見出し画像

作文嫌いを減らしたい!~夏休みの宿題解説に塾長が挑む~

こんにちは!
いよいよ夏休みが近づいてきましたね。

夏休みの宿題の一番の嫌われ者…それは作文です。
読書感想文、人権作文、税の作文、社会を明るくする運動作文など…小中学生の時、皆さんはどんな作文を書きましたか?

この夏休みの作文、本当は子どもたちが文章力をつけることが目的なのに、実際はうまく機能していません
今日はその原因と解決策について、教え子たちの様子を踏まえて書きます。

最初の一文が書けない

まず、最初のつまずきポイントが書き出しです。最初の一文が書けません。
これ、原因は2つあります。

1.作文の書き方を知らない
子どもたちに「最初に何を書きたいの?」と聞くと、ほぼ「う~ん…」となってしまいます。

作文は「前置き」か「体験談」を最初に書くとうまく書けることを知らないので、作文を書き始められないんですね。

2.間違えるのが不安
書きたいことのある子でも、「どうやって書けばいいか分かりません」と言って、ちょっと書いては消し、書いては消し…を繰り返します。

これはどうしてなのかというと、作文を書いて誰かに読んでもらって、褒められた経験がないからです。
その代わり、先生に間違いを訂正された経験はその何千倍もあるので…間違ってないか、とにかく不安なんです。

修飾語が使えない

次につまずくのが、適切な言葉選びです。
たとえば、ある中3生はこんな文章を書いていました。

私は小学生の時、林間学校で日光に行きました。学年の子とキャンプファイヤーをして楽しかったです。

中学三年生の作文例

この文章のどこがダメなのかと言うと、「学年の子」の部分です。

「学年の子」って、人間関係がめちゃくちゃ遠い感じがしますよね。
親友なのか、ただのクラスメイトなのか、まったく知らない人なのか…修飾語を使って自分との関係を伝えないと、読み手が読みづらい文章になってしまいます。

これ実は、大人が言われれば理解できますが、小中学生にはなかなか理解できません。コミュニケーションの経験が圧倒的に少ないので、読み手の立場をイメージできないんです。

夏休みの作文で自尊心を削られる子どもたち

こんなふうに、子どもたちは頭を悩ませて、何とか原稿用紙3枚(長いものだと5枚!)もの作文を書くんですが…ほとんどの場合惨憺たる出来上がりになります。

子どもたちも気づいてるんです。自分がどれだけひどい文章を書いているのか。
せっかく書き上げても、「こんなに時間をかけて、俺はこんな文章しか書けないのか…」みたいな気持ちになるんですよね。。

作文の宿題をやることで、作文嫌いになる子が増える。
この状況を、どうにかしたいんです!

私の挑戦

ということで、夏休みの宿題に特化した「作文の書き方解説」を書くことにしました。

noteの更新が滞っていたのはそのためで、最近は毎朝5時に起きて記事を書き、塾HPの作り直しをしています (^^;
まだ作成中ですが、解説動画も作ってYouTubeで公開する予定です。

応援してください!!

実は、私が初めて夏休みの作文解説を書いたのは2021年でした。
塾生が作文の書き方に悩んでいて、でも私は夏期講習で忙しく相談に乗っている時間がとれない…じゃあ記事を書いて読んでもらえばいいじゃないか!と思って書き始めたのがきっかけです。

「税の作文」と「社会を明るくする運動作文」の解説を書いてGoogle検索1位になり、なんとひと夏で10万PVものアクセスがありました。

◆人権作文の書き方

これは今書いている人権作文の解説記事。ここまで作るのに二か月かかりました。

◆税の作文の書き方

こちらは税の作文。少し冗長なのでこれから改修します!

しかし、2022年にはベネッセさんが参入してきて検索順位は下降気味。やっぱり大手企業のSEOは強いです…。

でも、記事の良質さは大手にも負けない自信があります!
(むしろベネッセさんで記事を書きたいです。関係者の方が見ていらっしゃったらよろしくお願いします!!)

私の記事を、これから夏休みの作文に悩むであろう日本中の中高生に届けたいです。
そのために、このnoteを読んでいる皆さまにも協力していただけないでしょうか!

①フォローしてほしいです!
引き続き夏休みの作文の解説記事や、動画解説の告知について書くので、その記事も読んでほしいです!

②この記事をオススメ/スキしてほしいです!
たくさんの人に記事が読まれれば、それだけ全国の中高生保護者や教育関係者に届く可能性が高まります!

今、日本には約600万人の中高生がいます。
アクセス解析によると、去年はこのうちの8万人に私の作文解説を読んでもらうことができました。

今年は動画解説も作り、夏休みの作文をもっと分かりやすく、もっと楽しいものにします。

「作文を書くのは大変だったけど、何だか自信がついた気がする!」そう実感できる教材を作ることを約束します。

どうか皆さま、応援をよろしくお願いいたします!!!


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?