【伊木ヒロシ名言集】「敵に塩を送る」めちゃめちゃイケてる
ども。kissyeeです。
伊木ヒロシさんの『心に宿る名言』を濃縮還元でお伝えしていきます✨
皆さんに届きますように (。・`з・)ノ
本日の名言(2020.03.08)
「敵に塩を送る」めちゃめちゃイケてる (by 伊木ヒロシ)
今日は歴史ロマンのお話です。
別記事〈「人たらし」に人も集まる。お金も集まる。〉で豊臣秀吉のことを書きましたが、今回はそれよりもう少し前の戦国時代の話。
各地の武将たちが群雄割拠していた頃。織田も徳川もまだまだ小さな勢力でした。
駿河の今川家(静岡~愛知)、甲斐の武田家(山梨~長野)、関東の北条家(神奈川~埼玉~群馬)が同盟を結びます。
(※私の地元は北条家の拠点、相模の国、小田原城付近。当時めちゃ強かったんです。)
下の勢力図ご参照下さいね↓↓
三国とも強かった。戦ったらお互い無傷では済まないので、手を繋ぐことにしたのです。表面上、仲良しこよし状態です。
政略結婚で婚姻を結んでひと安心と思いきや、今川と北条が示し合わせて武田を出し抜く訳です。
「悪いやつや~( `Д´)/」
具体的に何をしたのか?
塩を断つんですね。いわゆる兵糧(ひょうろう)攻めです。
この時代、冷蔵庫なんかありませんから保存食を作らねば食べていけなかった。なので塩は生命線だったのです。太平洋に面した今川家は塩田を持っていたので塩で商いができました。
武田は今川から塩を買っていた。それを絶たれてしまったんです。
「どうしよう( ; ゚Д゚) 生きていけないかも」
そんなとき、越後の上杉家(新潟~富山)が救いの手を差し伸べて、日本海産の塩を武田に送ってやるんですね。
上杉と武田もまた敵対関係にありました。領土争いが絶えなかった。それなのに上杉は武田に塩を送った。ライバルを助けちゃうんですね。
さすが「義」を重んじる上杉。めっちゃ良いやつ!!(という美談なのですが、実際はここぞとばかりにぼったくって儲けた説がw)
かくして武田は息を吹き返し、戦国の世を生き抜いていくのです。
枕が長くなっちゃった(#゚Д゚)アチャー
さて、ここで、上杉が取った行動は戦国の世では掟破りだったに違いありません。当時、彼らなりに武田が居ないと困る事情もあった。(そこは割愛w)
敵ながら、生き長らえて貰いたかった。情けは人の為ならずといって、ライバルを応援することで、自分達の将来のためになることを分かっていたんですね。
作為的ではあるのですが、伊木さんがおっしゃるように「イケてる」上杉さん。
「塩を断って人々を苦しめるとは卑怯なやつや!( `Д´)/」と言ったか分かりませんが、きっと武田は「上杉さんのお陰で今があります。恩に着ます。」と言ったことでしょう。
「敵に塩を送る」がめちゃくちゃイケてること、分かっていただけたでしょうか?
こうした故事を深掘りするのもまた、人間ドラマやロマンがあって面白いですね。皆さんも敵に愛のこもった塩を送ってあげましょう!
今日はこの辺で。
kissyee
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