多様性が理解される時代に必要なこと
最近「多様性」「ダイバーシティ」という言葉をよく見聞きするようになりました。その意味は、企業などの組織においては「個人の属性にかかわらず、さまざまな人々が自分の個性を生かして活躍できること」と理解されています。
しかし、日本でこの理解が一般的になってきたのは、2018年に経済産業省が「ダイバーシティ2.0」を提唱して以降のごく最近のことです。2010年頃、まだ私が企業の人事の責任者をしていて、私は「個性を生かした活躍」をダイバーシティとしていましたが、多くの企業では「女性活躍