優勝賞品の使い道
先日の相撲大会で、優勝した(といっても決勝は時間切れジャンケン勝負)次男が賞品として「ボイスチェンジャー」なるものをもらって帰ってきた。
なんじゃこりゃとは言いながら、電池も付いてて早速使ってみると、これ面白いじゃん。
100均のおもちゃかと思えば¥2000程するもので、YouTubeの音声合成とかワイドショーの証言する人みたいに声が変えられる。
これを使うと何を言っても面白く聞こえる。
そうだ! 人の批判とか、文句とか言いたくなったときにはこれを使って言ったらいいんじゃねぇ? って言って、実際そうやってみるとこれはとても良いかも。
グサッと刺さるようなことを言っても、ちょっとえげつないことを言ってもなにか笑える。もちろん直接本人に悪口を言うということではなくて、そう、陰口的なことになるかな。
そして、自分がそういうことを口にするってことを自分で意識できる。
人の批判をしているってことをしっかり自分で認識できるようになる。
そういった「批判」的なことって言ってる本人あまり自覚なかったりするから、そこをすごく意識できるようになるんだよね。
まぁ私の場合だけどね。
そうやって、子どもと面白がって使っていたら「ボイスチェンジャー」がないときでも批判を口にするときにはそれを意識して、自分でボイスチェンジャーの声真似して言うようになった。
自分の言っている「批判」を「批判」として意識できるようになった。
そう、これまでは自分の発している言葉にそこまでの意識がなかったのだ。
たいした意識もせずになんとなく、その場のノリで、会話の流れで「批判」するような言葉を垂れ流していたのだ。
まだまだ小さな気付きなんだろうけど、ひとつのきっかけとして、とても良い賞品をいただいてきたものだと、感心した。
相撲大会は地元の神様「荒神社(大歳神社)」の神事の奉納として行われるようになったものであるので「そういうことですね」と感謝する私であった。
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