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【5作目・千秋楽】第二回あなたの記事から絵を描きます【 #記事から絵】

こんにちは、清世です。
自主企画『第二回 あなたの記事から絵を描きます』(通称:記事から絵)5作目をご紹介します。ラストだよ!

企画『記事から絵を描きます』詳細はこちら

1.Kaoriさん/25年前、初めて自分の力で「書く仕事」を得た日のこと。


元記事

2.記事とKaoriさんについて

記事は、タイトル通りフリーライターになるまでの心情、仕事になったときのことが書かれています。

夢と現実の葛藤も。

なんだかパッとしない日々。
周りの友達はみんな普通に就職したし、そうでなければ大学院に行ったり結婚したりしている。
私だけが何もない。

この企画最初の作品に取り組む前に5名の方の記事にざっくり目を通したんですが、その時点で涙ぐんでしまいました。

わたしも、「私だけが何もない」という思いをかなり長く患っていたので、記事の展開や続きを読み、深く考え、思い出すことが多くありました。

さてそんなKaoriさん。フォロワーがめちゃくちゃたくさんなのでわたしが紹介するまでもないですが唎酒フリーライターnoterさんです。プロのライターさんですね。

この世の中のあらゆるものはすべて、誰かの手で、誰かの仕事でできているのだと、そんな当たり前のことを実感できる。
だから、私は「普通の人」のことを書きたい。
有名人のインタビューなど、特にやってみたいと思ったことがない。
どこにでもいる平凡な「普通の人」の生き様や想い、仕事に対する情熱などを聞きたいし、書くことで表現したい。
(取材の面白さは、人の生き様を少しだけ垣間見れることだ。 より)

Kaoriさんとは第一回『記事から絵』の後半あたりからご縁ができたような気がします。
ちなみに9月に行った京都1DAYでは唐突に開催場所の相談をさせていただいてました。その節は大変お世話になりました。ありがとうございます!

3.制作と解説


記事の内容がお仕事、そして「書くこと」という非常にnoteらしいテーマ

読んで琴線に触れた部分

この時、「まだ書いていていいんだよ」と神様に許された気がした。
それが何よりも嬉しかったのだ。
私は、まだ、書くことをあきらめなくていいんだと、そのことにホッとしていた。
そして、取材相手やクライアント、読者に、自分が書いたものを喜んでもらえると、今でもあの時と同じようにホッとする。何者かに許された気持ちになる。
私は、まだ、書いていていいんだ、と。

このあたりをベースに、自分の想いを振り返りながら記事を何回も読み、描き出しました。

わたし自身は現在独立に向けてようやく具体的に動き出せたところなんですが、「許された」や「まだ」書いていい、という部分は非常に共感できます。

何者でもない・なれない自分がいたことを知っているから。

唯一無二のゆうめいじんになりたーい!って気持ちではなくて、自分が選んだ道に対して自信が持てなくて、それも続けることと、圧し掛かる無意味さとの葛藤が続いていました。だから、いまでも皆さんからあたたかいコメントやサポートをいただく度に描いていてよかったと思っています。

描き続けることを許された感覚、心の底から「生きててよかった」、、言い換えれば生きることを許されている。

そんな想いを日々持っています。

わたしの話が長くなりましたが、そういったことって、絵を描くだけじゃなくて「書く」も同じなんだろうなと思いました。

20年以上続いているプロのKaoriさんですら、その想いを抱いている事実。
noteという場所。表現したい者が集う街。
あきらめなくていいおこない。許される気持ち。言葉を扱って届けたいひとやもの、想い。


それらを、たったひとつの絵にするならば。 



『祈り』(部分)


ボブヘアと服はご本人の公式写真から想起。
アナログ鉛筆で人物と背景の下絵を別々に描き、アイビスペイントで合成、彩色。

いつも自分を成長させてくれるのは、一歩踏み出す勇気。
怖いけど、努力も必要だけど、昨日より一歩前に進めたら、きっと小さな奇跡が起こる。
引っ込み思案な自分が出てくる時、私はいつもこのことを思い出して、自分を奮い立たせている。
(小さな奇跡を起こすのは、いつだって一歩前へ進む勇気。 より)

全景高画質はPC壁紙サイズでeluにて販売しております。プロアマ問わず、言葉を扱う人たちに届きますように。


いかがでしたでしょうか?
あなたにも届いたら幸いです。

Kaoriさんのnoteはこちら。

フィードバック記事

Kaoriさん、ありがとうございました!

4.今後

このあと総括記事を書きまして、第二回『あなたの記事から絵を描きます』は終了したいと思います。

そして!
11月からは個人依頼のお仕事にとりかかりつつ展覧会の制作や広報をnoteにて開示していきます。
ちらほら噂が流れ問い合わせも頂いておりますが展覧会の日時と場所は2022年1月29日・30日東京です。

おたのしみに!

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