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静 霧一/小説
2021年6月25日 20:33
檸檬の甘酸っぱい香りが漂う。私はどうも、恋をしたようであった。◆とある平日の午後のこと。ふらりと外を散歩していると、洋菓子屋の前に行きついた。こんなお店、前からあっただろうか。私はおぼろげな記憶を思い返してみる。確か、ここには定食屋があった。老夫婦が営む、古い定食屋。居ぬき物件ということもあり、店外の様子は、ぼんやりとであるがあの定食屋の残像がある。私は、その懐かしさ
2021年2月5日 20:28
こんばんわ、静 霧一です。最近、見る情景の全てが言葉に変換される病気にかかってしまっているのか、脳が言葉の波で爆発しそうです。小説ばかり書いている私ですが、noteには言葉を巧みに使う方々が非常に多いので、一時筆をおかせて頂き、少しばかり勉強させて頂いたnote記事を紹介させて頂きます。①原井 浮世 さん無駄のない、洗練された日本語の言い回しが非常に上手いです。言葉によって生み出された