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わたしの身体④低用量ピル

2021年に子宮全摘出手術を受けました。
この機会に婦人科系疾患の経緯や女性の人生と生理について綴ります。
私の主観と経験に基づく内容となります。感じ方や症状は人により異なりますので一つの例としてご参考になれば幸いです。

貧血治療をきっかけに、かかりつけの婦人科で毎年、健診を受けるようになった。30代半ば、癌や子宮筋腫といった疾患の診断はないものの、年々、PMSらしき症状や生理痛の重さ、出血量の増加などが気になりだした。
難しいのは「重い」「多い」は他人と明確に比較できないことだ。
良性疾患を積極的に治療するか否かも日常生活に悪影響症状を及ぼす症状が無い場合、個人の選択に委ねられている気がする。
特に不安な症状が無くとも、早めに「かかりつけの婦人科」を探すことを強く、お勧めしたい。

生理が少しづつ重くなっていることを病院で相談し、「低用量ピル」を勧められた。服用後、出血量が少なくなり、辛い生理痛や貧血が改善された。

「生理に左右されない生活はこんなに楽なのか・・・」としみじみ思った。

私は生理痛や貧血の自覚症状があり、薬を処方されたが、特に病気ではなくとも、出産年齢が上がり、出産回数が減っている現代において、女性の身体をコントロールする為に「低用量ピル」の存在は知っておいて損はないのではないだろうか?
もちろん、薬である以上は副作用はあるので一概にお勧めすることはできないが、サプリや健康食品を取り入れるように選択肢の一つとして有効だと思う。

ピルの服用後、暫く、体調は安定し、生理中の1日か2日間、痛み止めを飲めば日常生活に支障がない程度にコントロールができたのは、今、振り返っても良かったと思っている。


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