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仕事における透明度

「あの人は仕事中に何の作業をしているのか?」
「現場は忙しいのにあの人はきっと暇だろう。」

「この仕事は何のために進めているのか?」
「この作業は何の意味があるのか?」

現場ではこういった声が挙がりがち。

逆に管理職側では、
「何でいつも現場の仕事は進捗が悪いのか?」
そういった声が挙がりがち。

挙がりがち、というだけあって、
(一概に全部がそう、とは言えませんが)
一般的に現場の人達は
キャリアアップを経て管理職に付くので、
このキャリアの過程を踏んでいないことに
一因があると思います。

また、管理職が別の部署に所属しているケースでは、
現場の業務がどのように進められているか
詳細を知らない、ということも一因にあると思います。

要は、お互いよく知らない、です。

当たり前のことと思うかもしれませんが、
何のために仕事をしているか、
その目的の共有はとても大事だなと感じています。

目的を把握していれば、
やらされているという感覚が、
やっているという意識の変化に繋がります。

また管理職は、どういう目的で、
普段どんな業務をお願いしているか、
会社としてどういった目標があるのか、
細かいところも含め
可能な範囲で共有することも大事だと感じます。

現場業務の経験を経て
管理職に携わらせているので
このような気づきがありました。

ただ、双方の業務を経験している人は
世の中では限られていると思います。

お互いの感情、お互いの大変さ、
双方が完全に理解するのは難しい内容ですが、
お互いを理解しようとする、
そういった姿勢がより良いチーム
より良い組織に繋がるんだろうな、と。

ここまでお読みいただき
ありがとうございます。


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