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【素材の美味しさを伝える案内役に。まちのお寿司屋さんに行ってきました!】

回転寿司屋のように気軽に家族で行けるお店も良いですが、たまにはカウンターで食べる「回らないお寿司屋さん」にも行ってみたい…という方は多いのではないでしょうか。しかし、こういった回らないお寿司屋さんに対して「一見さんは入っちゃダメなのかな」「値段が高そう」「カウンターで食べるのは緊張する」といったイメージを持っている人も多いと思います。そこで、今回はお手頃な値段で素材にこだわったお寿司を届ける「鮨は~べすと」を紹介します。

暖かさのある落ち着く空間


地下鉄鶴舞線浄心駅1番出口から東へ歩くこと2~3分。弁天通商店街の最東端に鮨は~べすとはあります。住宅街に囲まれたこの通りには、老舗和菓子屋や骨董品に囲まれた喫茶店、地元の野菜を使ったイタリアンなど約40のお店が立ち並びます。その中でも「鮨は~べすと」はお手頃な価格でお寿司を食べることができるお店として、幅広い年代の方々に愛されています。


中に入ると「いらっしゃいませ~!こんにちは!」という店主の加藤さんの元気な声が響き渡ります。席に座るとすぐに店員さんがお茶とおしぼりを持ってきてくれました。きめ細やかな対応で、とても気持ちよく食事ができました。

板張りの壁が印象的な暖かな店内。カウンター席が10席ほど、4人掛けのテーブルが5席ほどあります。


看板メニューは新鮮魚介を使った日替わりちらし丼


「鮨は~べすと」の看板メニューは「日替わりちらし丼」。800円とは思えないネタの量です。(僕は生モノが食べられないので、知り合いが美味しくいただきました)




寿司職人が握るかっぱ巻き、玉子焼きはいつもと違う


私が注文したのが「きゅうりの細巻き」「玉子焼き」です。きゅうりの細巻きはどちらかというと脇役というイメージをお持ちの方も多いでしょう。しかし、は~べすとのかっぱ巻きは、素材の美味さをしっかり主張する細巻きになっていて、大人しい食べ物というイメージが少し変わります。また、玉子焼きは卵の香りとふわふわした食感が抜群です。店長によると、酢飯と一緒に食べたときに完成した味になるように一般的な玉子焼きよりも塩や醤油を少なめにしているそうです。


「茶碗蒸し」はお寿司屋には欠かせない名脇役。出汁の味が利いていてとても美味しかったです。貝やエビなど海鮮が入っていることも特徴です。寿司屋に行ったらどうしても熱々の茶碗蒸しが食べたくなってしまいますよね。




名脇役にこだわってこそ素材が生きる


「鮨は~べすと」の原点は名脇役たちです。店主の加藤さんは「シャリ」、「酢」、「醤油」、「のり」にこだわってこそ寿司の美味しさを創り出すことができる、と言います。例えば、醤油は杉の木樽で2年間熟成された醤油を使っているとのこと。名古屋にある老舗の醤油屋にお願いをして、は~べすと専用ブランドを作るためにお酢・麹・大豆をブレンドして辛さや甘さを調整してもらうそうです。また、研究を重ねてお米は合わせ酢に合う岐阜県産の「はつしも」という品種を使うことに決めた、と言います。

「素材の味を伝える案内役として多くのお客さんに一番美味しい形でお届けしたい」という店主の強い思いを感じました。1000円以下で素材にこだわったお寿司を楽しめるというお寿司屋さんはあまりないと思います。


素材にこだわったお寿司をお手頃に楽しめる「鮨は~べすと」。リーズナブルかつ美味しくお寿司を楽しみたい人はぜひ足を運んでみてください。

鮨は~べすと
住所 〒451-0031 名古屋市西区城西4-29-10
TEL 052-528-5575
営業時間 11:30~14:00/17:00~23:00
定休日 水曜日
★テイクアウトもあります!

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