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【136】マインドフルネス実践 ー 電話が鳴ったら深呼吸する

いつもご訪問頂き誠にありがとうございます。


本日は以下のテキストの実践です。
週替りのワークをこなすことで、マインドフルネスを実践していきます。


Week10は 「電話が鳴ったら深呼吸する」です。

電話が鳴ったら、出る前に今やっていることをやめて、マインドフルな呼吸を3回して心を落ち着けます。
仕事の場合は、せいぜい1回か2回に留めておいた方が良いかもしれません。


また、電話でなくともこんな方法もあります。
目覚ましを53分置きなど長めで半端な感覚で日に何度か設定しておきます。目覚ましが鳴ったら、止めて深呼吸します。


ワークの狙い


電話が鳴ると、大抵の人は「すぐに応えなければ!」と、反射的にそちらに手を伸ばします。
そのため、最初のうちは、「まず間を取って呼吸する」というのが難しく思えることでしょう。


しかし、やってみると落ち着くので、難しい相手に対してスッキリとした広い心で向き合えます。

また、私たちはとかく忙しくしているので、目に見える多くのものを見ていないことが多いようです。

電話が鳴ったら手を止める習慣がつくと、その周囲の状況にも意識することができ、目には映っていたものの、きちんと見ていなかった「今、ここ」に戻ることができます。


このワークの学び


電話が鳴ったら動作が静止されると、同時に心の中も静止します。
身体を動かし続けている状態では、人はたいてい何かを考えています。

しかし、身体が静止すると、それまで漠然と進行していた思考がはっきりしてきます。


この練習には以下の2つの効果があるそうです。

① 動作や会話を止めることによって精神の緊張がゆるむ

② 3回のマインドフルな呼吸によって、身体の緊張がほぐれる


私たちは自分の心の状態を、ゴミ袋のように引きずって次へ進みます。

誰かと不愉快な話をすると、不機嫌な気持ちを、次に電話をかけてきた不運な相手にぶつけることでしょう。
ひとつひとつの電話を新たな気持で受けるためには、少しペースを落とす必要があります。

そのための深呼吸です。それまで身体や心、頭にあったものを追い出し、オープンに澄み切った新しい相手や新しい状況に向き合えます。


今ある感情を手放して、新たな気持で次の出会いを受け止める新しい姿勢が身につきます。

それにより、有害な習慣を是正して新しく健全な習慣を育んでいけるようになるでしょう。

さて、今週の練習は電話が鳴ったら2,3回深呼吸するということですが、私の日々の業務がトラブル解決のための電話なので、原則ワンコールで取るということが求められます。


従って、お客様相手にこれをやるのはそういった意味ではきびしい環境です。せいぜい一呼吸でしょうか。

せめて社内の人からの電話で実行できそうですね。


ただ、電話を取るプロの端くれとしては、どんなにユルユルな状態でも、電話が鳴ったらテンションを一瞬で仕事モードに切り替えるということができるようにはなっています。

それ故にどんな電話であろうと鳴る度に、一瞬仕事モードに切り替えてしまうという職業病とも言うべき状態にもあります。

そんなわけで、夜寝ている時にも電話が鳴った気がしてバッと目が覚めるということもあります。

それがストレスの一因になっているのでしょう。

深呼吸をすることで思考をリラックスさせて電話を取れるようになると、冷静かつ緊張がある程度ほぐれた余裕のある状態を作り出すことができるかもしれません。

一回でも深呼吸できるように意識してみることにします。



ここまで読んで頂き誠にありがとうございました。
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向日葵畑の向こう側


「創作大賞2023」ファンタジー小説部門応募作品です。全編約50000字程度の短編小説となっております。


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