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【アナログ絵制作記⑤】デジタルの恩恵

今日も下絵をつくります

【アナログ絵 制作記】
その①初回:アイデア・ネタ出し、テーマ決め
その②資料を探して三千里以下
その③よし、一発だ
その④もくもく下絵をつくります

取り込んだデジタル一覧


色下図はデジタルを使います。
タブレット端末を装備する前は色鉛筆や水彩絵具、iPhoneのお絵描きアプリでチマチマ色を作ってました。

色下図の目的は読んで字のごとく色のイメージをつかむのが目的です。
なので、この時点で手描きにこだわるのは無駄な労力だなあと思ってデジタル併用しています。

絵に関して、どこまでも手描き派というか、最初から最後まで手描きにこそ魂が宿るという方は一定数いらっしゃると思います

が、わたしは目的に沿って時短できればよいと考えてます。
伝統工芸品の製図って今ほとんどパソコンですし。

デジタル機能が発達して、手描き水彩風も油彩画風も荒々しい筆致のデッサンも、誰でも手軽に描けるようになりました。
わたしも使っています。

でも、物としての手触りとかはまだまだ進化の途中だと思います。
……ちょっと気取りましたすみません。
自分の手で絵具がわあーって広がって、乾く前にあくせくぼかしたりとか、そういうダイレクトな触感を味わいたいし、真横から絵を見た時の絵具の層とか、そういうのにうきうきしたいです。

この先、何十年も経って、デジタルで描いてるときから紙の手触りが再現できるようになったらどうなるんでしょうかね。

それでも、先人のえがいた伝統は微力ながら支えていければと思います。

手描き

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