北木西公民館

瀬戸内海のほぼ中央に位置する、岡山県笠岡市北木島町。 明治以降は石材の産地として、近年…

北木西公民館

瀬戸内海のほぼ中央に位置する、岡山県笠岡市北木島町。 明治以降は石材の産地として、近年はお笑いコンビ「千鳥」のボケ担当・大悟の出身地として知られています。 北木西公民館は、島の北部の金風呂(かなふろ)・千ノ浜(ちのはま)地区を管轄として活動しています。

マガジン

  • かなふろ便り 2023年版

    2023年に、北木西公民館および北木島金風呂地区で起こったイベントなどの記事をまとめています。 1年の振り返りに、また、島を離れてしまった方に地域の現状を伝える手段として使ってもらえるとうれしいです。

  • かなふろ便り 2022年版

    2022年に、北木西公民館および北木島金風呂地区で起こったイベントなどの記事をまとめています。 1年の振り返りに、また、島を離れてしまった方に地域の現状を伝える手段として使ってもらえるとうれしいです。

最近の記事

令和4年度文化祭(屋外バザー編)

令和4年11月27日に行われた「第38回北木西ふれあい文化祭」。 今回は、屋外バザー会場の模様をお届けします。 会場準備 まずは会場準備。 餅つきコーナーの準備と合わせた映像も用意しました。 テントを立て、風よけのブルーシートを張っていきます。 地元の漁師さんの重機を借りて、餅つき用の釜や臼も設置します。 料理の仕込み 文化祭当日に販売する料理の仕込み風景です。 なお、コロナの影響を考慮し、喫茶コーナーを除いて飲食物は基本的にテイクアウトのみに制限しています。

    • 令和4年度文化祭(屋内展示編その3)

      令和4年11月27日に行われた、第38回北木西ふれあい文化祭。 今回は、屋内展示場紹介の第3段です。 レジェンド出展者 Kさんの木工細工 「自然の朽木を利用して」というタイトルで毎年出展していただいている、地元のKさんの作品群です。 令和3年度は体調を崩されていたため旧作のみの出展となりましたが、体調が持ち直した今回は新作を交えてのエントリーとなりました。 流木や木の根・木のウロを体や目鼻に見立てて作り上げるセンスと、圧倒的な作品数。文化祭屋内展示のレジェンドとなってい

      • 令和4年度文化祭(屋内展示編その2)

        令和4年11月27日に行われた、第38回北木西ふれあい文化祭。 今回は屋内展示の紹介第2段をお届けします。 手芸作品編 編み物・縫い物などの手芸作品を紹介します。 盆栽・フラワーアレンジメント編 おまけコーナー 屋内展示場には、休憩用のソファーと昔の写真を集めたアルバムを用意しました。 屋内展示編第3段に続きます。 記事ができるまで、しばらくお待ち下さい。

        • 令和4年度文化祭(屋内展示編その1)

          令和4年11月27日、第38回北木西ふれあい文化祭が行われました。 会場は、屋内展示が北木西公民館2F集会室、屋外バザーと演芸ステージが北木西ふれあい広場と分かれています。 今回は地域の方々が手掛けた屋内展示作品を紹介します。 会場レイアウト 屋内会場全体は、こんな感じです。 絵画作品編 布絵やスクラッチアートなどを紹介します。 陶芸・ポーセラーツ編 陶芸作品や、磁器にシールで模様を転写する「ポーセラーツ」の作品を紹介します。 北木石アクセサリー編 アクセサ

        令和4年度文化祭(屋外バザー編)

        マガジン

        • かなふろ便り 2023年版
          0本
          ¥390
        • かなふろ便り 2022年版
          15本
          ¥390

        記事

          「芽吹け、除虫菊!」の巻

          2022年9月16日、一粒万倍日。館長を筆頭として公民館職員を中心に結成された「農芸班」は、除虫菊の種まきを行いました。 昔の北木島は山の頂上付近まで開墾され、除虫菊も育てられていたといいます。今は山も木で覆われイノシシの格好の隠れ家となり、家の近くの畑ですら耕作放棄されるケースも出てきました。 そんな状況下において、除虫菊畑の復活を夢見る我々農芸班。まずは「千里の道も一歩から」ということで、プランターやポットに種をまいて小さな小さなスタートを切りました。 超大型の台風

          「芽吹け、除虫菊!」の巻

          9月「ナンマドル襲来」の巻

          令和4年9月14日、太平洋で台風が発生しました。 令和4年台風14号、別名「ナンマドル」と名付けられたそれは猛烈な勢いで発達し、9月17日早朝には中心気圧910hPa・最大瞬間風速55m/sに達します。 超大型台風の接近に戦々恐々とする日本列島。北木島も例外ではなく、漁師さんたちは何本ものロープで船を係留し、厳戒態勢で臨みます。 9月18日、台風は依然として強い勢力を保ったまま日本列島に接近。自主避難してくる地域の人たちに対し、公民館を開放して対応します。 主事の友野は公

          9月「ナンマドル襲来」の巻

          「北木石アクセサリーを作ろう」の巻

          教室の模様は動画でも公開しています。 令和4年8月と10月、北木西公民館にて2回に分けて「北木石アクセサリー作り教室」が開催されました。 講師を務めるのは、笠岡市内でセレクトショップ"MAMAN"を経営する井本恵梨さん。井本さんが手掛けるアクセサリー作りの模様をNHKの地元局が取材したのですが、その放送を当館館長が見たことにより、講師としてお呼びするに至りました。(MAMANさんのブログはこちら) 「講師一人でも教えられるように」と、少人数での開催となりました。道具も用

          「北木石アクセサリーを作ろう」の巻

          「県道アダプト事業」の巻

          北木島を一周…はしていないけど、海岸沿いに布設され島の主要集落を繋いでいる県道295号線。北木西地区は令和4年度に岡山県からアダプト事業を請け負い、町内有志により地区内の県道の清掃作業をすることになりました。 アダプト事業については、こちらのリンクを参照してください。(おかやまアダプト推進事業) 清掃用具・草刈り機や燃料・作業者への飲料などに補助金が交付されるほか、作業者は県の負担でボランティア保険に加入します。 主な作業対象となったのは、北木西公民館前をスタートし隣接す

          「県道アダプト事業」の巻

          6月「子どもの想像力は無限大!」の巻

          七夕が近づいてきた6月のある日、神島外小学校の児童・教員が北木小学校を訪問し、合同授業が行われました。 3月の記事でもお伝えした通り、北木中学校が休校となっている現在、北木小学校の卒業生は船で神島外中学校へ通うこととなります。「将来のクラスメイトとなる(であろう)両校の児童同士、早い時期から交流を深めて仲良くなっておく」というのも、この合同授業の狙いのようです。 その中で、低学年クラスは場所を北木西公民館へ移し、七夕飾り作りの工作授業を行うこととなりました。 先生による

          6月「子どもの想像力は無限大!」の巻

          5月「グリスロがやってきた Yeah, Yeah, Yeah!!」の巻

          島内の移動手段として、北木島に拠点を構えるNPO法人さんが導入したのが、グリーンスローモビリティ(略して「グリスロ」)。要はゴルフ場などで使われている電動カートですが、市からの補助も得て笠岡諸島を中心に運営されています。(画像はヤマハさんからお借りしました) 北木島では、地区内100円・他地区への移動も200円~(島内の65歳以上の方は無料)という料金設定なので、通院や郵便局などへの交通手段として利用する高齢者も多いです。ちなみに事前予約制。他に予約が入っていなければ、観光

          5月「グリスロがやってきた Yeah, Yeah, Yeah!!」の巻

          5月「晴れた日はパラソルの下で」の巻

          2021年度もコロナの影響により、地域の納涼祭や北木島全域から参加者を集めて行う合同体育祭など、大きなイベントが中止や規模縮小(体育祭は北木小学校のみで開催)の憂き目に遭いました。 北木西公民館としては、イベント用に確保していた予算が浮いてしまいました。そこで年度末に何か有効活用する手段を探してたどり着いたのが、「パラソル購入」でした。(ちなみに発案者は館長) そして、届いたのがこちら。下の白いテーブルセットは、愛育委員会さんが北木西公民館の倉庫に預けているのをお借りして

          5月「晴れた日はパラソルの下で」の巻

          北木西公民館、2022年の振り返り(5月~9月)

          こんにちは。北木西公民館・主事の友野です。このエントリーでは、北木西公民館および北木島金風呂地区の2022年の話題をお届けします。 同内容の記事は、まとめて有料マガジン「かなふろ便り2022年版」(¥390)でも販売しています。内容にほぼ差はないので、マガジンは実質カンパ制みたいな感じです。マガジンの売上は、北木西公民館のWEBサイト(https://kitaginishi-cc.org)の年間運営資金(サーバー代¥5,238・ドメイン代¥2,493・SSL利用料¥990・

          北木西公民館、2022年の振り返り(5月~9月)

          北木西公民館、2022年の振り返り(1月~4月)

          こんにちは。北木西公民館・主事の友野です。このエントリーでは、北木西公民館および北木島金風呂地区の2022年の話題をお届けします。 同内容の記事は、まとめて有料マガジン「かなふろ便り2022年版」(¥390)でも販売しています。内容にほぼ差はないので、マガジンは実質カンパ制みたいな感じです。マガジンの売上は、北木西公民館のWEBサイト(https://kitaginishi-cc.org)の年間運営資金(サーバー代¥5,238・ドメイン代¥2,493・SSL利用料¥990・

          北木西公民館、2022年の振り返り(1月~4月)

          4月「春だ、桜だ、グラウンドゴルフだ!」の巻

          2022年4月、今年も桜の季節がやってきました。 千ノ浜にある旧馬越石材工場跡では、地元のおじさん・おばさんたちがグラウンドゴルフに興じていました。

          4月「春だ、桜だ、グラウンドゴルフだ!」の巻

          3月「たった一人の卒業式」の巻

          令和4年3月18日。旅立ちの門出を祝うには生憎の天気となった小雨降る肌寒い日、北木小学校体育館にて卒業式が執り行われました。 今回の卒業生は、たった1人。本来なら同学年の級友が2人いましたが、諸事情により2~3年前に相次いで家族ごと島外へ引っ越してしまいました。 そして、追い打ちをかけるようにコロナ危機が発生。運動会など多くの行事が、規模縮小や中止の憂き目に遭いました(そんな中で、高知への修学旅行が敢行できたのは奇跡的)。 校長先生や来賓の方々から祝辞を頂戴し、残り5人

          3月「たった一人の卒業式」の巻

          「雛人形がやってきた」の巻

          過去ネタ消化投稿です。 冬の寒さがほんの少し和らぎ、我慢続きの日々にゴールが見えてきた令和4年2月のある晴れた日、北木西公民館の和室に雛人形がやってきました。 館長のお姉さんのために買われた雛人形だそうです。 長いこと仕舞われていたのを、公民館に飾るために持ってきたのだとか。 往時は石材産業で儲けた北木島のこと。娘さんにも立派な雛人形を買い与えた家も多く、この時期には雛人形を飾った家々を巡り歩く風習もあったと言います。 現在は急速に少子高齢化が進んでしまい、雛人形を飾

          「雛人形がやってきた」の巻