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【月報2022年12月】元公僕が地域おこし始めてみた件

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

12月の報告書ですが、トップ写真は雰囲気重視で正月の写真にしました。

12月は、
【他の事例から学ぶ】
【被災者とは?復興とは?】
【計画性偶発理論】
【防災の為の防災より大切なもの】
の内容でお送りします。

1.他の事例から学ぶ「かまいしの伝承者」

12月3日(土)@中妻公民館

釜石市が主催する「大震災かまいしの伝承者」の第3期の基礎研修を受講してきました。

なぜ、大槌以外の場所の研修を受けているかというと、1つ目は大槌の震災に関することやそこからの学びを伝えるために、比較したり、引用するための引き出しを増やすということが目的です。

東日本大震災のすべてを把握することは不可能ですが、自分が少しでも幅広い視点を持つことによって、相手により伝えやすくなると考えているからです。

2つ目は、自分も発災後に釜石に住んだことがあり、その当時何気なく聞いていた話でも、今思い出せば大切で、今後誰かの命を守ることにつながるような話もたくさんあったので、それらを聞いた身としてはその人たちから託された想いを伝えていきたいと思ったからです。

基礎研修の主な内容は、
・地震のメカニズムと津波被害の特性から被害の概要を学ぶ
・伝承活動で心掛けていることを現伝承者からのメッセージとして聞く
・釜石市防災市民憲章について、込められた意味や元となった教訓から理解を深める
・将来に伝えたい教訓について参加者同士でグループワークを行う
でした。

テキストの内容も講義内容も短時間では理解できないほどのボリュームではありましたが、要点となる市民防災憲章の内容「備える・逃げる・戻らない・語り継ぐ」は理解することが出来ました。

一方で配られた資料の内容を全て覚えることはできないので、自分に出来ることは、相手が自身の命を守る行動をするきっかけとなるような教訓・エピソードをその引き出しから選び、伝えることだと考えています。

また、自分で教訓集を読んでいても、何でそうなったのか?なぜ逃げられたのか?といった疑問は尽きません。

また、復興の取組は分かっても、その過程を細かく知ることは簡単ではありません。

そういった部分での自分の役割は、「行間を読む」ことだと思いました。

その場所での詳細は分からなくても、他の事例などから予想することは、自分が様々な角度から災害に関わったからこそできる部分かもしれません。

実際の出来事とは多少異なるかもしれないですが、それが次の行動に繋がり、多くの人の命を守る結果につながれば、一つの考え方としては有りなのだと思います。

自分自身、実際に経験している人の話を聞きながらも、その最中に頭の中で流れている映像はたぶん話している人と同じではないですし、結果としてその人の伝えたい思いが自分の一部になれば(どういうことなのか説明できないが)良いと感じました。

また、グループワークでは、直接津波の被害を受けていない内陸部の人の、直接被害を受けたエリアの人に接する葛藤など、災害=自然現象という視点からは見えづらい社会現象としての側面についても話し合うことが出来ました。

また、人によって伝えたい教訓も大きく異なり、それは災害の様々なフェーズ、例えば避難行動、避難所生活、仮設住宅、復興過程など多様にわたり、どんな聴き手に対してもその人が今まで経験してきたことや見聞きしてきた内容を覆すことは可能で、そこから震災の教訓を踏まえた次の行動に繋がる可能性を見出すことが出来ました。

かまいしの伝承者は3期の15名をあわせて合計84名になったそうですが、釜石市民約3万人と比べると、約350人に1人の計算になります。

これをいわゆる震災語り部といわれる、有償無償を問わず伝承施設や個人でそういった活動を積極的にしている人と考えられる人たちの数とみなすと、神戸などの過去の被災地と比較しても人口に対する割合は多いと感じました。

3期目の参加者で、ほぼ元々そういった震災伝承活動をしている人は出そろった感は否めないことが、見て取れました。

一方で、かまいしの伝承者の目的である、身近な人に伝えるといった目的で見ると人数は全然足りないと感じました。

350人の1人と言うと、1学年に1人いるかいないかで、クラスのマドンナやガキ大将よりも少ない計算になります。

正直、同じ学年の生徒会長がなんか頑張ってたな?くらいの認識だと感じます。

人によっては生徒会長が誰だったのか覚えていないレベルかもしれません。

例えが正しいかはわかりませんが、クラスのオタクが多くてヤンキーにまでオタク文化の影響を及ぼすくらいのハードルの低さと人数がいれば「身近な人に伝える」といった行為そのものが身近なものになるのではと感じました。

そのハードルを下げることこそが、震災を経験していない自分に出来ることの一つだと思いました。

震災からの学びなどを伝えることが、一部の特別の人がする役割ではなく、どの人も持っている一側面だと言えるような日が来ればいいと感じました。

2.他の事例から学ぶ「陸前高田」

12月6日(火)@陸前高田グローバルキャンパス

岩手県 ふるさと振興部 県北・沿岸振興室が進める防災を学習する場づくりプロジェクトの現地視察会に陸前高田市に行ってきました。

火を起こして炊き出し体験

そこでは、一般社団法人トナリノのプログラムを体験しました。

体験したプログラムは、「避難所体験」「ジオラマガイド」「被災者疑似体験プログラム『Sata-sen』」の3つです。

詳細に触れると長くなるので、初めて体験してとても印象に残った『Sata-sen』についてお伝えします。

『Sata-sen』とは「Saigai Taiken - Sensation」の略で、特定非営利活動法人みえ防災市民会議が被災したときの気持ちを疑似体験するワークです。

具体的な内容はここでは触れませんが、以下のリンクにパワーポイントデータがあるのでご覧ください。

SaTa-Sen of みえ防災市民会議 (v-bosaimie.jp)

ワークの前半では、被災者や家屋被害に対しての支援金支給など一定の基準に沿って区別されているが、一人一人、震災で失った物の違いやそれに対する思いも異なるということを体感できました。

要するに、震災で失ったものが同じものだったとしてもそれは人によって異なるということです。

例えば自分にとってはそれほど大切ではないものだったとしても、ある人にとってはそれが命と同じくらい大切な物であること、そしてそれは遠く離れた地域ではなかなか推し量ることのできなかったものでした。

にもかかわらず、推し進められる災害対策は、公の手によってなされるものであるため、それらを考慮せず、一定の基準を元に同様の支援をすることしかできません。

公の動きがそうである一方で、民での動きは個人による違いを尊重できる災害の支援が出来るようにこれからも繋いでいく、これも震災伝承の目指す目的の一つだと感じました。

被災した人の気持ちを疑似体験

そしてワークの後半では「被災者」とは『何がどうなった人か?』「復興」とは『何がどうなることか?』をそれぞれ別の言葉で表現するといったものでした。

今まで防災・減災復興に関わる中でこの2つの言葉は良く使っていました。

そして行政として関わっていた時は、様々な法律や制度の目的と要件に合った人を対象と考えていました。

その一方で、それだけで全ての震災の影響を受けた人たちに対する支援が不十分なのは理解していました。

そして今まで自分が見聞きした中では、「被災者」という言葉は災害で直接被害を受けた人に限定して多く使われ、自分が考える支援が必要とする人すべてに当てはまるとは限らないと感じました。

また、「復興」という言葉においても、自分の周りの人達がハッピーに暮らせるようになるという目指しているものとは違う使われ方がほとんどだと感じました。

だから、「被災者」のための「復興」という言葉は人によって意味もやることもすごく異なってくる言葉だと感じたので、個人的には自分のできることをもっと具体的にしていきたいと思いました。

避難所のぬいぐるみ

神戸市の復興事業が終了したからと言って「神戸の町は復興した」という言葉に半分は頷きつつも、半分は納得がいかないと自分自身が感じるのもそういった「復興」という言葉の示すものと目指すものの違いが自分の中で常にせめぎ合っているからに他ならないからだと感じました。

こういった災害に対するものの見方から、自分自身の経験のみではなく、他の人の立場に立って物事を見るということが、災害の分野に限らずいかに大切かということを教えてくれていると感じました。

3.SNSとホームページの活用

先日、SNSやホームページの活用方法についての勉強会に参加してきました。

今はそこまで自分で使っているわけではありませんが、今後より効果的に大切な情報を、必要な人に届けるためには大切なことだと思ったので参加しました。

主な内容は「①ホームページとSNSの違い」、「②各SNSの特徴」についてでした。

ホームページとSNSの大きな違いは、ホームページは「ストック」でSNSは「フロー」という点で役割が異なっているということでした。

それぞれ役割が異なるので、流行っていて気軽に無料で始められるSNSだけをやっていれば良いというわけではないということです。

SNSは「フロー:流れる」であり、基本的には今の情報を見ています。

例えば、地震など今リアルタイムで起こっていることを発信したい・知りたい時に使われるのがSNSです。

一方で、ホームページは「ストック:蓄積」であり、過去の記事を見ることが出来ます。

SNSはアップしたときにはいろいろな人に見られます。

そのあと古くなった記事は見られなくなりますが、ホームページは過去に書いたものが見られるという点が最大の違いです。

要するにSNSだけではなく、記事の形でホームページに残しておけば後々、Google検索などで見てくれる人もいます。

そういった意味では、ホームページの情報は資産になるとのことでした。

あとは、Googleで検索されやすい条件や、ブログの考え方、「googleビジネスプロフィール」の重要性などについて聞きました。

次に各SNSの違いですが、Facebook・Instagram・Twitter・LINEについての話でした。

そこで一番重要なのが、各SNSの利用者の個性や空気感をつかむことだそうです。

そのためには自分自身がいち利用者としてSNSを使い、空気感をつかむことで、ビジネスでの適切な情報提供につながるということでした。

年齢層や、SNS内でのコミュニケーションの取り方や、記事の表示方法、基本的な思想が異なります。

それを見る側として理解しながら、効果的な情報提供ができれば良いと思いました。

自分なら、食事や景色はInstagram、さっき起こった事故や災害情報などタイムリーな情報はTwitter、イベントの告知や身近な地域の情報をFacebookで見るようにしています。

各SNSの具体的な違いを述べると長くなるので省きますが、SNSの活用方法は人によって違いますが、ターゲットとしている年齢や地域などの層に応じたSNSの活用が出来ればと考えています。

以上の事から、個人的には地域の顔が見える人を通しのコミュニケーションはFacebookを、写真という切り口で、不特定多数に向けてはInstagramを活用しています。

また、コロナ禍以降動画が身近になったため、自分は元々カメラも使っており、写真や記録動画も撮っているので、それらを大槌が良くなるためにうまく活かせればと思います。

最後に、どの方法でもSNSでの無料集客は結果につながるまで時間がかかるため、一刻も早く始めることが大切ということでした。

それと同時に、復興過程で産まれたSNSのアカウントでも更新が無く、ゾンビ化しているものも多いと感じる時があります。

対面での距離感が近く、大槌ではSNSより口で伝わる方が拡散力が強い現状で言うのもなんですが、リアル対面とSNSと両方の長所を生かしたコミュニケーションが取れればいいのではと感じました。

4.ちおこステップアップ研修

12月22日(木) 12月23日(金)@オンライン

総務省主催の地域おこし協力隊等研修 第3回 (ステップアップ研修~地域・出口を見据えた活動編~)にオンラインで参加しました。

なぜ、参加したかと言うと、あくまでも地域おこし協力隊の狭い世界の話にしか過ぎませんが、ある程度経験を積んだ各地域の協力隊の人達の経験や考え方などを聞いて、自分自身の活動の参考にしたかったからです。

そして、この研修は単なる講義形式だけではなく、講義を聞いた後に参加者間でグループワークの時間が設けられていたので、今までの思考をさらに広がるきっかけになればと思い参加しました。

内容を述べるときりがないので省略しますが、重要だと感じた点がありました。

一つ目は、なまじ「地域おこし協力隊」という制度を活用している以上知るべき前提が3点もあるということです。

個人的に知るべきことと感じているのは「①その地域について(地域住民)」「②地域おこし協力隊の制度について(国)」「③地域の自治体が地域おこし協力隊をどう活用して、どうしたいのかについて(役場)」です。

なぜ、そう感じているのかというと、それらを満たしているからこそ存在し得る人達であり、①地域住民・②国・③役場は各々の情報を共有しているわけではないため、そこを繋げるのは、一番の当事者である地域おこし協力隊員本人だと思ったからです。

国が、各自治体の考えをすべて把握しているわけではないですし、自治体が各地域の実情を正確に把握しているとは限りませんし、各地域の人が地域おこし協力隊の制度を正確に把握しているわけではありません。

それぞれが、それぞれに把握していた方が良いに越したことは無いですが、そういうわけにはいかないのが現状です。

国の制度や自治体の方針は事前に調べたり、聞いたりすることで分かることが多いですが、その地域の現状については実際に住んでみないと分からないことがたくさんあります。

実際に自分自身も大槌に住んでみて1年以上たってやっと気づいた魅力もたくさんありました。

住むまで分からないことがたくさんあるからこそ、その土地の人と共に過ごす時間の長さが大切だと改めて感じました。

逆にそれが驚きと共に新鮮で、地元とは違うところに住む醍醐味の一つだと感じました。

そういう風に考えられるところが実は大切なポイントなのかもしれないです。

まじめな解釈はさておき、普段大槌の人達と話していて楽しいですし、そういった人たちの役に立つことが出来る、それだけで今の自分にとってはもう十分で、それは自分の周りにいる大槌の皆さんのおかげだと深く感じました。

二つ目は、グループワークでもよく上がったのですが「偶然」の大切さということです。

仕事をするうえで計画性が大事である一方、偶然の可能性に賭けて素振りをすることが出来る、それが寄り道が難しい行政とは異なる地域おこし協力隊の強みではないかと感じました。

自分自身が、強い芯を持っているわけではなく、周りの人のすごく流されやすいタイプなので見る人によってはただフラフラしているだけの優柔不断な人間に見えてしまうのかもしれません。

実際に自分が昔に目指していた方向と今はとてつもなくかけ離れていますし、何一つ自分の思う方向に進んだことなんてありません。

その一方で、自分では選ばない経験もできましたし、それが今につながっている部分もあると思っているので、一つも無駄は無かったと思っています。

すごく説教臭くなってしまいましたが、ずっと狭い世界で生きてきたからこそ他の分野や他の業種、仕事に関わらず他の人に出会えたことの貴重さが実感できる部分もありました。

そして、今自分自身が大槌にいることも含め全て偶然の産物です。

今の自分があるのは、ほとんどが自分の周りの人達のおかげなので、それを忘れずに居続けたいと感じました。

また、この研修を受けてさらに知りたいと感じたのが、協力隊やそのOBの声だけでは無く、その地域の住民の声です。

研修に参加している全ての人が「地域おこし協力隊」サイドの人間です。

発表された成果も全てあくまで片方サイドの目線で見たものにしか過ぎないので、個人的には不十分だと感じました。

個人的には地域おこし協力隊制度の主役の半分以上は地域に住んでいる人たちなので、そういった人たちの生の声を聞きたいと感じました。

自分にとって「地域おこし協力隊」というのは肩書の一つに過ぎないのかもしれませんが、そこからの繋がりや学びを大槌の皆様のために活かしていきたいと思います。

そして、自分や地域おこし協力隊員だけ学ぶのではなく、こういった研修の内容を行政や受け入れ事業者も学ぶことで、より大槌のため、受入先のため、隊員自身のためにつながると感じました。

5.地域防災サポーター研修

12月10日(土)@岩手県立総合防災センター

岩手県地域防災サポーターのスキルアップ研修に参加してきました。

防災サポーターと聞いて、災害時に何かやってくれる人というイメージがあるかもしれませんが、この制度は、地域等からの要請により研修会講師として活動することを主目的としています。

研修の主な内容は、①防災サポーターとして講義をする際の注意点と、②グループワークの進め方についてでした。

①で重要だと感じたことは、「狙いを共有すること」「最新の情報を集めること」「相手に合わせた伝え方をすること」でした。

防災に前のめりになるあまり、自分の経験だけを伝えたり、自分がどうしたいかを中心び考えるのではなく、相手がどう変わるかが大切だと感じました。

②では実際にクロスロードや災害図上訓練(DIG)、避難所運営ゲーム(HUG)などの防災啓発の訓練やツールを活用し、実際に進行をしてみるといった内容でした。

せっかくの機会なので希望して、クロスロードの進行をすることになりました。

今まで、進行としても参加者としてもやったことはありましたが、やはり大勢の前で進行を務めるのは緊張しました。

そこで参加者からいろいろコメントを頂けたので今後のファシリテーションに活かしていきたいです。

また、個人的には災害対応能力で重要なのは調整力だと思っているので、災害のスキルや知識よりも調整するスキルを身につけることを大切にしていきたいです。

それと同時に、自身もやる調整役の苦悩が分かるからこそ、いち参加者としても適切な対話ができるようにも努めていきます。

若輩の身で個性豊かな防災サポーターの先輩方の調整は容易ではなかったので自分自身の学びにはなりました。

その一方でサポーター同士の話し合いが一番連携が取れていないという皮肉に感じるところもありました。

特に図上訓練の際にファシリテーターから様々な突っ込みを受けた際もムキにならず、それを現実と受け止め、冷静に解決策を考えることは訓練だからこそできることだと思います。

完璧にできることなんてほぼ不可能なので、訓練での意地悪なツッコミが最終的に災害などの困難から人を助けることにつながると前向きに考えて行けたらいいと思います。

また、研修会に参加して感じたことですが、年配の男性が非常に多いということです。

個人的には防災の業界は分野によって非常に参加者の構成が偏るのではないかと感じています。

例えば、現場っぽい分野では男性、地域では年配者、避難所や子育てっぽい分野では女性、さらにふんわり分野では学生と偏っていると感じる時があります。

これらは防災に限らず元々そういう人が関わる分野に防災の側面が組み合わさっただけなので仕方無いことかもしれませんが、その分野が全てではないのが現状です。

いわゆるガチむちマッチョな防災だけだと多様な人の気持ちに寄り添えなかったり、ゆるふわソフトな防災だけだと、厳しい状況での究極の選択に耐えられないなど、一つの分野で人の人生の多様な側面に関わる災害のすべてに向き合うことは難しいので、様々な分野の人の交流やつなぎ手が必要だと感じました。

この研修で学んだ事を活かし、知識や経験だけではなく、相手に合わせて伝える、対話を調整することでこの研修で学んだ事をこれからも大槌の皆様の役に立てていきたいです。

6.写真撮影~おしゃっち子どもDAY~

12月4日(日)@おしゃっち

おしゃっちの『こどもDAY』の写真撮影のお手伝いでした。

動きがかわいくて大槌の郷土芸能の中でも人気のある雁舞道七福神のおどりや、普段あまり観る機会の無かった本格的な『臼澤どんとはれ劇団』の紙芝居と迫力のある声のこども民謡の『一心会』など、コロナ禍以降普段のイベントではあまり見かけない団体の出演もありました。

今まで僕が見たことない団体の出演が多く、大槌には、まだまだ色々なことができる人がいると感じました。

あわよくば、僕もそういう事ができるひとりにいつかはなれたらと思いました。

ちなみに撮影中はずっとトナカイの頭の被り物をしていたのですが、鹿子踊の角をイメージするために角のついた被り物をしたいとちょうど思っていたところだったので願いが叶いました(笑)

7.今月の大槌

修理のため照明が当てられている漁船や吉里吉里の天照御祖神社の社標除幕式の奉納の舞などのいつも見られるとは限らないものが見られたのが良かったです。

修理中の漁船のライトアップ
夕焼けの蓬莱島
初日の出に向けてのロケハン
吉里吉里大神楽
吉里吉里鹿子踊
吉里吉里鹿子踊
吉里吉里虎舞
吉里吉里虎舞

8.おわりに

12月は防災減災や震災伝承以外のことを学ぶことが出来ました。

それらを大槌の中で、多くの皆様に役立てるように活かしていきたいと思います。

みなさま、今年もよろしくお願いします。


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