学童保育ICT化の最先端をゆく
こんにちは、理事長の青柳です
学童の県連に登壇し、いろいろ話させていただきました。関係者とのつながりもでき、非常に有意義であったと感じました。機会をいただき、ありがとうございました。
こども家庭庁が学童の情報化について調査
今回繋がった関係者の方にこんな情報をいただきました。なにやら、こども家庭庁が(保育所より遅れている)学童のICT化について、これから調査を行なっていくようです。関係ないですが「ICT化」という単語、専門家からするとなんかダサいです、どうでもいいですが 笑
ICT化やらDXの目的を見失ってはいけない
DX とか、ICT 化とか言われますが、私は世の中の大半が目的を見失っているDXだと思っています。紙を減らして自然破壊を防ぐとか、電子化すれば偉いとかカッコいいとかそういう事ではありません。
まあ、それを言い出すと、「最先端 AI を搭載したロボット支援員を開発導入、学童保育の支援員不足の決定打となる」みたいな取り組みが本来の DX だと思います。技術を使って前時代の仕事を奪うようなやつです。ただし、いくらエンジニアでも学童においてはこんな事やろうとは思いません。ロボット支援員なんて、なんにも魅力ないですから。
学度保育におけるDXの目的とは?
私は、学童保育におけるDXの目的は以下であると考えます
現場支援員の雑務時間の削減(子どもと向き合う時間を増やす)
本部との情報共有(本部と現場の協力体制をスムーズに)
勘と経験からの脱却(蓄積したデータから分析)
利用児童数増加によって、支援員の仕事はたった数年前に比べても大変になりました。うさぎっ子クラブでいえば、10年で児童数は2倍です。業務も「昔からこうやってるから」ではとても追いつかないレベルに来ているのです。
そんな中、現場支援員の負荷軽減をするには、本部が現場の支援をできるようにするには、DX はなくてはならないのです。
うさぎっ子クラブのDXまとめ
確か、以前ブログに書いたなと思いましたが、やはり書いてました。最初の記事は 2022年11月ですので、就任して半年ですでに DX 開始していたみたいです。こうして並べてみると、結構色々やってました。
Google Workspace でチャット、メール、ドキュメントなど
NPO法人なら無料で使える Google Workspace
連絡はチャット、メールも独自ドメインに統一管理、資料は Google Drive、予定は Google カレンダー、全て使えて無料。まさに Google 神
個人アカウントと何が違うかって?そのあたりコンサルティング賜ります 笑
支援員ひとりひとりにPC支給
こちら、予算の都合で少し間があきましたが、支援員にPCを支給しました。以前は「PC空き待ち」という謎の時間を過ごしていたのが信じられません。
社内組織 DX グループ
理事長だけじゃない、職員が率先して業務効率化を考える、その名も「DXグループ」始動
欠席連絡は Google Forms でいつでもOK
最近は学校などでも増えてますね、Google Forms
チャットボットで自動応答
これは半分エンジニアの趣味かも?でも毎日利用されています 笑
そして教育まで
職員のDXだけではとどまらず、夏休み学童で子どもたちにプログラミング教育まで。最先端の現場で働く現役エンジニアによる指導 笑
これからも普通に続くDX
というわけで、うさぎっ子でのDXへの取り組みの一部を紹介しました。他にも紹介していない細かいことは色々やっていますが割愛。そして、これからも色々効率化を進めていこうと思います。半分趣味で
たまに、「学童のICT化を」という名目で営業に来られる営業マンがいらっしゃいますが、これらを超えた提案が出てくることを期待しています 笑
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