連休中の過ごし方

今年の連休は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で外出は自粛ムードですが例年だと年末年始同様、ゴールデンウイークの時期は周りが賑やかで、自分にとっては苦手な季節のひとつになりました。彼が亡くなってからは、ひとりで過ごさなくてはならないからです。

彼が亡くなって初めてのゴールデンウィークは、いまの家で過ごしたけど、ほとんど読書していて、とにかく引きこもって過ごした記憶があります。たまに散歩に出かけても、家族連れの楽しそうな顔を見てはしんどかったり。なんにも楽しくなかったなあ。

テレビをつけても誰がどこに出かけた、こんなイベントがやっている、などとにかく賑やかなニュースばかりだったので見なくなりました。なんとなく寂しくて音が欲しいときはYouTubeとか動画を見て、あとはほとんど読書をしたり昼寝したりして過ごしていたような気がします。

意地の悪い言い方をすると、今年の自粛ムードには正直助けられています。周りの賑やかさがない。楽しそうな顔を見なくて済む。わたしのほかにも、家で過ごす人がたくさんいる・・・。それがわかるだけでもほっとします。過去2年、本当につらかったので。

そういえば、去年のいまごろは元号が平成から令和に変わるということで、年末年始並みのお祭りムードだったのもしんどかったなあ。なんにも楽しくなんてなかったよ、わたしにとってはうるさいだけだった。

彼がそばにいてくれたらよかったのに、と思うことがたくさんあります。周りが賑やかで楽しそうななか、ひとりで過ごすのはなんとなく居心地が悪い。静かに過ごしたい。こんな思いしたくない、ひとりでも大丈夫になりたい、いつになったらなれるんだろう？そんなことばかり思っていました。

今年はゴールデンウイーク以外にも休日に家で過ごすことが増えたので、AmazonプライムやHuluなど無料お試しも含めて映画やドラマを見る予定。あとは、料理をしたり掃除や片づけをしたり。極力テレビのニュースは見ません。ワイドショーなんてもってのほか。精神衛生を悪くさせるようなものはどんどん除外。

テレビもね、文句が言えたらいいんだけど、言っても返ってくる言葉がないからねー。それだと文句言いっぱなしになっちゃうから、見ません。これも、相手がいればこそなんじゃないかと思います。ふたりでテレビを見ながら、あーだこーだ言うっていう、ね。それができない。

今年のゴールデンウイークは家で過ごして、最終日は少しだけ仕事をします。それでおしまい。