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ZEB Ready認証?夏だからエネルギーの話を。

エコといえば

レオナルド・ディカプリオが好きです。

『タイタニック』や『ロミオとジュリエット』の若かりし頃ももちろん素敵ですが、私は『ブラッド・ダイヤモンド』の頃のイケオジ レオ様がたまらなく好きなのです。あんな人になりたいと恋い焦がれ、待ち受け画面もレオ様です。以前はレオ様の誕生日「1111」をパスワードにするほどでしたが、さすがに分かりやすすぎて危ないので変えました(アテネでスマホが盗まれてロック解除されたことが......)。

ハリウッドで大活躍の俳優、というイメージかもしれませんが、彼は環境保護の活動でも実績があります。今回環境にまつわる話を書こうとしたのですが、真っ先に出てきたのがレオ様でした。失礼、本題を……。


ZEB Ready認証とは?

さて富山市中心部の喜代多旅館は、ZEB Ready認証をいただいております。2019年に旅館がリノベーションしたタイミングで、かなり革新的なチャレンジ(と私は思いますよ!)があったのですね。

ZEB(ゼブ)とは、Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の略称で、快適な室内環境を実現しながら、建物で消費するエネルギーをゼロにすることを目指した建物のことです。 (環境省 ZEB PORTALより)http://www.env.go.jp/earth/zeb/index.html

つまり、建物自体でエネルギーのエコ活動を行なっており、環境にやさしい、ということ。


以前コロカルさんにて丁寧にご紹介いただきました。

喜代多旅館のおもしろさは、北陸にある民間宿泊施設のリノベ物件として唯一、ZEB Ready認証を取得している点も挙げられる。
(略)
「省エネ」で基準一次エネルギー消費量を50%以下まで削減した結果、
リノベーション物件では珍しく認証された。一般社団法人〈環境共創イニシアチブ〉のホームページにも、レアな事例として掲載されている。

では、具体的に何をやっているのかと言いますと......

喜代多旅館のエコな取り組み

喜ばしいことに現在 喜代多旅館では、「建物の設計一次エネルギー消費量 63%削減」に成功しています。

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その主な理由は、

1、ライトが自動センサーで、必要なときだけつくから

客室をはじめ、廊下や階段、ラウンジなど共用スペースも自動センサーを取り入れております。人がいない時間帯はシーンと静まりかえっていて、人が現れるとパッと明るく照らしてくれます。

宿泊施設なのに明かりのつかない時もあるって、なんだか意外ですよね。それがエネルギー削減の秘訣なのです。

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2、二重窓で無駄が少ないから

二重窓があることで、路面電車のガタゴトという音や北陸の冬の寒さからも守ってくれます。特に外気との気温差が激しいときは、二重窓が救世主!

太平洋側出身の私は、建物の構造まで北陸仕様で当初ビックリしたものです。この辺りではコンビニのドアも二重になっている店舗がありますもんねー。


以上、ちょっと珍しい取り組みですが、今後もご注目ください。


SDGsを心がけて

ちなみに富山駅ユーザーなら、駅前にデカデカと掲げられたSDGsのカラフルな目標17を目にしたことがあるのではないでしょうか?

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SDGs(持続可能な開発目標)とは、2015年9月の国連サミットで採択された、「誰一人取り残さない」持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現のため、2030年を年限とする17の国際目標のこと。

富山市の図書館や書店でSDGs特集を取り上げられている場面を見ましたし、富山全体で力を入れているのかな?と実感しました。エネルギーの話は、「7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに」「13 気候変動に具体的な対策を」に合致ですね。


リノベーションの打ち合わせ当初はそんな予定はなかったそうなのですが、気づいたらエコな旅館が誕生していた!?というところでしょうか。(良いことです♪)

何がどう違うのか?は泊まってからのお楽しみですよ、多分!


スタッフJ

休んでかれ。