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のらねこ日記 ㊿

のらねこフォーエバー

  昔、ラグドールっぽい子が外に置き去りになっていた住宅街に、5年くらい前から、ある新築のお宅の玄関前で待っているキジトラの子がいます。
  時間になると家主さんが、餌を与えていて、
天気のよい日は、だいたいそのお宅の庭にいます。
  呼んでも答えてくれない愛想なしの子ですが、よく見ると耳先がちょんと切れている桜耳の地域猫さんでした。
  そのお宅の前を通る時は、『今日はいるかな?』と、ついフェンス越しにのぞいてしまいますが、ほかの通行人さんたちも同じことをしていたので、『あぁ、みんなこの子が気になるんだな』と思いました。
  冬の日は、『なんでおうちの子にしてあげないんだろう?』とも思いましたが、そのお宅の事情もありますし、この子もそれなりに幸せなんだろうなと思います。何よりも、通行人を笑顔にしてくれます。

最初のころは、ちょっと顔つきがキツイ


リラ~ックス

  うちに来ている猫さん2匹は、どうやら3件隣のお宅でもゴハンをもらっているようです。
  数年前そこの奥様が、「うちの子が死んでしまって、もう飼わないつもりだから」と、うちにキャットフードを持ってきてくれました。
  でも最近うちの母が、そこのお宅で3匹の猫さんに餌やりをしていると聞いてきました。
  なので、『あちらでゴハンが足りないとうちにくるのかしら?』とか、『今日来なかった子は、もうあちらでお腹いっぱい食べた?』などと想像しています。
  相変わらず用心深く、こちらが見ていると、絶対塀の上から降りてこない子たちですが、1匹ぐらいうちの子になってくれないかなぁ…

用心深い白っぽい子
地域猫ではない?

 50日連続で投稿しましたが、ぼちぼちネタがつきましたので、『のらねこ日記』は一旦終了します。
  つたない文章ですが、読んでくださった方、
本当にありがとうございました。
  これからは、『のらねこ日記  いきもの編』として、今まで出会ったいろんないきものについて書いてみたいと思います。
では、また!

  







  


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