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Vol.12「4月20日。ついに、キヅキランドがオープンしました!」

みなさんこんにちは。キヅキランド通信編集部です。キヅキランド通信では、これまで、みなさんにキヅキランドというプロジェクトについて、そのコンセプトや思いをお届けしたり、昨年夏に開催されたワークショップの様子をレポートしたり、関わっている様々なプロフェッショナルたちのインタビューをお送りしたりしてきました。そして……

いよいよ、キヅキランドがその全貌を明らかにする日がやってきました! 本日4月20日、オープンです!

キヅキランドそのものの仕組みやどういったことができるのかということについては、これまでもワークショップレポートでご紹介してきましたが、改めてご説明しましょう。

キヅキランドでは、日常の何気ない風景を捉えたムービーを観察して、不思議に思ったことや発見したこと(これを「キヅキ」と呼びます)を画面に直接書きこめます。このメモれるムービーが現在サイトには13本ありますが、初めに見ることができるのは3本だけです。いろんなムービーを視聴しながら観察し、書きこんだりしていくと、見れる動画がどんどん増えていく仕組みです(トータルの動画もそのうち13本より増えていきます!)。

動画の例

キヅキランドの中ではこれらのムービに書きこみができるほか、「へえ!」「おもしろい!」と思った他の人のキヅキにはくしゅ(拍手)ができたり、他の人のキヅキに自分の考えを書き足したりもできるんです。みんなで一緒に、不思議や発見をふくらませていくことができる、というわけです。

キヅキランドでできること
【メインビジュアル】4_2_キヅキを書く_目玉焼き
【メインビジュアル】3キヅキを重ねる

そして、今回のグランドオープンに改めてみなさんにご紹介したいキヅキランドのキャラクターが二人います。

【キャラクター】キヅキング

こちらはキヅキング。この世界をキヅキであふれた楽しいところにしたい
と考えている、キヅキランドの王様です。彼自身は、キヅキを見つけるのが得意ではないので、住人たちが見つけてくれるキヅキを、なによりも楽しみにしています。

【キャラクター】キヅツキ

こちらはワークショップ版でもよく登場して参加者のみなさんをサポートしてくれたキヅツキです。グランドオープン以降も、キヅキランドを体験するみなさんにアドバイスをしてくれたり、書いたキヅキを運んでくれたりする、キヅキランドの案内役。キヅキランドを発展させるために、いつもいそがしくあちこち飛びまわっているので、ぜひ一緒にキヅキランドを体験してみてください。

キヅキランドについてのあれこれは、こちらの「案内所」にまとめていますので、ぜひこちらからもいろいろ見て知っていただければと思います(キヅキングとキヅツキからのメッセージもありますよ!)。

また、今回のキヅキランドオープンに際して、企画開発した稲盛財団の金澤しのぶ理事長が発表したコメントを一部抜粋して、キヅキランド通信をお読みのみなさまにもお届けしたいと思います。

……文部科学省は現在、学校にコンピュータやネット環境を整えて学習活動の充実を図る「GIGAスクール構想」を掲げており、その取り組みは、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて、前倒しで進められています。また、コロナ禍以降やむにやまれず外出できず、タブレット端末やネットを利用して、自宅で学ぶ体験が求められるようになりました。キヅキランドはそんな時代に適応した、こどもたちの新しい学びの場だと考えています。(中略)
 きっかけはイベント*が開催できなくなったことによる方針転換でしたが、開発を進めるにつれ、ウェブサイトであればこどもたちが日常的にキヅキを深めることができると、前向きに考えるようになりました。開発に関わった職員は童心に返り、自分が面白いと思えるものを作り上げてくれたと思っています。オープンした後も改善して大切に育てていきたいと考えていますが、まずはこどもたちに体験してもらいたいと考えています。キヅキランドが、こどもたちの好奇心や想像力、自由な発想であふれる場に成長し、面白いキヅキがたくさん見られることを、楽しみにしています。 (稲盛財団理事長・金澤しのぶ)
*2019年に開催した「こども科学博」。コロナ禍により2020年に開催できなくなったことがキヅキランド企画開発のきっかけとなった。詳しくはこちら

次回のキヅキランド通信は4月27日ごろ。5月に開催するワークショップについておはなしします(募集は始まっているので記事を待たずにご応募いただいても構いません)。それではまた!

0521_ワークショップバナー


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