頭が疲れているときほど、（休めばいいものを）なぜだかもっと情報が必要になり、納得できる答えが欲しくなる。YouTubeを見て、ブログを読み、ありがたい情報を受け取ってしまいがちだけれど。。 パンク寸前の、思考する力の残っていない脳に、これ以上いったい何を入れようというのだろう。受け取るのではなく、毒を出さなければいけない。手放さなければいけない。捨てなければいけない。そうじゃないだろうか。 頭で納得して、なんとなくスッキリしたような気がしている。それは、ただ脳を誤魔化して
あなたが世界一好きな食べ物はなんですか？ 母の得意料理や、日本海の新鮮なお寿司、行列の絶えないラーメンなどもさしおいて、間髪入れずに答えるのは、「ソンファのバクテー！」である。 バクテーは、漢字で「肉骨茶」と書く。マレーシアとシンガポールのローカルフードで、お茶ではなく、柔らかく煮込んだ豚肉のスープだ。マレーシアは醤油が強い「黒のバクテー」、シンガポールは胡椒たっぷりの「白のバクテー」とに分けられる。どちらも漢方薬とハーブの薬膳料理である。 わたしは、断然「白のバクテー
「ここどこ？」「目的地に着いたぜ。」「電車はある？」「ない。」「両替所はある？」「ない。」「SIM売ってる？」「ない。」「wifiとか…」「ない。」 シンガポールというと、どんなイメージを抱くだろうか？治安がいい、旅行しやすい、住みやすい、など、これらのランキングは常に世界トップクラスだ。 シンガポールは、東京23区とほぼ同じ大きさの、極めて小さな国だ。全土に地下鉄が張り巡らされ、夜間に歩いても安全なほど街灯が街を照らしており、そこらに地図や標識があり、みんな英語を喋るこ
「この映像を撮った時の筆者の感情を述べよ。」 ブブー！ 正解率は2.7パーセントでした。 「本当にわたし、帰れるの？」 「暑すぎてフラフラする。熱中症になりそう。」 「おしっこ行ってる間に船が来たらどうしよう。」 でした。 早朝からソワソワ。行きのフェリーがここに止まらなかったから、本当に帰りのフェリーがここに船が来るのか怪しかったのだ。 何度もホテルのオーナーや、船乗りに、予約完了書を見せた。「ペランギ桟橋 (ロングビーチ/パシール・パンジャン沿い)ここで合ってる
いっとき、「本当の自分」「自分探し」がブームになったね。そのあと、「本当の自分なんていないよwどの自分も自分だろw」的な、ぱっと見、真っ当な意見とそれに賛同する人も増えたね。 言いたいことも言えず、人の顔色を伺って生きている、それが本当の自分だと言うなら、さすがにそれは悲しすぎるだろう。 わたしは、だめだ、と思うことがよくある。落ちこむ気持ちを、行動でおぎなおうとすることは、ただ誤魔化しているだけだ、と感じることがある。 だって、肝心の心が、さみしがっているから。 わ
憧れの地、レダン島へ！⑥ 自由と孤独 ロングビーチの海は、エメラルドグリーンに輝き、透明度も抜群。ビーチの砂はふっわふわでシルクのように柔らかくて白い。 水温、波、遠浅のビーチ、すべてが完璧で、この海は、小さな子どもからご老人まで幸せにする奇跡の水。すべての人を愛で包み込む、神の水。 まさにここは天国。海へと潜ると、さらなる美しい世界が待っている。あぁ、ずっと潜っていたい。ゆらゆらと浮かんでいたい。 外は酷暑で、水の中はあたたかい。ビーチに上がる理由はもうない。体が海
9時50分に乗船。10時半レダン島着。 ただいまの時刻、13時50分。 やっと、やっと、宿が決まった😭 おかしいな、3時間以上も歩いたの？ おなかすいたよ、甘いものも食べたいよ、 宿が決まったのはいいが、クレジットカードが使える使えないで揉め出した。「クレカ使うなら、30%手数料かかる」と言い出し、最初の現金の値段ですら、上がっていく。英語が話せないって辛いね😭「さっきの話と違うじゃーん。」 クレカ使えないとなると、持ち金が限りなくゼロになる。「もう、いくらでも払うので
なぜ、私はひとり、山を切り崩して作られた急勾配な坂を、登っているのだろうか。はて。 私はリゾートアイランドに来たはずでは？ ロングビーチのど真ん中に上陸するはずでは？ 見下ろすと、リゾートホテルの汚い裏側と 工事中の土の山しかない。 私が探し求めているビーチはどこぞ？違う島かえ？ 私は、汗水流し、はぁはぁはぁと息を切らし、 坂をのぼって、ロングビーチに向かっている。 『およそ、40分です。』 なーぜーだー！ 遡ること、45分前。 「ヒア！」船乗りが私のバックパック
私しか乗っていないからか、速い速い！ しかも、揺れる！揺れる！それも縦に！ スリリングではなく、気持ち悪くなるやつ。 捕まっていないと投げ飛ばされそうである。 8:00 昨日の夕食がおなかに合わず、朝食は諦め、下調べをしてレッツゴー！レダン！ 9:20 grabタクシーでレダン島行きの港 メランジェティーへ。ゲー！タクシー代が 50RM。（1500円！）片道40分。痛い出費。 ここでポイント。レダン島行きのフェリーの港は2つある。一つは大型フェリーのシャーバンダールジ
14:00 さてさて、レダン島へ行くために クアラルンプール国際空港（KLIA2）から、クアラトレンガヌ行きの飛行機に搭乗。 バスで行くことも可能だったけど 最近の情報で、５時間で着く予定が９時間、 １０時間かかることがあったという。 （なんでもバスの運転手さんが……） 時間がないので飛行機一択。 15:00 1時間でクアラトレンガヌに到着。 ここから、レダン島行きのフェリーに乗船。 フェリーは15:00最終なのでギリギリアウト。 今日の到着は断念して、 Booking
弾丸旅。大都会クアラルンプールの国際空港に1人降り立った。4キロのバックパックと再会し、期待を胸に、いざ！ ……私はあごに手を当て、立ち尽くしてしまった。 「はて、どこへ行こう。」 タイムリミット48時間、もっとも幸せな時間の使い方をしたい。 空港に着くまでは、テキトーにクアラルンプール（以後クアラ）の街をプラプラと楽しもうと考えていた。しかし、クアラに来るのは4回目。もうええやろ、と気分が萎えてしまったのだ。 ここに来た目的は、4年前に人生でいちばん感動したシンガ
母がつけてくれた。名前の意味だとか、画数だとか、こだわりは一切ないという。音の響きで決まった。人間の「意思」で決めたことはそう無い。〇〇の計らいで〜と言うつもりもりないけど、少し変わった縁について書いてみる。 A.まず、私の母の苗字は「宇野」だ。旧姓も「宇野」だ。あんたのとこは婿養子なのか、と思うかもしれないがそうではなく、父も生まれたときから「宇野」だ。「宇野」という苗字はめずらしくはないが、宇野さん同士の結婚は珍しい。35年前、2人は中国🇨🇳上海で出会い、日本に帰国後、
アマゾンのシャーマンに密着取材したドキュメンタリー。シャーマンのセバスチャンがまずイケメンすぎて、そこで既に虜ですね。美しい艶やかなロン毛に、高い鼻とするどい目つき。ビーズの装飾をまとって、常に半裸で颯爽と森を歩く姿。ほかの先住民が短髪でTシャツだから、そことの対比もあるのでしょうが。ロン毛ってところがポイントですよね。 インド映画「RRR」のラーマがイギリス警察を辞めて短髪からロン毛になったことで、セクシーさ倍増しました。平成イケメンもロン毛が多かったのにねぇ、今は絶滅危
１月７日で退職して、１１日から新しい仕事が始まった。週に５.６日、朝５時に家を出て、１９時ごろ帰宅、２１時に就寝。 今までは出来損ないでも「すいません」で済まされることが多かった。今は、「つくる」仕事で、タイムも求められるし、ミスがあれば、３０分かけて作ったものを、また壊して、１から作り直さなければいけない。気づきませんでした、では済まされない。これが精神的にきつい。1.5mm以下の傷は許されるが、1.6mmを超えるとアウトの世界。しかも、1つ3000円〜10000円もする
「おばーちゃん、おばーちゃん、トーキョーばーちゃん、トーキョーばーちゃん」自分の心の声と、小さい頃の自分の声が重なってこだまする。 おばーちゃんが死んだ。大往生だった。 社会性を身につけてしまった大人たちは、消えゆく命を前に、何もできず、静かに泣いていた。おじーちゃんだけは、「脈がもうぜんぜんないよ。」「まったく動かなくなっちゃったよぅ。」「あぁ、もうダメだ…」と私が口にできないことを出してくれた。私は「まだ心臓は動いてるよ」と機械を指差しながらおじーちゃんの背中をさする
念願の岐阜バンジーへ行ってきました🫶 八百津町の新旅足橋から望む絶景！ 落ちる長さは215m、全長462mの渓谷。 怖いのは、年齢上限がないことw（15歳以上） 高さと怖さは比例しないことがわかった。大自然に圧倒されたちっぽけな自分が踏み台の先に立っている。怖さよりも、感動の方が大きかったな。 ふとバンジージャンプをやりたいと思ったのは1ヶ月前。気が変わらないうちに声をかけ、私を含め３人で行くことになった。 ジェットコースターは大好きなのに、バンジージャンプに対しては
