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多様なスタッフがいる強み

こんにちは、きりんアフタースクールの森本です。

気づけば1月も後半。すっかりお正月気分も抜けて日常モードです。今日は、先日スタッフとミーティングをしていて感じたことを少し整理してみたいと思います。

このnoteを読んでくださっている方の中には、お子さまを預けてくださっている保護者の方も多いと思います。「へぇー、普段はそんなことをしてるのね」とアフタースクールの裏側を面白がっていただければいいなと思います。

子どもたちの様子をシェアする時間

私たちは毎月定期的に、日々の子どもたちの様子を観て気づいたことをシェアするようにしています。

例えば、この前はこれから保護者の方と面談を控えている子の日頃の様子について感じていることをみんなで出し合いました。

4月から始まり1年も後半に差し掛かってくると、個々の成長がグッと感じられることが多く、どの子についても成長を感じる感想が出てくることが多くなります。

一方で、あえて「今後さらに伸びていくためには」という観点で意見を出すこともあります。どんな関わり方をすれば、一人ひとりの個性を活かしながら伸ばしてあげられるのかを議論する時間です。

このあたりも含めて保護者の方にお伝えすることで、ご家庭と一緒に子どもたちが伸びていく方向を模索していけたらいいなと考えています。

光の当て方で見える部分が違ってくる

スタッフ間で話していて、毎回本当におもしろいなと感じることがあります。

それは、誰が、どの部分を見るかで同じ子でも印象がまったく違うことがあるということです。

ある方向から光を当てると必ず陰ができるように、見える部分と見えない部分があるのです。どの子についても、スタッフと話すことで自分は知らなかった一面を知るということが必ずあります。

だからこそスタッフ間で子どもたち一人ひとりの様子について話す機会をできる限り多く取りたいと思っています。

私の子どもたちへの観方は、私自身が特定の側面しか見えていない「思い込み」や「先入観」かもしれません。

いかに事実をとらえられるか。子どもたちのことを正しく把握し伸ばしていくためにはとても重要なことだと考えています。

異なるバックグラウンドを持つスタッフがいる強み

私自身がどうやって子どもたちのことを把握しているかを少し整理してみると、

①自分自身の原体験(=子どもの頃の経験、人間関係)

②過去に出会ってきた子どもたちからの学び

③書籍等からのインプット

のだいたい3つに分けられると思います。このうちのどれかにあてはめながら、子どもたちを観て感じる自分の感覚を言語化していきます。

①と②は全スタッフがまったく違うバックグラウンドを持っています。育ってきた環境は当然違います。全員が過去に何らかの形で教育現場に携わってきたメンバーばかりですが、観てきた子どもたちや、そこでどんな教育をしてきたかは、それぞれバラバラです。

この経験の違いが、「同じ子を観て何を感じるか」の違いに直接あらわれているんじゃないかなぁと思っています。ある特定の方向に偏らないというのは大きな強みだと思っています。


この強みを活かして、様々な角度から子どもたちに光を当てて、たくさんの光っているところを見つけていきたいです。

そして、保護者の方にもいいところも、今後期待したい成長も含めてお伝えしていこうと思います。

では、また!

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