登校拒否からの復活
中学2年の時、不安障害の悪化が原因で、半年間学校に行かなかった。
しかし、同級生のサポートのおかげで無事復活を果たす。
そして、再び学校に通い始めたのだが、そこには絶望が待ち受けていた。
高校入学という奇跡を起こすにはほど遠い状況だった。
半年間授業に出ていないので、学力の低下が著しかった。
元々、英語の教科が全く理解出来ていないので、モチベーションが低下して、登校拒否を起こす前から、他の教科もどんどん成績が下降している状態だった。
そして、今回の件が、それに拍車をかけた形になった。
具体的な点数の推移は以下のようになる。
中学1年1学期 335点
中学1年2学期 290点
中学1年3学期 280点
中学2年1学期 270点
そして、登校拒否明けの成績は…。
中学2年3学期 160点
絶望的な状況…。
この点数に加えて、欠席日数の多さを考えると高校への入学は夢のまた夢だった。
でも、諦めたくない…。
自分でこの状況を突破するプランを考えて、とにかく努力するしかない。
なので、俺は自分に3つの課題を与えた。
①学力を回復させる為に進研ゼミを始める。
②中学3年から、1日も休まずに学校に行く。
③喘息対策としてスイミングスクールに通う。
1年後、俺の考えたプランはすべて成功した。
①進研ゼミのおかげで250点とれるまでに回復した。
②結局、中学3年時は1日も学校を休まなかった。
絶望的な状況に落ちても復活出来ることを内申書の中に書いてある数字だけで判断してもらえる状態になった。
③一年間スイミングスクールに通ったので、喘息が起こらなくなった。
さらに、スタミナも強化されて、高校時代のマラソン大会で好成績を収めた。
そして、これらの課題をクリアした俺は、奇跡の高校入学を果たしたのだ。
不可能を可能にする男、それは俺だ。
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