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人はなぜパインアメを吹くのか。

パインアメ。
吹いても鳴らないことで有名な、黄色くて丸い美味しい飴。

この飴を食す際。
およそ大体の人がこれを口に咥え、鳴らそうと必死に努力するでしょう。

私もそうでスー。

しかし、パインアメは鳴りません。
いくら吹いても空気が穴から漏れていくだけです。
  
そう丁度こんな顔文字のように。

( ´◎`)スー

まぁ、鳴らそうと必死に努力……まではしないものの、
鳴らそうと思ってみる人は少なくないと思います。

実際、鳴らせるお菓子(フエラムネや笛ガム)が存在していますし。

これらのお菓子は音が鳴るのに、
パインアメは音が鳴らないのはどうしてでしょうね?
疑問に思いまスー。

・パインアメが鳴らない理由。

せっかくなので調べてみました。
フエラムネや笛ガムは音が鳴って、パインアメは音が鳴らない理由を。

それはこんな訳からのようでした。

フエラムネや笛ガムには内部に空洞があるので、
息を吹き込んだ時に空気が中で旋回します。
そして穴からまっすぐ外へ出る際に、微細な振動が巻き起こります。
この時に発する空気の振動が、音が生じる理由なのです。

しかし、パインアメにはこの空気の振動がありません。
内部の構造からして、元々音が鳴らないようにできているのです。


ならば、どうしてこのようなややこしい形状なのでしょう?

それは、パイン株式会社の先代社長による
高級で庶民の憧れだったパイナップル缶を、手軽に味わえるように
という想いからでした。

そして発売当初は、このパインアメのトレードマークともいうべき
穴が、開いていなかったとのこと。

飴に穴を開けないと完成品じゃないパイン株式会社より引用)」

どうしてもパイナップルに寄せたかった先代の社長はこう言って、
さらに見た目をパイナップルの輪切りに近づけるべく、穴を開けたのだそうです。

・それでも人はパインアメを鳴らそうと努力する。


構造的に無理があるなら、もうこれはどうしようもないですね。
いつの日か鳴らすのが夢だったのですが……。

しかし、どうも鳴らせるという方も世のなかには存在しているようで……。
努力をすれば音が鳴らせるようになるかもしれません。

何故人はパインアメを一所懸命に鳴らそうとするのか。
=そこに穴があるから。

( ´◎`)スー

※公式Twitterさまより「昨今は感染症対策のため、
パインアメを吹き鳴らそうとするのはご遠慮いただけましたら幸いです」との呼びかけがされています。ご注意ください。


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