる人、もがいてる人のことを考えると逃げたいなーと思うことはあっても「 これは幸せなことだ 」と言い聞かせてムチを自分に叩いてます。

さらにムクウェゲみたいにこれまで他人に殺されかけたことなど一度もないし、彼と自分を比較すると今の自分の生ぬるい生活と状況で逃げてる場合じゃないよなーと勝手に思うし言い聞かせてもいます。

僕は33歳。体重維持のために35度の中、毎日外を10キロ歩いてるのですが、歩きたくねーって思ってる今日に限って外はカンカンに晴れてます。最近は昼晴れてなくて数日しっかり毎日歩いてる時は休むこともあるんですが、気持ちが上向かない時に限って晴れてるし昨日休んだりしてます。

だから行きたくないけど絶対に行かないといけない。しんどいんです。活動行く前も最近は「 あぁーいきたくねーなー、休みてー 」と思うことが多いです。さらに頑張って自炊しようと思って最近はカレー作ったりしてたんですが、失速気味。もう料理作る気とかしないからデリバリーに偏ってしまってる。

てか上手い飯食って酒飲まないとやってられないです。それが唯一の楽しみですから。逃げたいです。ダラダラしたいです。だから今日はタスクだけきちんとやって昼からバイクで叫びながら走ろうと思ってる。

なぜならダラダラしたら、忙しくなくなったら余計なこと考えてネガティブになったり成長が止まってしまうから知らない場所に行って景色を楽しむのがいいんです。

こんな感じで今の僕を一言で言えばやることが多いだけに鎖で縛られたかのような状態なんです。止まりたい、休みたい、でも休めない、止まれない。

しかしこんな悩みを抱えられてることがいかに幸せかはムクウェゲ氏の人生を見ればわかるんです。彼の人生はもはや映画です。何回殺されそうになってるんだって話です。奇跡的に今まで67年間生き続けて、そして多くの女性を救ってきたことが本を読んでてわかるので同じ地球で、世界で生きてるとは到底思えないんです。

例えばジャングルの中を敵から射撃を受けながら車でアクセルベタ踏みで走ってなんとか助かって、敵が沢山いる空港に着陸した飛行機に全速力で走って扉が開いた瞬間に飛び乗ってそのまま離陸とかトムクルーズのミッションインポッシブルかよって話です。

それと、日本にも挑戦できない人、どうやっても這い上がれない人、報われない人が沢山います。「 どう頑張っても無理 」な人からしたら頑張る気力が湧いてきて、自分次第でどうにもできる状況な僕ってすごく幸せだと思う。羨ましいと思う。

僕は全力で貢献するために、勇気を与えるためにかっこいい自分でいないといけないと思ってる。仕事や勉強できるだけじゃダメ。パーフェクトにならなあかん。

僕は活動で成果が出始めたら見た目を一気に鍛えて磨きにかかります。もし僕が若い時みたいに見た目を磨いたら「 子どもやシンママのために頑張ってるKJさんはかっこいい!高身長でスタイルいいしイケメンだ! 」って1億%言われる自信があるからこそ全力で磨きをかけます。

その方が勇気を与えられると思うから。デブ、ハゲ、だらしない。そんな人間は悪影響でしかないので教育などする資格はないです。

■知識がないとそもそも貢献できない

僕は本当に苦しんでる人、過酷な状況の中にいる人がこのコラムを読んだ時のことをたまに考える。すると「 声をかけてあげられない 」という結論に至る。ここをボンボン育ちやし挑戦できる環境で育ってるから悔しいと思う。

例えば、

・挫折を乗り越える方法
・モチベーションが下がった時の対処法
・諦めるな!

とかネット見てたらたくさん出てるけど、僕は日本で貧困で苦しんでる方に「 諦めるな! 」なんて絶対に言えない。「 そもそも挫折もモチベも諦めるもクソもあるかよ 」っていう状況下にいる方が実際に日本にたくさんいるから。つまり、「 どう頑張っても無理 」な状況。まさに無理ゲー。

資本主義社会が生み出した格差による「 不公平 」と寝ぼけてる日本人が生み出してる「 理不尽 」は異常です。

もちろん本当に苦しんでる人を側から見たら「 えっ、こうしたら脱出できるのに 」と思う人はいるかもしれないけど、どう頑張っても無理な人は基本的に情報弱者の可能性が高く脱出する方法をそもそも知らないんよね。

だから支援者は知識たくさん入れておくことが本当に大事で、困ってる人の状況下のパターンをたくさん知っておけば最適なアドバイスを送ることができる。特にボンボン育ちの俺は当事者の気持ちがわからないし共感できないからこそそこを知識でカバーするしかないと考えてる。

例えば、貧困に陥ってる人の中には国が助けてくれる制度を知らない人もたくさんいる。そんな人がどうすることもできない中で苦しんでたとしたら「 諦めるな! 」とかアホなこと言うよりも「 国にこういう制度があるのでこの制度使ったらいいですよ 」と声をかけた方がその人にとって何倍も役に立つと思わない?

つまり、上記の3つの例えは僕みたいに挑戦できる人、仕事が普通にできる人などに向けられた言葉であり、挑戦できない人、普通に仕事ができない人へ適格なアドバイスできる人って世の中めちゃくちゃ少ないと思う。そういう情報自体がネット見てても少ないし。

引き続き苦しんでる人の置かれてる状況、パターンをもっと知らなあかん、勉強し続けないとあかんなと。

カンボジア🇰🇭はなんとこのタイミングでワクチンの接種証明なし、隔離なしで入国できるようになったので、いよいよ6月に1年半ぶりに日本に帰る可能性が高くなってきました。日本に帰ったらひたすら行きたい店で美味い飯食って児童施設や子ども食堂などにお邪魔させてもらう日々を送ろうと思う。

途上国カンボジア🇰🇭で子どもに支援してる経験を元に、日本で一体どんな景色が見れるのか楽しみです。俺の経験を話して日本で活動してる人たちの役に立てたらそれはそれで貢献できると思うし。

最後話逸れたけど、俺は休むけど逃げません。でももっともっと強くなって活躍するために今日はゆっくり過ごそうと思う。みんな時間はかかるけど待っててくれ、俺はこのコラム読んでる人に貢献して絶対スターになってるからさ。





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