べに

京都に暮らす大学生です。

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    学生最後の夏休み

    学生最後の夏休みの半分が終わった。「最後の夏」という言葉は、やりたかったことを実行するのに良い口実になる。そのおかげかせいか、夏休みと言えど普段よりも格段に忙しくなっている。目まぐるしく過ぎていく毎日では、じっくり考えたり、悩んだりする時間さえなくなっている。 朝から晩まで家を空けていることが多くなり、観葉植物の元気がなくなってしまった。私の気持ちの余裕は、この植物が示してくれていると言っても過言ではない。最近は特に辛い感情があるわけではないが、なぜか常に悶々としている。そ

      • 遠距離恋愛が、終わる。

        私は京都に住む大学4回生だ。今から1年前、大学3回生の1月、東京で就職する1つ上の先輩とお付き合いを始めた。私もすでにそのとき就職先が東京になると決まっていたので、京都と東京での遠距離恋愛を1年間だけすることになった。その1年間の遠距離恋愛を経て、春から同棲を始めることになっている。寂しがり屋で泣き虫な私が、この1年をどう乗り越えたかについて記録しようと思う。 1月〜2月 遠距離恋愛開始前 1月の初めからお付き合いを始めた。もともと先輩ということもあり、恋愛対象と言うより

        • ぐしゃぐしゃ

          数日前から、精神的な不調が続いている。原因がよくわからない。自分の機嫌を取ろうと、休息の時間を作ったり、美味しいものを食べたり、お気に入りの写真を見えるところに飾ったりと色々試してみたが、あまり良くならない。眠れない夜にはなにをして過ごせばいいのだろう。何度経験してもわからない。 精神的な不調を言葉で説明するなら、「ぐしゃぐしゃ」が最も近い表現かもしれない。手に入らないとわかっているのに欲しくなってしまうとか、できないとわかっているけどやりたいとか、やりたくないのにやらない

          • ただの引きこもり日記

            9:00。ぐったりと起きた朝。家で卒論を進めようと思いベッドから出たが、そういう決意は崩れてしまうことの方が多い。気がついたら部屋の模様替えを始めていた。私の部屋には本が多く、本棚に入り切らない。いや、正確には本以外のモノが本棚を侵食しているといった状況である。お薬箱も文房具もガジェット類も、この本棚に置いてある。断捨離は苦手だ。 12:00。そんなこんなで模様替えが終わり、新しいパソコンのセットアップを始めた。6年間使ったパソコンの余命がいくばくもないことを察し、学割がき

            難しいこと

            11月の末になり、急に時間の流れが早くなった。紅葉は散り、人に踏まれた落ち葉は色を失っている。師走の足音が近づいている。去年までは乾燥しらずだった手が、急にカサカサし始めた。 そんなこんなで大学4年生の終盤になり、身の回りの話題がガラッと変わるのを感じる。未だに就職や結婚という言葉は私の中で現実味を帯びない。大人になりたいわけもない。やりたいことも、特にない。大学生活でやり残したことを聞かれたとき、長期旅行などと答えたが、別にそんなにしたいわけではない。何に追われることもなく

            小説のような、汽車のような

            小説は、短編よりも長編が好きだ。 心を揺さぶってくるような作品が良い。 私にとって小説は、自分の足ではたどりつけないところに連れて行ってくれる存在であり、読んでいると自分でも知らなかった自分の感情に気づかされることはよくある。 月に4冊ほどの小説を読むが、金銭的な問題もあり、すべてを手元に残しておけるわけではない。手元に残しているものは、もう一度読みたいと思える作品か、装丁が綺麗なものだ。 これは特に気に入っている小説の記録である。 なお、読書感想文は昔から大の苦手なので感

            頭に響く声

            四方八方から聞こえる蝉の声に思考もままならない。蝉が鳴いているだけで何倍も暑くなる気がする。京都の夏に蝉がいなかったらもっと快適かもしれないなと思いつつ、山の方の地域で育った私は蝉の声にノスタルジーさえ感じている。それにしても暑すぎる。 立て続けに2つ、夏のお祭りに足を運んだ。どれだけ人が多くても、暑苦しくても、お祭りというのは良いものだと心の底から思う。夜の空に浮かぶ提灯と、なぜか魅力的な屋台の食べ物たち。喧騒に包まれながら、数年前の楽しかった思い出を羨望の眼差しで振り返

            思い出せない夏

            ついに冷房をつけた。まだ6月だというのに京都は蒸し暑く、何をするのも気が重い。エアコンの口から出てくる風は、なぜか懐かしさを感じさせる。忙しいようで暇な、気怠いようで楽しいような、いまいち思い出せない夏が頭に浮かぶ。どんなだったか。日記が残っていればいいんだけれど。 深夜のカラオケは混沌としている。翌日のことを考える理性など残っていない状態で眠気と音圧に包まれながら、長いようで短い夜を過ごす。下宿する大学生にとって、友人と朝まで過ごせる場所は、つきまとう孤独感を塗りつぶすの

            鴨川の夜、マジックのお兄さん。

            「鴨川等間隔ってそんなに等間隔でもなくない?」なんて面白くないことを考えている私にも面白い出来事は起きる。いや、私が面白くなさそうだから集まってくるのかもしれない。 ある夜、友達と鴨川でお酒を飲んでいた。いわゆる「鴨チル」というやつだ。四条と三条の間、やや三条寄りの西側。あらゆる大学生がこぞって飲んでいるチャミスルを初めて飲んだ。度数が高いので敬遠していたが、なかなかに美味しかった。そりゃ売れるよな。なんて上から目線で考える。酒弱いくせに。面白くないな、自分。 二人組がポツポ

            大学生の回顧録。

            大学に入学してすぐの頃、授業で一緒になった、違う学部の友達と仲良くしていた。近くの人と話してみて、と授業で言われ、なんとなく話していたら意気投合した。人見知りの私だったが、向こうから来てもらえるなら話は別。連絡先の交換までその日にしてしまった。SNSもつながった。別に友達がいなかったわけではなかったが、その出会いには少しワクワクしていた。コミュニティがかぶっていないのをいいことになんでも話せる関係性が、心地よかった。初めは食堂で一緒にご飯を食べる程度の仲だったが、そのうち授業

            就活体験記

            第一志望の企業から内定をもらった。 大学3回生の12月なので、特に早い時期だと思う。 就活終了ほやほやの私が就活を記録し、今後見返すためにこれを書こうと思う。 就活開始〜春(就活イヤイヤ期) 就活を始めたのは2回生の2月。 始めたと言っても、サイトに登録し、メンターさんと初めて話をしたのがこの時期。 まだ、将来のことを何一つ考えていなかった時期。 就活なんて絶対にしたくないとも思っていた時期。 とりあえず先輩に声をかけられ、「やらなあかんか〜」と重い腰をあげた。 メンター

            靄のかかった

            長引いた夏が一気に消えて晩秋のような気候。シャツにニットベストだけじゃ心もとない。着るの楽しみにしてたのにな。床が冷たいからカーペットをかぶせてあげる。布団にもついでにもこもこの服を着せる。衣替えするのは人間だけじゃない。 ふと外を見ると電線にキミドリの鳥。3羽仲良く、と言いたいけれどほんとに仲良しかはわからない。この前お世話になった美容師さんは、飼ってるウーパールーパー3匹にそれぞれイナリ、シャケ、ガリって名前をつけたらしい。人間は勝手だ。ガリにも愛情注げるのかな。と思う

            大人になること

            つい2か月ほど前、私は20歳になった。改めて考える。「大人」ってなんだろう。20歳になったから急に大人になれるわけでもなく、誰かが「君は今日から大人だ」と決めるわけでもない。見た目が大人っぽいとか、内面が大人びているとか、そういうのが大人なのだろうか。学生じゃなくなったら大人と言う人もいるが、それは形の話だけだと思う。どうしたら大人になれるのか。なにが大人の条件なのか。 時々、自分のやりたいこと、思っていることを主張している人に対して、「幼稚だなあ」と言う人がいる。逆に、い