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ハードボイルドな中華

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通りかかって吸い込まれた町の中華料理店。 その数々の店と料理の記憶です。
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2023年7月の記事一覧

愛知県犬山市「志のぶ」の特製中華そば800円

中華料理を出す店が「食事処」を名乗るように、焼き魚や豚カツなどの定食、あるいは一品料理を…

nakaipoet
10か月前

東京・成城学園前「桂花」の酸辣湯麺1250円(2010年)

PrimeVideoで古い日本の映画やテレビドラマを見るのが好きでして。 石立鉄男主演で知られる「…

nakaipoet
11か月前

【幻】東京・三田「盛香園田町店」のタンメン900円(2011年)

米国出張時、無性に食べたくなったのはそばでも寿司でも天ぷらでもなく、ラーメンでした。 た…

nakaipoet
11か月前
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横浜市「三和食堂」の特製ライス880円

町中華に限らないんですが、古い雑居ビルの地下や2階以上では良いお店に出会う確率が高い気が…

nakaipoet
11か月前
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東京・白金高輪「春来」の野菜炒め定食650円(2012年)

かつてはおかずの代表格だった野菜炒め。 中華料理店でも今や、野菜炒めを注文する客を見かけ…

nakaipoet
11か月前

東京・木場「清華楼」の春巻300円、水餃子450円、牛すじのサンラータン900円、坦々麺8…

時々「別格」の町中華に出会うことがありまして。 「普通がいいじゃん」が根底に流れると思し…

nakaipoet
11か月前

東京・志村坂上「丸福」の餃子500円、炒飯と半ラーメンセット900円

「なぜか同じ道、同じ場所を走ってしまう」のが自転車で走り回る時のちょっとした悩みでして。 ランダムに走っているつもりでも、癖があるんですね、前来た道をまた走ってしまう。 で、ランダムではなく意図的に、目的地と違う方向、通常走るのとは逆の方向に曲がると面白いという発見をしたわけです。 例えば中野駅を目指すときは、ランダムのつもりでも方向は中野方向に曲がっている。遠ざかる方向には曲がらない。 そこをあえて遠ざかる方向、中野と逆方向に曲がってみる。 板橋方向を目指すときにこの方

滋賀県近江八幡市「初雪食堂」天ぷら中華650円(2010年)

ありそうでなかった「天ぷら中華」。 東京・高円寺の「登龍園」にも同じメニューがありました…

nakaipoet
11か月前

岡山市「山富士」のネギ中華750円ともやし100円、げそ天100(2019年)

「昔ながら」が店名につかない、昔ながらの中華そば店です。 ベジポタやとんこつと魚介の合わ…

nakaipoet
11か月前
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【幻】東京・杉並区「芳月苑」のもやしそば700円と焼売550円(2022年)

もやしそば問題は結構、侮れないものでして。 例えば、「もやしそばと横浜名物サンマーメンは…

nakaipoet
11か月前

東京・千川「八千代」の餃子380円、ラーメン550円、炒飯600円

町中華には「陸の孤店」が少なくなく。 最寄りの駅からもバス停からも遠く、大通りからは離れ…

nakaipoet
11か月前
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千葉市「味楽」の五目ソバ650円(2016年)

赤塚不二夫さんや松本零士さんの漫画を例に取るまでもなく、青春と町中華は切っても切り離せな…

nakaipoet
11か月前
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京都市「大龍亭」の春巻250円と四川麻婆豆腐800円

選べるってぜいたくなんですよね。 セットメニューが充実している店が結構、ありまして。 いわ…

nakaipoet
11か月前

東京・三田「宝来軒」の豚肉と野菜の塩炒め定食850円(2015年)

三田といえば「ラーメン二郎」。分かります。 うどんとパスタを足して3で割ったような独特の麺と、塩っけと脂が強い強烈なスープに、タワー状のもやしが渾然一体となった二郎ワールドに魅了された人は数知れないし、私もその一人。 でも、疲れちゃう時がある。すべてが過剰な二郎ワールドに乗れない時もある。そんなときは宝来軒なんかどうでしょう。 豚肉と野菜の塩炒め850円。 優しい味と香りと具材の歯応え。 どうしてこんなにも豆腐が愛しく思えるのか。 小松菜とニンジンと白菜と木耳というな