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はじめてのIoT開発、最初にやったこと

以前の記事で「とにかく小さいサイクルを回す」といった考え方を紹介しました。
しかし、最初の一歩をどう踏み出したらいいかわからない・・・。
そんなことってありますよね。

実際、私たちもIoTデバイス開発の流れは全くわからなかったので
色々と手探り状態ながら進んできました。

本記事ではこれまでやってきたことのまとめです。

とにかく情報収集→行動の繰り返しなのですが
順番としては以下の通りです。

1.人に聞きまくる
2.本を読み漁る
3.ググる
4.デバイスを買って動かしてみる
どれも当たり前なことなのですが、それぞれ気をつけたポイントを書いていきます。

1.人に聞きまくる

ここで注意した点は「誰に」「どんなことを」聞けばいいかを事前に調べたことです。
「こういったことを聞きたいのですが、これは誰に聞いたらいいですか?」
「これを知りたい場合にはどんな聞き方をしたらいいですか?」
「質問する前にこんな資料を作ってみたのですが、伝わりますか?」
「そもそも調べ方合ってますか?」
などなど、まずは身近な人やメンターへ相談してみました。
一発で欲しい情報にたどり着かなくとも、この準備を繰り返していけばゴールに近づけるかと思ってます。

2.本を読み漁る


とにかく事前知識も乏しかったので手当たり次第、本を読みました。
図書館やブックカフェ、創業支援施設には大変お世話になりました。

今は外出を控えていて行けませんが、私たちがよく利用した施設はこちらです。

・STARTUP HUB TOKYO

・TSUTAYA 横浜みなとみらい店

・HAMARU(ハマル)

また、上記で人に聞きまくってお勧めされた本は購入しました。

なかでもリーン・スタートアップの考え方はめちゃくちゃ取り入れてます。


3.ググる

ググる。つまり「googleで検索する」です。
最初にググるのも良いですが、仮説をもって人に確認して
ある程度、本で基礎知識や知りたい情報を得てからググります。

最初はどう検索したら良いか、どんな情報にヒットすれば良いかがわからないので
ググるのは3番目におきました。
人によっては最初から勘所を掴んでググって実装できるのかもしれませんが、
初心者には最初からググることが遠回りかもな?と思いました。

めちゃくちゃ便利なネット社会ですが、誤った情報や不要な情報も溢れてることもあります。

実際、「IoTデバイス作るならラズパイ買わなきゃ!」
と思ってたのですが、全然そんなことなかったです。
ある程度”必要な知識を身につけたら便利で情報を得られるネットに頼りましょう。

4.デバイスを買って動かしてみる


情報収集の4つ目は「実際に動かしてみる」です。
情報収集?と思った方もいるかと思いますが、情報収集です。
なぜなら動かしてみないと正しい情報が得られないからです。

これまで調べてきたことが正しかったのか、正しいとしてもその通りに動くのか、
これらは実物からのフィードバックが1番の情報となります。
※ここでのフィードバックとは、インプットとアウトプットのズレを指します。

そしてデバイスを動かしてみて、次の課題が見つかりうまく動いてくれれば<1>に戻って、
教えてくれた人に報告して、また次へ・・・といったサイクルを回します。

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人によっては「人に聞くのが難しい」と感じる方もいるかと思います。
これに関しては人に聞く際は1から10まで聞くのではなく
「自分はどう考えてるのか」
「これをやったらいいと思うが間違ってないか」
といった聞き方をすると、聞かれる側もストレスなく、いい回答がもらえるかと思います。


上記を実践しつつ、「工場で働く人をまもるデバイス」を頑張って作ってます!



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