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水槽の中にある繊細な命(短編小説)

コンテンツについて考えてみました。

最後は命が救われる。

魂が浄化される。

そんなコンテンツがいいなあ。

そして心の赴くまま、短編を書いてみました。

水槽に落ちた名もなき蝶を、息をひそめて見つめている
痩せ細る魂ははかなくて
もがく姿は美しく
壊れそうに繊細な振る舞いに
私は心を奪われる
蝶の動きが止まった時、私はやっと気づくのだ
命が手の内にあったことを
もう取り戻せないことを

言ってることとやってることが全然違うやん! って感じですよね。
まあ、140文字小説はポリシーも無視できる位自由ってことですね。
この感じ、むしろポエムでは、という気もするのですが、書いた本人が「これは小説だ!」と言い張れば小説になるところが、小説の自由で楽しいところ。


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