【お話しましょう】時々ホラーが読み/観たくなる

こんばんは、如月伊澄です。

【前置き】

みなさんは「ホラー小説や映画」は好きですか?
私は好きなんだけど苦手です。特にJホラーと呼ばれがちな、じわじわくる系。洋画ホラーの方が後引かなくていいですよね。

逆に小説は日本のものが好きです、多分映画は相手のペースで見せられるのに対して、本は自分のペースで読めるからだと思います。あと、ホラーって地域色が色濃くなるから、海外のものはいまいち入り込めなかったりします、翻訳を通すのも関係しているんでしょうね。

で、今日のお話なのですが、時々怖い系の本や動画、映画が観たくなる時期ってありません?数ヶ月に一回くらい。

本なら一時期「三津田信三」さんの本を読みあさったり、「澤村伊智」さんの本を読みあさったりした時期があります。

「わざと忌み家を建てて棲む」の「赤い医院」がお気に入りです、じわじわ系なのにどんどんアクセルが踏み込まれていくのがいい。

恒川光太郎さんの「秋の牢獄」も恐怖系ではありませんが、読了感がよくて好きです。

で、今日話題にしたいのが澤村伊智さんの「ずうのめ人形」です。

【ずうのめ人形】


「読むと4日後に死ぬ」原稿を巡るお話です。
この小説を読むことで。読者もその原稿を読み進めていくことになるのが、怖いポイント①。

職場の先輩が「読んで自分の身になんかあったらよろしく」と盛大に死亡フラグを立てていましたが、無事だったのでご安心下さい。
そもそも、私も読んでいるので本当ならこの記事は書かれていません。

いや、本気で信じてたわけじゃないですけど、なんか怖いじゃないですか。

怖いポイント②は「怪異が恐ろしく強い」こと。
創作上の怪異って、ギリギリのラインで解決法があったり、対処できる人がいたり、「とんでもないけどなんとかなる」ことも多いと思うんですね。

そんなものはない。


ラストが後味悪すぎてこの小説はすごく記憶に残っています。
ホラーってこうだよね、救いなんていらないよね?を地で行く一作だと思います。

【おまけ】


昔「ずうのめ人形」の特設サイトがあったのですが、さすがに消えてしまったみたいです。

ページは終わってるのに、下にスクロールを続けられたので「たぶんこれスクロールし続けたら何かでてくるんだろうな」の答えは、二度とわからないまま・・・・・・。

あのページをスクロールし続けたら、どんな演出があったのかご存じの方いらっしゃいましたら、こっそり教えてくれるとありがたいです。




















































特設サイトはこんな感じで広告が終わってもスクロールできる感じでした。


ホラー演出を期待してた方、ごめんなさい!
上にも書いたように自分がびっくり演出苦手なので・・・・・・。

でも、ちょっとわくわくしませんでした?前フリからのスクロール。

おしまい。


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