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お金持ちから奢ってもらう方法

めっちゃこんにちは。

私は先月30歳になった男だ。
人間なんてものはいくつになっても奢ってもらいたいものである。

人の金で食う焼肉が一番うまい、などという下品な言葉が語り継がれるが、激しく同意だ。

今回、そんな私が毎日でもお金持ちから奢ってもらえるライフハックをお教えする。

激烈怪しい!

疑うことなかれ。
合法であり、いかなる非難も浴びることのない方法が存在するのだから。

下品な同志たちは、ヨダレを垂らして読み進められたい。

嗚呼、焼肉奢ってほしい!

お金持ちの人たち

奢ってもらうためには、お金持ちの方々への感謝の念を示すことからはじまる。

まずもって理解せねばいけないのが、「累進課税制度」である。

累進課税制度とは、「一律の税率を設定せず、課税対象となる所得や、取得した財産をベースに計算される課税価格が一定額を超えると、税率が上がって納税額が増える」という税の仕組みを指します。
(中略)
所得が多いほど、取得した財産が多いほど、納めなければならない税金が増えます。

オリックス銀行

この制度により、富裕層は所得の大部分を税金として納めている。
庶民はこの点に畏敬の念を抱くことこそが、奢られる準備、ウォーミングアップとなるのである。

これらの税金は、国や地方自治体の財源として重要な役割を果たしている。

奢ってもらえる店

「奢ってもらう」と聞くと、飲食店での食事代や飲み物代を誰かに払ってもらうことを想像してはないだろうか。

しかし、私たちは日常生活の中で、実は金持ちから大いに奢ってもらっている。

図書館、公園、学校、病院などの公共サービスを、一度も利用したことのない人はいるはずもあるまい。

【無料で使える施設】という考えでいないだろうか。
当然ながら、これらのサービスの維持・運営には多額の費用がかかる。
これらの費用は、富裕層が支払う税金がなければ、これらの公共サービスは成り立たないのだ。

ありがとうございます!お金持ち!

「ご馳走様です!」

公共サービスを利用するたびに、実質私たちは富裕層から奢ってもらっている。

であるからして、耳鼻科の会計時、図書館で借りた本を返す際、たまには乗ってみたブランコから降りる際には必ず

「ご馳走様です!」

と声高に叫ばねばならない。

助かります!

結び

アメリカのシカゴ大学ブース・スクール・オブ・ビジネスの社会心理学者エド・オブライアン氏らによると、

「与える喜びは例外的に長く継続する」

the Association for Psychological Scienc

のだという。

富裕層は自身へのご褒美にも飽きているころだろう。
我々庶民が奢られることは、お金持ちへ喜びを提供することにもつながっているのだ。

さあ言おう、「ご馳走様です!」
この世界に喜びの種を蒔くように!

貧乏人は安いものが好きだ。そして金持ちは貧乏人よりさらに安いものが好きだ。だから金持ちになったんだ。

松本清

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