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理想とビジョン ーmarimekko アルミ・ラティアー

こんにちは。

自粛生活をしてるとマグカップ新しいのほしいなって思って、マリメッコとかを見てました。北欧になぜか昔から憧れがあって。マリメッコは日本でもとても有名で人気なブランドですよね。

マリメッコは女性社員が中心の会社でデザイナーはフリーランスが多い。
会社とより対等な関係(育休や手当は制度面でも対等!)で仕事に取り組んでいるからこそデザイナーの実力を最大限にデザインが可能、それでデザイナーそれぞれの個性が際立っていながらもマリメッコとしての理念に沿ったデザインがなされていると。

でマリメッコを設立して世界的なブランドに押し上げた女性アルミ・ラティアについての映画「ファブリックの女王」を観てみました。劇中劇というかたちの映画で女優がアルミ・ラティアの本質とはなにかに迫ろうとする。

この映画については賛否両論いろいろですが。

劇中で
「アルミは一貫していない。理想はあった。」
というセリフがありました。
働く上で大事なのはビジョンをどれだけ、またどれだけの人が描けるか、なのかもしれないと感じました。
人間なんて矛盾ばかりの生き物…私は自分でも自分の矛盾に呆れます。
でも理想やビジョンがあればある方向に進むことができる。アルミは「ライフスタイルをつくる」「誰がためにふるまうのではなく、自分らしく」等多くのビジョンがあったと思います。

そしてそれは社員それぞれが持っていた。
例えば、1964年当時、ファッション業界ではロマンチックな花柄が流していましたが、アルミは決して流行にはなびかない、実際の花の方が美しいという考えで「花柄のデザインにはしない」と。
しかし、初期のマリメッコを代表するデザイナーでウニッコの生みの親であるマイヤ・イソラは自己の信念を貫いた。

個人個人、組織、その理想やビジョンが重なりに重なって、世界中で世代を超えて優れたデザイン性を持つブランドとして人に愛されるのではないかなと思いました。

単純に考えてもビジョンを描くことはなにごとでも大切ですよね。
マリメッコは、大胆なプリントづかい、シンプル、ユニセックスなデザインとかなり昔から前衛的だったので驚きました。どれだけ先を見ることができるかも大事ですね、、、。

少し話は変わりますが、マリメッコのオフィスや世界の店舗のデザインは設計事務所imaの設計でとても魅力的で素敵なので個人的に好きです。

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あ、さっきマリメッコのホームページ見たらセールしてましたよ~

ではでは!

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