半ドン技師の半生(反省)エピローグ#23
半ドン技師です。
娘が年長さんの頃、数回なのですが幼児教室に行きました。
一日の教室の最後に、先生がタンバリンを鳴らし、みんなでおめでとう!て言いながら分野別に優秀な子にメダルをかけていくんです。
お勉強では及ばない娘は、いつもおめでとう!て言う役回り・・・
そんな娘が初めてメダルをかけてもらえたんです。
とったメダルは「お掃除チャンピオン」
ほうきとちり取りの使い方が上手だったんですね。
これは幼児教育の成果ではなく、家で飼っているウサギの糞の掃除を手伝ってくれた経験があるからなのですが、メダルはメダル。めでたい。
やったやん、凄いね~て褒めたのですが、
娘は、「私がメダルをもらった時、どう思った?」
て真顔で聞くんです。
「めちゃくちゃ嬉しかったよ」と答えると、やっと笑顔になって、
「パパ、嬉しかったんだ」て納得した様子でした。
褒められることより喜んでもらえることの方が数倍嬉しんですね。
このブログのプロローグで、
私の人生目標は、小学四年生の時のクラス目標。
「相手の立場にたって行動する」
だと書きましたが。半生を振り返ってみても、これは中々難しかったように思います。
だけど、その人よりも喜んで、その人よりも怒って、その人よりも悲しんで、そんな事なら私でも出来るんじゃないかなぁと最近感じています。
ひと事じゃなく我が事。同じ思いでいる事の大切さ。
半生で学ばせていただいた、私の反省点です。
半ドン技師の半生(反省)は、今回が最終回です。
私の拙い文章に時間を割いていただいた皆様、本当にありがとうございました。
また、思い出した事や何か感じた事が出てきましたら、
半ドン技師の追想や日常を、書かせていただきます。
その際は、またよろしくお願いいたします。
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