桐山キラ

書きたいことがたくさんあります。 お付き合いいただけたらうれしいです。

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最近の記事

私の人生への衝撃波

高校卒業後から勤めていた会社を辞めた。 毎日、毎日同じことの繰り返しで息が詰まりそうだったこと、入社してからわかったことだったけど、小学生の時に私をいじめていた先輩が勤めていたこと(お互い気がついてはいたが、部署が違ったので入社してから1回も会話はなかった)、同僚(同性)に恋心を抱かれたこと、ストーカーに付きまとわれたこと、などが重なり、衝動的に辞めてしまった。 幸いなことに、すぐに就職先は決まった。 相変わらず、仕事の掛け持ちをしていたので、両親と顔を合わせる時間も少なく

    • 胃カメラ検査と考えさせられたこと

      こんにちは、kira です。 春ですね。 春だから?年を重ねたから? 涙もろくて困ります(笑 先日、術後1年目のスクリーニングとして、胃カメラ検査を受けました。 受けるかどうか、悩んでいたけど、結局、腹痛の原因がはっきりしないので、追加で受けることにしました。 いつもは『消化器外科』で通院していましたが、胃カメラ検査の場合『消化器内科』を受診しなければなりませんでした。 一番初めの救急外来受診の時、その後の検査、どれも消化器内科で担当していただいていたので、てっきり、見覚え

      • いつまで自分を偽るのか

        近くのATMに向かい車を走らせた。 駐車場に車を停め、抑えていた感情が溢れ出した。 何年かぶりに本気で泣いた。 泣いて泣いて、泣いて。 気持ちを吐き出した。 『なんで・・・』 結局は、「なんで」という思いしかなかった。 私は頑張っていたはず。 どこでどう、間違えた? 一生懸命働いていたのは、私自身のためだったはず。 自分の気持ちを表に出さないようにして、何事もなく平穏に暮らしてきた。 それは将来の自分のためだった。 高校時代の奨学金だって、親に頼らず自分で返済している。 自

        • 私の存在意義とは・・・心が追いつかない。

          高校生になり、自分の自由を自覚して、いろんなことに挑戦をするようになった。 幸い成績は良かったので、先生たちのウケもいいし、生徒会に入って、自分を忙しい中に、自分で連れて行った。忙しくしていると、何も考えなくてもいいし、先生に褒められることも、同級生からも頼られることも増えて、自分の居場所を感じることが出来た。 時々、友人関係で失敗してしまうこともあったけど、継母と義理姉にされたことを思えば、なんてことなかった。 自分に素直でいられた高校生活。 そんな中、えいこさんが出産し

        私の人生への衝撃波

          甘え方がわからない私は開き直ってみた

          自宅を飛び出した私は自転車であてもなく走っていた。 ただ、ひたすら真っすぐに走って、走って、見たことのない景色に辿り着いた。急に不安が襲ってくる。 自分の鼓動が聞こえる。 ふと、顔を上げて周りを見渡してみると、遠くに水平線が見えた。 大きく深呼吸をすると、かすかに潮のような香りがする。 一体私は何に傷ついているのだろうか。 たしかに、母の言うこともわからなくもない。 私は義理姉のように成績がいいわけでもないし、ピアノが弾けることもない。私にお金をかけるくらいなら、義理姉に

          甘え方がわからない私は開き直ってみた

          甘え方がわからない

          継母、えいこさん(仮)と父が再婚したのは私の一言がきっかけだったと、 何年も経ってから言われた。 「お母さんが欲しい」 と、言ったそうな。覚えてないけど。 2度ほど、えいこさんとその娘さんと遊園地に遊びに行った。 えいこさんの作ったお弁当は美味しかったし、娘さんのみこちゃん(仮)も一緒に遊んでいて楽しかった。 久しぶりに父や祖母以外の人が作った食事は本当に美味しかった。 えいこさんといる父が嬉しそうで、きっと、えいこさんのことが好きなんだろうな、と子供ながらに感じていた。

          甘え方がわからない

          自分のルーツを知りたくて

          私には「はは」と呼べる人が3人いる。 生みの「母」、育ての「母」、そして「義母」 生みの母はご健在で、1年に1度、連絡がくる。 育ての母は他界しており、私に影響を及ぼした人。 義母はかれこれ25年の付き合いになる、「はは」と呼べる人のなかでは 一番身近な人。 私自身が母親になり、年齢を重ね、自分について考えた時に、私自身の自己一致のためにもははと母とハハの存在は大きかった。 私が一番頼りたい時には居なかったけど。 生みの「母」は私が小学3年生までは一緒に居たように思う。

          自分のルーツを知りたくて

          手術後の1年後の検査

          こんにちは、kira です。 コロナから回復しつつではありますが、仕事も忙しく、なかなかnoteに向き合う時間が取れずにいました。 まだ味覚、嗅覚障害、それから体の怠さ、時々起こる頭痛、といった後遺症のような症状が残っていますが、日中は仕事で紛れているようで、帰宅してからあっという間に眠くなる日々を送っています。 そんな毎日を送っていながらも、先日の術後1年目の検診のことを記事にしたいと思います。 手術を受けて、1年経ちました。 血液検査は概ね合格でした。肝機能の数値が若

          手術後の1年後の検査

          ようやく復活!いつもの日常が戻ってきました。 味覚、嗅覚は全く無い状態で、何を食べてもわかるのは食感のみ。そしてだるさが取れない・・・とはいえ、いつもの日常が送れることに感謝、ですね(≧∀≦)♬

          ようやく復活!いつもの日常が戻ってきました。 味覚、嗅覚は全く無い状態で、何を食べてもわかるのは食感のみ。そしてだるさが取れない・・・とはいえ、いつもの日常が送れることに感謝、ですね(≧∀≦)♬

          Daily diary(仮)〜日々のこと2〜

          こんにちは、kira です。 先日、コロナに罹患してしまいました。 たまたま、対応したクライアントが後で調べたらコロナ罹患していた、ということがわかり、おそらく、そこからいただいてしまったのかな、と。 一時期よりは患者数も減り、感染症第5種扱い(インフルエンザと同じ)になり、一時期よりは感染に対する恐怖みたいなものは減少してきている、とはいえ、できれば、罹りたくないな、というのが本音だろうとは思う。 実際、本当にいただきたくはなかった。 体調が何となく悪い。 対応したクライ

          Daily diary(仮)〜日々のこと2〜

          病気と治療と、義実家のこと

          こんにちは、kira です。 少し、家族のことに触れます。 夫の父親は、夫が小学生の時に他界しており、お義母さんがひとりで3人兄弟(姉、夫、妹。夫は長男)を育て、しかも、3人とも大学まで卒業。 夫は親戚中から「お前が(この先も永遠に)この家を守れ」と呪文をかけられて、しばらくはその呪縛から逃れられずにいました。 この、お義母さんがいい人で、お義母さんから他人の悪口を聞いたことがない。 そして、天然。なにより、機嫌が悪いところをみたことがない。 だけど、時々出てくる悪気のない発

          病気と治療と、義実家のこと

          流行り病に罹患してしまい、自宅療養中。軽かったのか状態は落ち着いている。 日中、時折自室から出ることがあるのだが、その度になぜか夫が居心地悪そうに振る舞う・・・心配かけているのは申し訳ないけれど、夫が頼りなんだが、そう都合悪そうにされると頼めることも頼めなくなってしまう・・・

          流行り病に罹患してしまい、自宅療養中。軽かったのか状態は落ち着いている。 日中、時折自室から出ることがあるのだが、その度になぜか夫が居心地悪そうに振る舞う・・・心配かけているのは申し訳ないけれど、夫が頼りなんだが、そう都合悪そうにされると頼めることも頼めなくなってしまう・・・

          Daily dialy(仮)〜検診のススメ〜

          こんにちは、kira です。 最近、時間がすぎるのが早すぎる・・・と感じてしまうくらい、仕事が詰まって いて、充実しているといえば聞こえはいいけれど、余裕がなくて、悩む暇もないくらいです。 それでも、こうして画面に向かっていると、充実感の方が勝るこの感覚はありがたいですね。 先日、子宮頸がん検診に行ってきました。 この病気以前から、子宮頸がん検診に1年に1回通っていました。 次男の妊娠時、高齢妊婦ということもあり、子宮頸がん検診を妊娠初期段階で受けたことが始まりです。 その

          Daily dialy(仮)〜検診のススメ〜

          抗がん剤治療〜副作用について

          こんにちは、kira です。 時間が空いてしまいましたが、また、抗がん剤治療中のことに触れて記事にしていこうと思います。 あくまでの、私の場合は、という感じなので、参考までに・・・ 副作用1〜髪が抜ける 比較的副作用の少ない抗がん剤ではありましたが、少しずつ、少しずつ、髪が少なくなっていくのがわかりました。 束になって抜ける、とか、朝起きたら枕に髪の毛がついていた、というようなことはなかったので、マシな方だったと思います。 ウィッグの購入を考えていた時に、市の広報をみてい

          抗がん剤治療〜副作用について

          病気と治療と、息子のこと

          こんにちわ、 kira です。 ここ何日かは、1年前のことを思い出しては、不安定になってみたり、 強く生きることを、声に出してみたり(それだけでもう・・・不安定さが出ているというか・・・。でも、言霊って大事ですよね!) あとは1年後の検診に行ってきました。 取り急ぎ、経過は順調なようです。良かった・・・ 本当に良かった。 思い起こすと、私の入院、手術、治療の時期は 長男の受験と被っていました。 彼には病状から術式など、包み隠さずに伝え、受験もあることなので、 私は協力出来

          病気と治療と、息子のこと

          めずらしく悩んでしまったこと。

          こんにちは、kira です。 退院後の生活の中で、仕事復帰はいつも気になるところでした。 『退院された方へ』 というプリントの中には 「1週間ほど自宅療養で」 みたいなニュアンスのことを書いてありましたが、退院したばかりの私はとてもじゃないけど、社会復帰するにはほど遠い感じがしていました。 退院してから3週間後の診察の時に、仕事復帰について聞いてみたところ、 通常は、というか、私が入院手術した大学病院で同じような手術をした方、もしくは同じ病名で通院中の方のほとんどが仕事をし

          めずらしく悩んでしまったこと。