見出し画像

池袋 - 蒙古タンメン中本

先日のクライアントとのミーティングで、先方から「そういえばこの間ラーメンの話題できよひこさんの話になったんですよ〜」なんてエピソードを聞かされた。「いやいや、おかしいですよね〜」なんて笑いながら話していたけど、心の中で妙にそのことを喜んでいる自分がいた。

だってさ、僕の周りで聞くクライアントの話といえば「取引先の○○さんは怒りっぽい」とか「xxさんは気難しくてやりづらい」とか、そんなネガティブな話ばかりなんだ。

実際そのクライアントもベンダーを複数抱えていて、同じようなことを話していたっておかしくないと思うのだ。「きよひこさんは仕事がやりづらい」とか「きよひこさんは金にしょっぱい」とか「きよひこさんは納期にルーズだ」とか「きよひこさんは髪型が気持ち悪い」とか。最後のはただの悪口だけど。(仕事はきっちりしてるつもりなので、そんなことは言われないとは思うけどね。)

それがビジネスとはなんら関係のない、いわば半分プライベートのようなニュートラルな会話の中で、数あるベンダーの中から僕について話が及んだ、しかもラーメンの話題で。これはやっぱり喜ぶべきことだと思うんだ。

一時間の月次ミーティング。いつしか半分くらいはラーメンとダイエットの話で盛り上がるようになってしまった。なんでこうなった。

そういうわけで、僕はラーメンをやめるわけにはいかなくなってしまった。ダイエットを台無しにしてでもラーメンライスを続けなければならない。

しばらく自粛するつもりだったけど、またまたやってきてしまった蒙古タンメン中本。ここの味噌卵麺(みそらんめん:辛さ8)はやっぱり最高だ。西口店より東口店の方が辛いような気がする。

明日の体重が怖い・・・

<本日のBGM>

 なぜこれなのか。ラーメン=>ヌードル=>ヌードルス=>ワンスアポンアタイムインアメリカ。くそしょうもない駄洒落。

ロバート・デ・ニーロ演じるヌードルスと、ジェームス・ウッズ演じるマックス、一蓮托生を誓ったはずの二人がすれ違っていくその背景には、己のポリシーに良くも悪くも殉じようとするヌードルスと、場合によってはポリシーよりも利益不利益を優先できるようになってしまったマックスの生き方の違いがあったように思う。

サラリーマンの世界でもマックスのような男は沢山いるけれど、ヌードルスのような男は滅多にいない。見たことがない。

僕はヌードルスになりたかったのかもしれないな。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?