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【徒然】扉と瞼

現在土曜は家の用事で埋まります。
夕方頃にはエネルギーをほぼ使い切っており、
今は眠気八割・瞼三分の一とじ ラーメン屋の注文のようですね。

先日散歩に出て、古いドアを目で追う傾向があると気づきました。
倉庫なのか母屋なのかよくわからない錆びついた扉もあれば、ザ・趣といわんばかりの歴史を感じる飴色の木とか、いろいろあります。

「扉」という境界。
その向こうに何があるのかわくわくします。
開けた先がどうであれ。

すごく昔、脱出ゲームに没頭していた時期があります。
扉や引き出しをバンバン開いて暗号を解いて「さっき探した何か」と紐づけるのが楽しかったです。RPGでも民家の引き出しや樽を連打するタイプです。

扉と言えば『ゆめにっき』も好きでした。
ブームはとうに去った頃にプレイ動画を見かけて、あの静けさやドット絵と壊れたデジタル音でつくられる世界が面白かったです。

さっきうつぶせで半目になってて、視界の上半分に瞼が視えてたんですが、瞼を閉じることもひとつの扉だなあと思いました。

夢と現実の境界線としての、瞼。
自分で変えられる隔たりと開放。
明日を開ける、ちいさな扉。

ちいさな扉を開けた時、願わくば穏やかなものが在るように。

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