きざはし
先の見えない時代を見据える、“きざはしのまなざし” 代表の吉田善実が日々感じたこと、新たなアイデアやチャレンジ、そして人事やキャリアを中心にした世の中の動向などを、オリジナルな視点で綴っていきます。ご期待ください!
先の見えない時代を進む、“きざはしのあしあと” きざはしおよび代表の吉田善実がクライアント企業様と取り組んできた様々なアイデアやチャレンジの中から、選りすぐりのトピックスをご紹介していきます。
最近「多様性」「ダイバーシティ」という言葉をよく見聞きするようになりました。その意味は、企業などの組織においては「個人の属性にかかわらず、さまざまな人々が自分の個性を生かして活躍できること」と理解されています。 しかし、日本でこの理解が一般的になってきたのは、2018年に経済産業省が「ダイバーシティ2.0」を提唱して以降のごく最近のことです。2010年頃、まだ私が企業の人事の責任者をしていて、私は「個性を生かした活躍」をダイバーシティとしていましたが、多くの企業では「女性活躍
某転職支援サービスのテレビコマーシャルで、「どの会社でも通用するスキルがないとな。」というセリフがありました。はたして、「どの会社でも通用するスキル」はあるのか?、あるとすれば、それは何なのでしょうか? このテレビコマーシャルの「どの会社でも」が、同じ業界の会社なのか、日本の会社なのか、世の中すべての会社なのか、どの範囲を指しているかはわかりません。 範囲によって多少変わりますが、「どの会社でも通用するスキル」となると、コミュニケーション能力や、社会人の基礎的な知識・能力な
私が若かったころは、仕事帰りによく上司や先輩、同期どうしで飲みに行っていました。仕事がうまくいった話をしては先輩から「調子に乗るな」とたしなめられたり、失敗した話をしては「大したことない」とはげまされたりしました。今となってはなつかしい思い出です。 仕事帰りに飲みに行って仕事の話をすること仕事帰りに「飲みに行って仕事の話をする」ことについてはさまざまな意見が言われていますが、私は、キャリアという観点で見てみると、ある重要な役割を果たしていたと考えています。 人は、体験したこ