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小林正観さん的お金の使い方 お金の価値を上げる方法

25年ほど前に僕は、
小林正観さんを知り、、
講演やご本のサイン会などに
20回以上参加し、
7~8年間、追っかけのような
事をしていた時期が
ありました。

「宇宙が味方の見方道」など、
多くのご本を出版され、
解釈の仕方で幸せに
なる事を教えて頂きました。

残念な事に2011年10月に、
62歳で、亡くなって
しまいましたが、
直前に、止まらない咳を
しながらも、
講演活動をされていた事を、
よく憶えています

正観さんの実践を知る
印象深いエピソードが
あります。

正観さんはいつも
ポケットがいっぱい付いた
ベストを着ていて、
ある日、そのベストが破れて
しまったそうです。

正観さんはご自宅に
年間で2~3日しか帰らず、
ずっと講演の旅を
していましたから、
講演先で、調達するために
車に乗せてもらって、
街の商店街に向かったそうです。
その中で、正観さんが
選んだお店は、商店街の中で、
一番、客が入りそうにない
さびれた小さなお店だった
そうです。

運転している方が
どうして、わざわざ
そんな店に行くのですか?
こっちの大型店の方が
品ぞろえも良く、
安いのに、と、訪ねた所、

正観さんは、
「今、お店で、一番安い
3千円のベストを買ったけれど、
お店にとって、その3千円は、
今日の売り上げの10分の1
以上だったかもしれない。
でも、こっちの大型店なら、
3千円は1日の売り上げの
千分の1以下かもしれない。
同じお金でも、使い方で
百倍価値が違うんです。
だから、なるべくお金は、
価値のある使い方をする方が
お金も喜ぶんです」
と答えたそうです。

同じ考え方で
飲食店も、一番暇そうな
一番まずそうなお店に
入るそうです。
そうすると、お店の方の
感謝の度合いが、
繁盛店とは、全く違う。
払ったお金の価値も
違うのだそうです。

僕も、全ては、
真似出来ませんが、
なるべく、そういう
使い方をしたいものです。

僕が訃報を知ったのが
この時期なので、
クリスマスが近づくと
毎年、小林正観さんを
思い出します。

読者の皆さんに、
良い事が
雪崩のように
起きますように。

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ヒロ 月島
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