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秋葉原 - ガンダムカフェ

(※写真10枚)

何しろがっつりガンダム世代だ。ファーストをリアルタイムで体験している。「めぐりあい宇宙」も「逆襲のシャア」も映画館でロードショーを観た。

幼い頃はその楽しみ方も実に子供らしい無邪気な楽しみ方で、ガンプラを作ってはキャッキャ言ってる程度であった。その深い世界にどっぷりはまるようになったのは、ご多分に漏れずある程度の年齢に達してからだ。

オッサンになった今の僕は、たとえばヴェンダースの「パリ、テキサス」を愛するように、或いはヴィスコンティの「若者のすべて」を愛するように、或いはフォントリアーの「ダンサーインザダーク」を愛するように、全く同じ姿勢で「ガンダム」に愛を注いでいる。

僕はファースト世代ということになるけれど、実はSEEDも大好きだ。もしかしたら一番好きかもしれない。ユニコーンはちょっと物足りなかった。OO はちょっと面白要素が多すぎて素直に楽しめなかった。というくらい、僕は今なおガンダムの世界に魅せられ続けている。鉄血のオルフェンズはまだ観てないけど。

とはいえ今日僕が秋葉原に足を運んだのは、そのほとばしる己のガンダム愛を満たすことが目的ではない。誕生日プレゼントを買うためだ。結婚祝いも兼ねているので食器を中心に購入した。マクベの壺の醤油差しとか。面白いこと考えるもんだなあ。

せっかくなので秋葉原をウロウロしてみる。素直な感想をありのままに述べるのは憚られるような、ちょっとした違和感というかモヤモヤがある。僕にはどうしても「いびつ」に見えてしまう風景なのだけど、外国人の観光客も沢山来ているし、案外普遍的な欲望を反映した街なのかもしれないね。

悲しいけどここ、秋葉原なのよね。


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