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のらねこ日記 ㊽

猫仲間

  自分が子供の頃は、圧倒的に犬を飼っている人のほうが多くて、猫は少数派だった記憶があります。
  でも、ここ10年位は、私の周りにも猫派が徐々に増えてきてうれしいかぎりです。
  以前勤めていた職場の同僚さんも、私が在職中に猫さんをお迎えしました。
  アビシニアンの男の子で、瞳がビー玉のようにキラキラしているので、ビーくんと名付けられました。
  ビーくんは、前のお家で先住猫さんと折り合いが悪くて里子に出された子で、前の飼い主さんから、いろいろと飼育条件を出されたようですが、なんとかクリアして家族の一員になりました。

ビー玉のビーくん

 ビーくんは、見るからに活発な子で、最初の頃は、家族全員が通学、出勤する時に限って、どこかに隠れてしまって、居場所を確認するのが大変だったりしたそうですが、今ではちゃんとお留守番もできるようになりました。
  年賀状には、毎回いろいろなコスプレをしているビーくんの写真がのっていて、
『子猫の頃から慣らしたわけでもないのに、なんでこの子は衣装が平気なんだろう!』と、うらやましく思いました。
  かつて、わが家の猫さんたちにも、服や被り物を試してみましたが、成功したのはケイちゃんの獅子舞いだけで、他の子は全然ダメでした。
  ハロウィンにペット用のコウモリカチューシャを買って、ポン太さんにつけようとした時も、全力で拒否されてしまい、やけを起こした母が自分の頭につけて写真におさまるという珍事も発生しました。
  送ってもらったビーくんの被り物コレクションは、どれもかわいいのですが、たまに、何とも言えない表情をしているものがあるので、『きっと大好きなママのために、じっと我慢しているのかな、健気だなぁ…』と、思うのでした。

申年


ハロウィン


怒りの丑年?




  
  
  








  




  

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